ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。
10月8日(火)の放送は、茨城県かすみがうら市で昼めし旅。江戸時代、徳川家に献上していたというワカサギや、皮ごと食べられるテナガエビが旬を迎えています。また茨城県は、レンコンの生産量が日本で断トツの1位。その主な産地が、かすみがうら市周辺の地域なんです。そんなかすみがうら市をご飯調査するのは、タレントのウド鈴木さんです
レンコンのトンカツ風!? レンコン農家のフルコース
町を歩いていた女性に声をかけたウドさん。女性からの紹介で、レンコン農家の櫻井和哉さんの家を訪れます。
レンコンの収穫作業をするということで、同行することに。
こちらで収穫しているのは、金澄20号という品種。他の品種と比べて、色が白く、やわらかいレンコンです。
レンコンの収穫という貴重な体験をさせていただいたところで、例のお願いを......。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
妻のなつみさんに確認して、無事交渉成立!
この日とれたてのレンコンを使って、レンコン料理を作ります。
まずは、和弥さんの大好物、レンコンのはさみ揚げを。
① レンコンの皮をむき、1センチ幅くらいに薄くスライスします。
② 豚ひき肉・タマネギ・マヨネーズを混ぜたものをレンコンにはさむ。マヨネーズはふんわりさせるのに入れているそう。
③ 小麦粉と卵とパン粉につけて、トンカツ風に。
④ 180℃の油で揚げたら完成!
続いて、レンコンを使ってもうひと品。
酢を入れたお湯にスライスしたレンコンを入れてあく抜きを。酢を入れることで、色が変わらずキレイに仕上がるのだとか。シャキシャキの食感を残すため、茹で時間は1分。
茹でたレンコンと、スライスしたキュウリ、ツナ、ハム、それをたっぷりのマヨネーズとからし醤油で合えれば、櫻井家特製レンコンサラダのできあがり。こちらは子どもたちの大好物だそう。
余ったレンコンは素揚げに。パリッパリになるまで揚げること3分、レンコンチップスのできあがり。
こちらが、櫻井さん家の昼ご飯。
シャッキシャキの食感を残したトンカツ風レンコンのはさみ揚げ。
レンコンの天ぷらは、塩をつけていただきます。
おやつにもおつまみにもなるレンコンチップス。
茹でたレンコンに、ツナとキュウリとハムが入ったレンコンサラダ。
ご厚意で、ウドさんもレンコンのはさみ揚げをいただきます。
「豚肉の旨みと、レンコンのシャキシャキした食感とほのかな甘み......うまい!」と大絶賛でした。
まさにレンコンのフルコース、ごちそうさまでした。これからもレンコンづくり、がんばってくださいね!
柿農家のご夫婦のあったか家庭料理
引き続きご飯調査。「柿もぎり」の看板が気になったウドさん。
柿農園の中禮正明さんに話を伺いました。実家が柿農園だったわけではなく、以前は気象庁に勤め火山活動などを監視していたという異色の経歴の持ち主。60歳で早期退職し、若い頃からの夢だった果物の栽培を始めたといいます。
現在、後継者がいない柿農園を譲り受け、約400本の柿の木を夫婦で育てています。
今が食べ頃だという西村早生柿を見せていただきました。
ゴマと呼ばれる茶色の斑点が多いほど甘いのが西村早生柿の特徴。もぎたてをいただいたウドさん、「うまい! 気持ちいい硬さですね」と。早穫れの柿は少し硬めのシャキシャキ食感です。
それでは早速、例のお願いを......。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
妻のマユミさんに確認していただき、交渉成立!
晩ご飯の準備ができた頃、ご自宅に伺います。
こちらが中禮さん家の晩ご飯。
手羽先にコンニャク・サトイモ・ニンジンなどが入った煮物は、黒砂糖とはちみつで甘めの味付け。
毎食欠かさないサラダには、トマトとレタスに、鰹の刺身が入っています。
近所の農家さんからいただいたサツマイモ入りご飯。
ウドさんも、ご厚意で煮物をいただきました。「サトイモのこの気持ちのいいねっとりとした食感とともに甘みが......それぞれのうまさを出し合ってる」とウドさん。
これからも夫婦仲良く、柿農園をがんばってくださいね!
「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。