西島秀俊がたけしとスッポンの粉末を試飲「うん、っていきそうになりました!」:たけしのニッポンのミカタ!

公開: 更新: テレ東プラス

mikata_20191002_4.jpg現代日本人の身近に起きる様々な社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント番組「たけしのニッポンのミカタ!」(金曜夜10時)。10月4日(金)は、最近「すっかり見なくなった」モノが残る貴重な現場を巡り、その有難さを称える2時間スペシャルを夜9時から放送する。司会のビートたけし国分太一が、ゲストに西島秀俊村上佳菜子を迎え、都会のど真ん中でロケを決行。「絶滅危機」になっているモノが集まっている場所を巡っていく。

mikata_20191002_10.jpg訪れたのは、有楽町の「交通会館」。1965年開業のこのビルには、回転レストランを始め「昭和遺産」ともいうべきものが数多く残る。そこでたけし、国分、西島、村上がロケに出動し、昭和遺産「交通会館」の秘密と魅力に迫る。

ビートたけしと西島秀俊は、映画「Dolls」(2002年公開)の主演にたけしが西島を抜擢し、飛躍のきっかけを作ったという関係。

まず一行は、交通会館1Fにあり、"大人のガソリンスタンド"と呼ばれるスッポン専門店へ。

mikata_20191002_thum.jpgすっぽん丸ごとをその場で粉砕して作る粉末を試飲することに。誰よりも先に食いつくたけしを見た西島は「率先して飲んでるじゃないですか!」とツッこみを。国分も「どうやら元気になりたいみたい...」と大爆笑する中、たけしがある暴走を始める。お次はいよいよ西島が試飲。その気になる感想は...「うん、っていきそうになりましたよ!」。この意味を知りたい方は、ぜひ番組をチェックしてください。

mikata_20191002_5.jpgそして一行は、神田の老舗甘味処でスイーツを味わう。西島は「たけしさんの作品はずっと見続けている。2週間ほどで打ち切りになった『ソナチネ』も自分は劇場で観ていますから。お客さんは少なかったですけど(笑)」と熱く語り、たけしとの思い出話に花を咲かせようとするが、たけしは「今日(西島が)来たのは、思い出話をするためではなく映画の宣伝をするためだ」と毒づいて一蹴し、笑いを誘う一幕も。また、西島に「なくしちゃいけない」と思うものについて話を振ると、俳優業界の裏側が垣間見える意外な裏話が飛び出す。貴重なトークはぜひ番組で!

【西島秀俊コメント】

――ロケの感想は?
「自分の気づかないところで、失われていっているものがたくさんあるのだな、とわかって、なんとかこれからも残っていってほしいと思いました。職人の皆さんのこだわりも伝わってきたので、今後も機械ではできないようなことが、逆に生き残る力になるのではと改めて感じました」

――特に印象に残ったのは?
「個人的には、(ロケで訪れた)お寿司屋さんを継ぐお弟子さんが出てきて欲しいなと思いました。交通会館ができる前からの、唯一残っているお寿司屋さんということで、継ぎたいという方がいらしたら、ぜひご連絡ください(笑)」

【番組内容】
◆たけしと西島秀俊が行く!都会のど真ん中で"消えゆくもの"探し 

・有楽町 ~昭和遺産・雑居ビル『交通会館』~

【千葉スペシャル】絶滅危機!行列のできる"靴磨き職人"のスゴ技

【おおいたアンテナショップ温泉座】意外なゲストが登場!?

【梅干し専門店うめ八】すっぱさの余り顔が...

【千秋庵】たけしが食いついた和菓子店

【照鮨】赤酢の寿司店、その跡取りは...古き良き鮨店も絶滅危機に

◆創業100年超の絶滅危機密集地帯「神田明神」

「江戸総鎮守」として現在まで親しまれている神田明神。その参道には"超老舗"が立ち並ぶ!

・創業1846年!甘酒の名店『天野屋』...甘酒と甘味を満喫

・創業1899年!草履の製造・卸・販売『胡蝶』

紅白出場演歌歌手も毎年発注する、創業100年を超える超老舗。店のすぐ近くに本社ビルがあり、その地下では職人達が畳に胡坐をかき草履を作る。以前は、作業の多くを外注していたが、職人の高齢化が進み、若手でも70代! ということで、胡蝶では社内での職人育成に力を入れ若手(女性)を育て始めている。

そんな履物作りの職人ワザに西島秀俊&たけしが挑戦!その技の奥深さを実感。さらに、最後にはたけしオリジナル草履を制作することに! 果たして、どんな草履が出来上がるのか?

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◆身近なところで絶滅危機!

・グレープフルーツが絶滅危機!?

より甘いものが求められるこの時代、戦後、砂糖をかけて食べていたグレープフルーツが、気づけば食卓から消えつつあるという。しかも、若者だけでなく、昔よく食べていた年配層にまでグレープフルーツ離れが加速!? 一体、ナゼなのか?そこには意外な理由があった!!

・赤いリンゴが消える!?

我々が慣れ親しんできた「赤いりんご」。その「赤いリンゴ」が消え、最近、完熟した「黄色いリンゴ」が急増中だという。にわかに信じ難い話を聞いたスタッフは、りんごの名産地・青森へ飛んだ。すると、青森のりんご農家で驚きの光景が!なんと、赤いりんごと黄色いりんごを半々で育てているという。そして、りんご農家の口から「りんごは本当は赤くない」との衝撃の発言が! その裏には、「りんご=赤」というイメージを守ろうとしてきた、知られざる農家の努力とそれを維持できなくなった、日本の農家が置かれた切迫する現実があった!

・まだあった!?ポリ茶瓶

かつて駅弁のお供だった「ポリ茶瓶」。しかし缶入り飲料の登場により需要が激減。姿を消したかに見えたポリ茶瓶が、実は今でも意外な場所で生き残っている。その行方を追った!

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・今まさに消えゆく 列車旅のお供「車内販売」

近年、駅ナカ施設が充実!その裏で「車内販売」を終了する列車や新幹線が急増中!! なかには「車内販売 絶滅危機」と嘆く記事まで出る始末...。実際、新幹線に関しては、JR北海道・九州は既に廃止!JR東日本・北陸は大幅縮小...そんな中!車内販売を大切にするのがJR西日本の山陽新幹線! ナゼ残す? どんな魅力が?売り子のワザとは!? JR西日本特別協力のもと、消えゆく中奮闘する、運行中の車内販売に密着。

・山奥の一軒家でひっそりと...絶滅寸前「国産漆掻き&木工」職人の技

現在、日本で流通している漆は、海外産が97%で、国産漆はわずか3%。まさに国産漆は絶滅寸前。そんな国産漆を自分で採って自分で塗り、木の器まで作ってしまう稀有な職人が、京都の山奥にいた!その暮らしぶりと職人技に迫る!

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・解体!昭和遺産「中野住宅」 

JR中野駅のホームから見え、なんだろう?と皆が気になる、歴史を感じさせる古い建物群。それこそが、現存最古級の団地「中野住宅」。67年前に建てられた、当時最先端の鉄筋コンクリート造4階建ての昭和遺産が、今年10月、まさに消えてゆく...。この昭和遺産を、人生の大半を「中野住宅」で過ごした方々に案内していただくと、そこには、かつて昭和の最先端だった暮らしぶりの面影が如実に残されていた!! 

明日夜9時の放送をどうぞお楽しみに!

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