売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。9月26日(木)の放送では、「AV監督村西とおる&人生が激変した女性芸能人スペシャル」をお送りしました。
レジェンド・村西とおるがMAXで稼いだ年商を告白
今年8月、動画配信サービス「Netflix」で、世界190ヵ国にドラマ『全裸監督』を配信。主演・山田孝之の怪演と過激な演出で話題を集めました。その作品のモデルとなったのが、セクシービデオ監督のレジェンド・村西とおるさんです。
村西さんは1984年に監督デビューをし、数々のトップ女優を発掘する不動の人気監督へと上り詰めました。セクシービデオ監督の元祖として過激な演出を作り上げてきた村西さん。その中のひとつ"駅弁"の誕生秘話について語ってくれました。
村西さんは1988年にセクシービデオメーカー「ダイヤモンド映像」を設立し、監督業のかたわら会社のオーナーも務めます。村西さんは当時のギャラについて「1つの作品を撮ると当時は約1億円くらいの売り上げがあった」と振り返ります。
気になるMAX月収をお伺いすると「年商で100億円くらい」とのこと。会社のオーナーだった村西さんはそのお金を使い放題だったそうで、毎月女優さんと5〜6000万円分のお買い物をしていたといいます。「3000万〜1億円稼いでくれている子たちだから」とお世話になっている女優さんにリスペクトの気持ちも込め、現金支給できない分お買い物に付き合っていたよう。しかし、買ってあげたものはお洋服などに限らずヘリポートつきクルーザーやピンクダイヤモンド、リムジンなど、桁違いなものもあったと語ります。
そんな豪遊生活も永遠に続くことはなく、バブルが崩壊したときに抱えた借金は約50億円。売上不振や新規開拓した事業の失敗なども重なり、1992年に「ダイヤモンド映像」は倒産。しかし、監督としての腕に自信を持っていた村西さんは、ヤミ金相手にどうしても返さなければいけない20億円を返すため、セクシービデオの制作に集中。2年間で20億円を完済したと話しますが、その間に撮った作品はなんと1500本。自ら女優と絡みながら撮影するスタイルの村西さんですが、最盛期には2日間で50人の女優との撮影をこなすなどしていると、体に異変が起き始めてしまったそう。
「誰も見たことがない作品」を追求していた村西さんは、ハワイで飛行中のセスナ機の中で撮影をしてしまい、FBI合同捜査チームに逮捕された経験も。そのとき求刑されたのはなんと懲役370年! しかし、5000万円で雇った弁護士が司法取引に持ち込み、村西さんは2800万円の罰金を払って釈放されたそう。帰国できるまでに総額1億円ほどかかってしまったといいます。
伝説的な体験談を山ほど持っている村西さんは、71歳になった今でも現役で監督のお仕事に励んでいます。
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