星野源と心が通じている男...タワシと散歩する”タワシおじさん”44歳:家、ついて行ってイイですか?

公開: 更新: テレ東プラス

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【配信終了日: 10月1日(火)】動画はこちら

9月23日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜3時55分〜放送)では、新宿で出あったタワシ散歩する"タワシおじさん"の家について行きました。

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終電後の新宿、魔法使いのような帽子を被ったまさひこさんは、3つのタワシと散歩をしていました。タワシは妖精のタワッシーだそうで、よく見るとかわいい顔がついておりこの日はクリスマスバージョンになっていました。4年前、白菜を散歩させている人を見かけたことがきっかけで、まさひこさんも何か散歩させたいと思い、野菜やサンダルを経て今のタワシスタイルになったといいます。

新宿ではちょっと有名人のようで、道行く人から「タワシおじさん」と呼ばれ、写真をお願いされることも。

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44歳独身、実家暮らしのまさひこさん。まさひこさんの自室の取材はNGですが、代わりに大事にしているカメタワシを見せてくれました。カメタワシとかは、亀の子タワシで作ったカメ。中でも、亀甲縛りされたカメタワシは、"亀甲縛りおじさん"に施してもらったそうで、「これは家宝」とまさひこさん。"亀甲縛りおじさん"との出会いは"セーラー服おじさん"にもらった亀甲縛りの本とのことで、その他にも"レオタードおじさん"など、次々に"おじさん"の名前が飛び出します。日本には変わったおじさんがたくさんいるようです。

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無理を言って他の部屋を見せてもらうことに。まずは台所。リビングを隠しながら見せてくれましたが、残念ながら丸見えです。2階はご両親が就寝中のため立ち入り禁止。しかし、スタッフが「新宿から所沢までタクシー代が1万2000円かかったのに......」と撮れ高を気にしてぼやくと、まさひこさんは「昔もう1個、僕が生活していた部屋でもいいですか?」ともうひとつの部屋を案内してくれました。

そのお部屋にはびっしりと本が並んだ大きな本棚が。吉本ばなな、夏目漱石、村上春樹など、様々な小説がありました。

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タワシを連れて散歩する理由を聞くと、「タワシを散歩させている光景を見た人の"ペットの散歩をする"という概念が壊れたら、多少インパクトを与えられるかな」とのこと。まさひこさんを見つけて声をかけてくるのは好奇心旺盛な人ばかり。「タワシおじさん」を「面白い」と言う人の方が、まさひこさんにとっても一緒にいて楽しいようです。

止めようと思ったことも何度も。1日に4回も職務質問されたこともあったそうですが、カバンの中身がタワシだけだと知った警察はニコニコになるのだとか。

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まさひこさんがタワシを連れて都内を歩き回る姿は芸能界まで知れ渡っているそう。この日のゲスト・星野源もその1人で、星野が雑誌で連載しているエッセイにタワシおじさんのことを書いたことも。売れなかった頃の星野が渋谷の街でタワシおじさんに遭遇し、その背中から「頑張れ」と応援してもらった気持ちになった、という内容のエッセイで、まさひこさんは「すごく良い文章を書いてもらった」と喜んでいました。

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「誰かに伝われ」という願いを込めて音楽を作っていた星野の気持ちと重なる部分があるというまさひこさん。「みんながニコニコしているのを見るのは楽しい」と語ります。「人を笑顔にしたい」という思いは、音楽もタワシも同じ。この取材を行なったのは3年ほど前ですが、タワシおじさんは今もどこかの街でタワシを引いて歩いています。

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