9月21日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分より放送)では、「ストイック暗記王20 後編」をお届け。
様々な誘惑に打ち勝ちながらお題を暗記し、意志の強さを証明するこの企画。前編では、インパルス・板倉俊之、EXIT(兼近大樹・りんたろー。)が挑戦し、暗記失敗。劇団ひとり率いる「KST(気をそらせ隊)」に邪魔されまくってしまいました。今回は、ジャングルポケット・斉藤慎二、朝日奈央が挑戦します。
最初の挑戦は斉藤から。「劇団四季のミュージカル10作品」を覚えてもらいます。しかし、お芝居をするのが大好きな斉藤は、誘惑に乗っかる以前に暗記中も芝居調。そんな斉藤の元に「セイヤ! セイヤ!」という掛け声とそれに笑う観客の声が聞こえてきました。そして、相方のおたけと太田博久がやってきて、おたけだけ女性ファンに囲まれます。カメラのシャッターを切ってくれと頼まれた太田は、「俺もジャンポケなんだけど......リーダーで、コントのネタを全部作ってるんだけど......」とアピールしますが、どうやらファンは太田にもコントにも興味がないよう。
おたけと太田がいる楽屋にマネージャーが登場。なんと、今後はもともと1人の仕事が多かった斉藤に続いて、「セイヤ!」ネタがウケていることで調子に乗るおたけもピン仕事を増やそうといいます。さらに、「太田さんにはピンの仕事は来ません。そのかわり、パパタレントになってもらいます」とマネージャー。イクメンアピールをし、奥さんの力を借りながらインスタにお弁当の写真を毎日アップする「ジャングルお弁当」を提案された太田は、ジャンポケの今後に飛躍のためと説得されてしまいます。
ジャンポケの未来のために予定していた単独ライブも中止することに。太田が「もうコント作るのやめてお弁当作る! だってコントなんかやったってなんも意味ねぇんだもんな!」と開き直り、おたけが「ハンバーグ弁当食べたい」と言い始める光景に耐えきれなくなった斉藤は、暗記を投げ捨て「いい加減にしろよ!」と立ち上がってしまいます。やっぱり斉藤はアツい芝居に弱いようで、ジャンポケがこれからもコントを続けるように太田に語りかけます。
もちろん斉藤の暗記は失敗。しかし、斉藤はどこか清々しい表情を見せます。スタジオにやってきた太田は、おぎやはぎたちに「池井戸潤の作品のドラマに出てきそう」と演技を褒めてもらい、「あんまり意識してなかったです」と照れます。そんな中、当て馬のような立ち位置になってしまったおたけは微妙な表情。
最後の挑戦は朝日。「バカリズムの単独ライブ最新10公演」を覚えてもらいます。椅子に座ると部屋が暗くなり、架空の女性タレント「夕暮明美(福井夏)」が登場。普通のアイドルやモデルが嫌がるようなモノマネなどで笑いを取って人気を得ている夕暮ですが、本当はバラエティで注目されることは望んでいた仕事ではなかったようです。そんな光景を見ていた朝日はなぜかもう涙目。
売れるために汚い仕事も引き受けて来た夕暮のことを、裏で笑うほかの女性たち。その声に自信を失くしてしまった夕暮は、母に電話をして「私は私なりに頑張ってやってきた。やっぱり朝日奈央さんとは違うのかな」と、目標としている朝日になれないことを相談し始めます。
そこに、ギターを片手に眉村ちあきが登場! モデルを目指して10代から芸能界に入り、気がついたら周りと戦わなければいけないアイドルという職業に就いていた朝日の人生と重なるような歌を披露した眉村。朝日のこれまでの芸能界生活を振り返り、夕暮のことを優しく励まして暗記時間終了!
眉村の歌に感動し、MCの松丸友紀アナやEXIT・兼近たちも思わず涙。暗記を阻止する側の劇団ひとりも「俺、リハでも泣いてるからね」と暴露しました。
今回の放送は、「ネットもテレ東」で限定配信中です。