茶封筒に札束ごっそり! 日本初の1億円選手が、衝撃の賞金の受け取り方を暴露:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

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【配信終了日:9月26日(木)】動画はこちら

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。9月19日(木)放送の「アノ有名人は最近何やってるの?スペシャル」では、プロスポーツ選手史上初の1億円選手・中野浩一が登場し、衝撃の賞金事情など競輪の裏側を大暴露しました。

25歳にして1億稼いだ男! 衝撃的な競輪の賞金の受け取り方

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競輪選手・中野浩一さんは、約40年前、弱冠25歳にして競輪で賞金1億円を稼いだレジェンド選手。当時は、プロ野球選手の王貞治さんでも年俸8000万円と、スポーツ選手にとって1億円は夢のような数字でした。

2020年の東京オリンピックでは競技種目にもなっている競輪ですが、まだまだ詳しくルールなどを知っている人は少ないのでは? そこで中野さんが、賞金事情なども含めて競輪界の裏側をくまなく教えてくれました。

競輪選手がレースの後に受け取る賞金は、年末の大きな大会を除いてほとんど現金手渡し! 競輪場内にある賞金を受け取る部屋「賞展室」に印鑑を持って行くと、茶封筒に入れてその日のレースで稼いだ分の賞金を受け取ることができる仕組みだといいます。一流選手は1レースの賞金が1000万円を越えるなんて当たりまえ。札束がごっそり入った茶封筒を持ち帰ることになるのです。

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中野さんの生涯成績を見ると、1236レース中、1位が666回、2位が221回、3位が101回という、驚きの実力。19歳でデビューしてから4、5ヶ月後くらいには70~80万円稼げるようになっていた中野さんは、それ以来、受け取った賞金を入れている胸元をずっと気にする生活に。誰かとすれ違った後は、必ず胸元を見ること明かし、笑わせました。

大金を若くから稼いでいたこともあり、23歳で家族と一緒に住む100坪の豪邸を5000万円で購入。さらに25歳の時には、賃貸経営用のマンションを2億で購入したそう。

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1977年、日本人で初めて世界選手権で優勝した中野さん。しかし、たまたま同じ日に野球界では王貞治さんが756号目のホームランを打ち、翌日のメディアは世界一になった中野さんそっちのけで王フィーバーで盛り上がってしまいました。

さらに、翌年の世界選手権で優勝したときも、同じ日に王さんが800号ホームラン。後日、王さんに会ったときにそのことを話したところ、「言ってくれればホームラン次の日でよかったのに」と言われたことも明かしました。

また、王さんや長嶋茂雄さんを率いて9年連続日本一「V9」を達成した読売巨人軍の名監督・川上哲治さんとも交流があるという中野さん。雑誌の取材で一緒にゴルフをした際、川上さんにコテンパンに負けてしまい「オッサンに負けてみっともないだろう。川上巨人がV9なら、それだけは破れよ」と、中野さんに10回連続の優勝を約束させた、という粋なエピソードも飛び出しました。

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競輪といえば、速さを競っているのにスタート直後に選手がゆっくりと走るのは、一体なぜ?

400mのトラックを5周し2000m走って着順を競うのが競輪の基本ですが、最初から飛ばしてしまうと1番風の抵抗を受けやすい先頭に着くことになり、ゴールまで体力が保たなくなってしまうのだそう。1人の選手が不利にならないよう、5周のうち残り2周までは抜いてはいけない風除けとなる「ペースメーカー」(先頭誘導員)が先頭を走るのがルール。そのため、レースの序盤は選手みんなの速度がゆっくりなのです。

現在、「東京オリンピック2020」自転車競技の強化委員長を務める中野さん、みなさもルールを知って競輪観戦を楽しみましょう!

この番組は、現在「ネットもテレ東」で限定配信中です。

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