インスタで目立っちゃえ! 人と差がつくワンランク上の「ぬい撮り」のコツ

公開: 更新: テレ東プラス

旅先で、人気スポットで、話題のスイーツとともに......さまざまな場所でぬいぐるみを主役にした写真を撮る「ぬい撮り」。"インスタ映え"が流行語となった2017年ごろからブームの「ぬい撮り」が、今、さらに進化しています。ぬいぐるみをかわいく撮りたい方も、「SNSに自撮りを載せるのは抵抗あるけど、風景だけの写真じゃ味気ないな......」という方も、ただ撮るだけではない、作品としての「ぬい撮り」に挑戦してみませんか。ぬい撮りコラムニストのゆりりーぬさん、ごーやさん姉妹に、ポイントをうかがいました。

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【ポイント1】何を見せたいかを考える

写真の目的によって、どこに焦点を合わせるかが変わります。話題のお店や観光スポットを訪れ、「ここに来ました!」という写真にしたいときはぬいぐるみに焦点を。キレイな景色や建物など背景に焦点を合わせたいときは、ぬいぐるみを後ろ向きにして景色を見ているような写真がオススメ。

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スヌーピーとウッドストックがPEANUTS Cafeにやって来たよ! チュロドッグおいしそ~♪

この場合、スイーツとスヌーピーたちを見せたいので焦点を合わせ、背景はぼかしつつ店内の雰囲気が伝わるような写真に。

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《これがコツ!》
料理と撮影するとき、サイズが大きなぬいぐるみはテーブルに置くと顔とお皿に距離ができてしまうため、テーブルの下から顔を出して撮影。ぬいぐるみと料理が近づき「おいしそう!」「食べたい!」という感じが、より伝わります。

【ポイント2】キャラの性格や関係性を知ろう

ぬいぐるみのキャラクターの性格をよく知ること。元気なタイプは手を大きく開くなど躍動感あるアクション、おとなしいタイプは小さめのポーズにするなど、そのキャラらしい動きや目線で感情を表現しましょう。一緒に撮影するキャラとの関係性も重要です。

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パンケーキ食べたい♪ パンケーキ食べたい♪
あっ、パンケーキ来たよ!
WOW! おいしそう!!!

お待ちかねのパンケーキがやってきた喜びを、サングラスの動きやポーズで表現。

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《これがコツ!》
ぬいぐるみの目線が重要。記念写真ならカメラ目線でOK。「おいしそう!」「食べたい」という感じを出したいなら、料理を見ている目線に。
また、一緒にいるウッドストックは、スヌーピーと一緒に「食べたい」と思っているなら料理目線に、料理に夢中のスヌーピーに驚いている、あきれているなら、スヌーピーを見る目線にすると、感情が伝わります。

【ポイント3】ストーリーを表現しよう

撮影した写真にセリフなどを加工してストーリーを表現すると、より楽しい作品に!

◆写真を加工

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足跡や「GOAL」の文字を入れることで、スヌーピーが一生懸命登っているような写真に。

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他の写真をはめ込み加工。一緒にお昼寝しながら、「おいしかったね♪」と楽しかった思い出の夢を見ている写真に。

◆GIFアニメ

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カメラ、ぬいぐるみの位置は固定して、風でなびく耳など動かしたいものの位置だけ変えて撮影するのがポイント。

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《これがコツ!》
スヌーピーの体勢や、服や耳のたなびく動きで、強い風を表現。このように動きがないと風を感じません。
また、風にあおられている体勢を保つため、スヌーピーの右腕の下に物を置いて支えています。支える物は、財布やポーチなど手元にあるものを利用。

「ぬい撮り」何を用意すればいい?

ポイントとコツがわかったところで、いざ撮影! まずは何が必要なのでしょうか。基本的にはカメラ(スマホ)とぬいぐるみがあればOKですが、ワンランク上のぬい撮りのためにはこれがあると便利!

◆「ぬい撮り」必需品

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こちらが、ゆりりーぬさんの必需品。カメラ、小型のレフ版(光を調整)、セロテープ、結束バンド、ハサミ(結束バンドを切る)、自作の台座。

カメラは、接写のできるもの、様々なアングルから撮影できるよう液晶が自在に動くものが◎ ぬい撮りには望遠は必要ないため一眼ではなくコンパクトさを重視しコンデジ(コンパクトデジタル)を使っているそう。

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《これがコツ!》
ぬいぐるみを支える台座は、ストローと針金を作って自作したそう。
物を持たせるには、セロテープ(毛が短いぬいぐるみ)や結束バンド(毛が長いぬいぐるみ)を使用。大切なぬいぐるみの肌(生地)を傷めないよう注意しながら、丁寧に扱います。

◆小物を使おう!

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100均などで購入した小物を使うと楽しい写真に! パンやお弁当など食べ物を使って屋外でピクニックの写真、ギターなど楽器を使って音楽やダンスを楽しむ写真などアイデア次第!

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《これがコツ!》
屋外での撮影のときは、ぬいぐるみが汚れないよう注意! ハンカチを敷くとレジャーシートのように見えて雰囲気が壊れてしまうため、ぬいぐるみのサイズに合ったコースターや鍋敷きなどを使うのがオススメ。バケツやカゴの中にぬいぐるみを入れてもかわいい♪
また、スヌーピーが手にしているパンは、そのままより英字新聞などで包んで持たせるとキュート。

「ぬい撮り」のポイントと、ちょっと工夫で差が出るコツを紹介しました。すぐに試していただきたいですが、「ぬい撮り」の際には、ここに注意しましょう!

【ぬい撮りの際の注意点】
・撮影に夢中になりすぎて、通行の邪魔になったり、周りの人の迷惑にならないようにすること。
・屋外で撮影する際、花壇や芝生などに踏み込まないこと。また、木の細い枝に重いぬいぐるみをのせると折れてしまうのでNG。現状を壊さないことが鉄則!
・お店で料理などと撮影する際、温かいものが冷めてしまったり、冷たいものが温まってしまっては失礼。さっと撮っておいしい状態で食べること。
・料理と一緒に撮影する際は、ぬいぐるみが食べ物に顔を突っこんでしまうという事故も。倒れないように注意を。

注意点を守って、楽しく「ぬい撮り」しましょう!

【取材協力】
ゆりりーぬさん。ぬい撮りコラムニスト、ライター。ブログやSNSで作品を公開するとともに、ぬい撮り文化やノウハウを発信。「news every.」「スッキリ!!」(日本テレビ系)、AbemaTVの番組の「ぬい撮り特集」にも出演。今回は妹のごーやさんが撮影を担当。

【撮影協力】
PEANUTS Cafe 中目黒
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台2-16-7
営業時間:午前10時~夜10時
TEL:03-6452-5882
HP:https://www.peanutscafe.jp/
ご予約に関するお問い合わせ:reserve@peanutscafe.jp
PEANUTSにゆかりのあるアメリカ西海岸とスヌーピーをテーマにしたカフェ。各フロアごとに異なる雰囲気の空間で、スヌーピーやウッドストックなどキャラクターにちなんだフード&ドリンクやオリジナルグッズが楽しめます。

最新情報はインスタグラムをチェック!

「ぬい撮り」に最適! スヌーピー ポーズぬいぐるみ

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今回、撮影に使用したスヌーピーは、スヌーピーグッズ公式通販サイト「おかいものSNOOPY」の10周年を記念したオリジナル商品「ポーズぬいぐるみ」。数量限定の「限定BOX」が即完してしまい、悲しい思いをしていた方に朗報! 10 月下旬に、通常版が発売となります。自立でき、手足が自由に動かせるので、いろんなポーズをしたり、物を持たせたり、「ぬい撮り」にも最適。コミックシーンの再現や、コマ撮りなど楽しみ方もいっぱいです。詳細はこちら

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また、インスタで「 #スヌーピーポーズ撮り コンテスト」を開催中! ポーズぬいぐるみや、お持ちのスヌーピーのぬいぐるみを撮影してインスタグラムに投稿すると、抽選で5組10名様に、2019年12月にオープン予定の「スヌーピーミュージアム」(東京都町田市)ご招待券をプレゼント! 投稿期間は、2019年8月30日(金)~2020年1月15日(水)午後3時まで。この記事を参考に、スヌーピーのかわいいポーズ撮り写真を投稿してくださいね! 詳細はこちら

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