“秘境駅の達人”「安田大サーカス」団長安田の心を震わせた、海の見える絶景駅とは?: 所さんの学校では教えてくれない!そこんトコロ

公開: 更新: テレ東プラス

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気になる素朴な疑問やお悩みを所ジョージがすっきり解決! 学校では教えてくれない世の中の裏側や知られざる真実をお勉強する「所さんの学校では教えてくれない!そこんトコロ」(毎週金曜夜9時放送)。

人気コーナー「あなたはナゼ秘境駅へ来たんですか?」では、レポーターを務める安田大サーカスの団長安田が、1日の乗降者がほとんどいない秘境駅と呼ばれる駅に降り、利用者が現れるまでホームでただひたすら待ち続けるという過酷な企画。

2014年4月4日放送の土讃線・坪尻駅(徳島県)を皮切りに、2019年9月6日に放送された由利高原鉄道の曲沢駅(秋田県)まで、多くの秘境駅を取り上げてきました。毎回、様々な出会いや人間ドラマを見ることができると、鉄道ファンを中心に好評です。

秘境駅の魅力はいったいどこにあるのでしょう。今や"秘境駅の達人"といえる団長安田が、その魅力を語ってくれました。

海に沈む夕陽が本当にキレイ...団長安田が1日いても飽きない秘境駅とは?

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今でこそ名物コーナーとなった「あなたはナゼ秘境駅へ来たんですか?」ですが、団長によれば、番組当初はかなり不安があったといいます。

「1回目のロケの時は、自分もスタッフさんも手探りでした。ただホームで、いつ降りてくるかもわからない乗客を待ち続けていることが企画として成立しているのかな? と」

しかし、そんな杞憂もロケを重ねることでなくなっていきました。

「秘境駅を利用されている方って、僕たちの想像を超えてくるんですよね。飯田線の為栗駅(してぐりえき)で会ったおばあさんは、本当に仙人のような方で、険しい山道を駆け上げるように進んで、自分もスタッフも全然ついていけないんです」

秘境駅の利用者と団長との交流はこの企画の醍醐味。団長によれば栃木の男鹿高原駅で出会った男子高校生も印象に残っているといいます。

「家から駅まで歩く通学路にクマが出没することもあるって、普通に話すんですよ。お邪魔した家も"これぞ日本の原風景"という集落にあるお宅で、ご家族もみんな良い方たちでした。毎回ロケするたびに驚きと発見がありますね」

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秘境駅の企画が始まってから5年半が経ちました。いまや団長の元には、全国の鉄道ファンからさまざまな声が届くそうです。

「おかげさまで、鉄道ファンの方にリスペクトされている部分もあります。『休みを利用して電車や車で秘境駅を訪れる人は多いけど、ホームに丸一日いるのは団長さんぐらいです』との声をいただきました。JRの職員の方からは『列車を見送る際の敬礼は手のひらを見せないようにした方がカッコいいですよ』とアドバイスをもらってます」

番組を通じて"秘境駅の達人"となった団長。一度は訪れるべき秘境駅を尋ねると、返ってきたのは、青森県の驫木駅(とどろきえき)。

「ホームからの景色が良くて、一日中ずーっといてもいいと思った駅です。木造の駅舎もいいんですけど、海に沈む夕日が本当に綺麗で...。ぜひ行ってもらいたいです」

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JR青春18きっぷのポスターにも使われた、海が見える絶景駅は"秘境駅の達人"の心をも震わせたようです。

次回の「あなたはナゼ秘境駅へ来たんですか?」は、9月20日(金)夜7時から放送。団長安田が訪れる秘境駅はいったいどこなのか?

どうぞお楽しみに!

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