正論を振りかざす女、マウントを取りたがる女、権力者と寝る女...一筋縄ではいかない女が巻き起こしたトラブル

公開: 更新: テレ東プラス

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嫉妬、陰口、マウンティング......女性同士の人間関係は、とかく面倒臭いもの。女性は3人寄ればもめると言われていますが、職場で、学校で、ママ友同士で、実際にはどんなイザコザが起きているのか!? リアルな体験談を聞くべく、20~40代の4人の女性による座談会を実施。女だらけの"円卓会議"で、「一筋縄ではいかない女」が巻き起こした女同士のトラブルについて赤裸々に語ってもらいました。

《女だらけの円卓会議メンバー》
R花:(20代) ウエディング業界勤務
H菜:(30代) デザイン会社勤務
S美:(30代) パート主婦・二児の母
T子:(40代) 出版社勤務

人の気持ちはおかまいなし! 正論を振りかざす女

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R花「職場に、とにかく正論ばかり言う子がいたんですよ。例えば、ある子が事情があって担当していた仕事をできなかったとき、みんなはその子の事情を慮って『大変だったね』『仕方ないね』って声をかける中、その"正論女"だけは『自分の仕事は自分でやっておいてください』とピシャリ。思いやりも何もない。その通りなんだけど、できない場合だってあるのに......。誰も反論できないことを言うんですよね」

H菜「うわっ、それ何も言えなくなる。その正論女には、どう対処してたの?」

R花「その子は、とにかく強くて誰も反論できなかったんですよ。周りのみんなが優しくて、その子の言うことを聞いてしまったがゆえに助長させてしまった部分もあったと思う。しかも、彼女は人には厳しいくせに、自分のやりたくないことはやらない人で。掃除がやりたくないから『腰が悪くて掃除機かけられないんです』って言ったり......」

S美「えー! 何それ! 主婦の立場から言えば、腰悪くたって掃除機かけるよ」

R花「『掃除をしない代わりに、みんなができないようなメールの整理をしておきます』とか言い訳もすごくうまい人で、みんなが抑えつけられちゃって」

T子「正論を言う人って、言うからには自分でもやることはちゃんとやるものじゃないの? それは正論を言ってるんじゃなくて、都合のいいように正論を振りかざしてる感じだよね」

R花「その子もやるべきことはやる子で、言うことも正しかった。ただ、"正しい"ことがすべてじゃなくて、状況によって臨機応変な対応をすることが大事なんじゃないかなって」

H菜「正論を押し通すという話で言うと、私の職場では社長がヘビースモーカーで席でスパスパ吸っているような人だったんだけど、ある女性社員が、タバコがどれだけ人に害を与えるかという受動喫煙の危険性をデータにして渡した子がいたよ」

T子「それでどうなったの?」

H菜「それがきっかけで分煙になったの」

S美「それは正論が良い結果を生んだんだね。正しいことを言うのは、とても大事だと思う。ただ、人の気持ちも慮って言わないと......」

R花「そうなんですよ。正論って正しいけど、時には人を傷付けるから。人にはそれぞれ事情があるし、能力の違いもあるし、自分の中の"正しさ"だけを振りかざすのは違うよね、と。そういう彼女の存在が職場のストレスになってしまって、大変だった」

T子「仕事の上では自分の主張をする必要があるけど、周りの気持ちも尊重しないといけないし、難しいところではあるよね」

ママの世界も大変! マウントを取りたがる女

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S美「ママの世界もいろいろあるよ。うちの下の子が通ってる保育園にボスみたいなママがいて、保護者全体がカースト制みたいになってるのよ。ボスママが全部仕切ってるから、誰も逆らえなくて。そのボスママと手下みたいなママたちが他の保護者たちにマウント取ってる状態。しかも、ボスママたちの子に限って、ヤバいのよ(笑)」

H菜「自分の子の教育はできてないんだ(笑)」

S美「クラスにちょっと乱暴な問題児がいて。ただ、その子が暴れるのはボスママの子がちょっかい出したことがきっかけだったりするんだけど、なんでもかんでも『乱暴な子の方が悪い』みたいなことを手下たちに言われてるのが気の毒で。ボスママは『うちの子はやさしくて何も言えないから』とか言うのが、また腹立つ!!!」

T子「"カエルの子はカエル"って感じがするね」

R花「子供が学校で何か問題が起こしたとき、先生がその子に事情を聞こうとしたら呼び出された親が代わりに全部しゃべっちゃうってこともあるみたい」

H菜「今、"叱らない子育て"って話題になってるよね。子どもが騒いだりしても叱らない、とか」

S美「それって、どうかと思うよね。叱れない親が多いんだよ。"怒る"と"叱る"は違うの。"怒る"は、感情だけでものを言っちゃうこと。なぜこれをしたらいけないのか、理由を言えるのが"叱る"。自分の子供を説得できないというか、どうしてこれをやっちゃいけないのか、なぜ今これを注意されるのか、その理由を言えない。怒っても、子供には何も伝わらないんだよ。『先生が見てるからやっちゃダメ』みたいな注意の仕方じゃなくて『こういうことをしたらどれだけ危ないか』ということをキチンと教えないと」

気に入らない女を排除しまくる! 権力者と寝る女

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T子「うちの雑誌の編集部はチームで仕事をしていて、班を取りまとめる人と、メンバー3人で4人のチームなんだけど。新しい女性が入ってきて、女性4人で仕事することになったんだよね。最初はみんな仲良くしてたのに、前からいたうちの1人と新しい子がぎくしゃくするようになって。しばらくしたら、新しい子とぎくしゃくしていた人と、班を取りまとめる人が、別の部署に飛ばされちゃったのよ」

S美「なんで?」

T子「後になって分かったんだけど、新しく入ってきた女が編集長(男性)と寝て、自分にとって邪魔な2人を飛ばしてもらってたのよ。社員じゃなくてフリーランスだから、仕事が増えると収入も増えるの。だから、その女も自分の仕事を減らすライバル的な存在はいなくなってほしいと思ってたんだよね」

R花・S美・H菜「うわ~!」

T子「おかしいと思ったから、編集長に直接聞いたの。『なんで2人を飛ばしたの?』って。そうしたら『だって、彼女が泣くんだもん』と......女の言いなりになってた」

R花「編集長とその女、どうなったんですか?」

T子「その後、班を取りまとめる女性が新しく入ってきて、編集長の愛人になったその女と組むことになったのよ。この2人がうまくいかなくて、バチバチやり始めちゃった。そしたら、班を取りまとめる女性の方が飛ばされて......」

S美「それも編集長に泣きついたんだ(笑)。カラダで仕事取る女って本当にいるんだね」

T子「そんなことを繰り返してるうちに、今度は男性が入ってきて。しばらくしたら、彼とその女が結婚したんだよ(笑)。しかも、彼は既婚者だったから離婚させて」

R花「略奪愛! すごいオチ(笑)」

T子「その女、色気はあるってことなんだよね。男にボディタッチしたり、常に男を誘ってる感じなのよ。それだけのテクニックを使っている割には、結婚相手として選んだ男は微妙だったけど(笑)」

H菜「なんだかな~。そういう女に手玉に取られちゃう男が多いんだね」

S美「結局、その女もアレだけど、男にも問題ありだよね。なぜ見抜けない!」

T子「『女の敵は女!』ってよく言うけど、男が絡んでくると面倒臭くなるよね」

H菜「そうそう。私、面倒はさけたいから、仕事上ではどの人とも適度な距離を保って、深い入りしないようにしてる」

T子「それ正解かも!」

リアル体験談を語ってもらいましたが、もっと女のドロドロを見たいなら......!? 女が怖くなる極嬢(ごくじょう)サスペンス、土曜ドラマ9「W県警の悲劇」(BSテレ東 毎週土曜夜9時放送)がオススメ。女性警察官のトップに立つため、成り上がりを画策する女性監察官・松永菜穂子(芦名星)と、様々な闇を抱える女性警察官との女の心理戦が見どころです。これまで「許さない女」「したたかな女」「溺れる女」「一途な女」「欲望の女」という一筋縄ではいかない女が登場しましたが、今回の女は!?

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9月7日(土)放送の第6話は、鈴木砂羽ふんする6人目の女「惑わす女」が登場! "円卓会議"(県警本部の幹部たちの集い)より暴力団担当の女刑事がヤクザと恋愛関係に陥っているという情報があり菜穂子に調査するよう指令が下る。警察官とヤクザとの恋愛など許されない。大スキャンダルだ。菜穂子が女性刑事・高寺小百合(鈴木砂羽)を呼び話を聞く。高寺は1人の人間として純粋にその男を愛していると言い愛を貫くという。

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