デスクを丸ごと持ち歩くバッグ。「ひらくPCリュック」があれば、どこでもオフィス。

公開: 更新: テレ東プラス

持ち歩くオフィス。持ち歩くスタジオ。

この「ひらくPCリュック」(2016年のグッドデザイン賞を受賞した「ひらくPCバッグ」シリーズ最新作)を使ってみた感想がまさにそれでした。

カフェにいても、ホテルにいても、ひらけば自宅、ひらけばオフィス、ひらけばスタジオです。

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ブラックで統一されたミニマルデザインを別にすれば、第一印象は"普通のコンパクトなリュック"でした。しかし、そんな決して大きくない見た目にも関わらず、中は広々。

15インチのMacBook Proも、iPad Proも、それらの電源アダプターやモバイルバッテリーも、Apple Pencilも、500mlペットボトル(水没注意!)も、ヘッドフォンも、iPhoneも、定期券も、ミラーレスカメラも余裕で収納可能です。

もちろん、収納力があるだけのリュックなら他にもたくさんあります。では、この「ひらくPCリュック」は何が違うのか?

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それは二等辺三角形をベースとしたフォルムが実現した、自立。

普通のリュックは重いPCなどを入れると重心がずれて倒れてしまいがちですが、この「ひらくPCリュック」は中心に重心が寄るため、机の上でも安定して自立するのです。

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そんな自立性と、このかゆいところに手が届く"仕切り"のバランスが絶妙なんです。

これによって「ひらくPCリュック」は、バッグであると同時に"ペン立て"のように機能します。

具体的な使い方は次の通り。

1.「ひらくPCリュック」で仕事に必要なツールをすべて持ち歩く
2.机の上に立てる
3.都度使いたいツールを「ひらくPCリュック」から机の上に取り出す
4.使い終わったら「ひらくPCリュック」の元の位置に収納する

これによって、どこでも同じ作業環境が実現できるだけでなく、自宅やオフィスのデスクも常にすっきりと整理整頓できるのです。

hiraku_20190906_04.jpg画像素材:PIXTA

すっかり定着したノマドワーカーはもちろんのこと、会社が固定席を持たないフリーアドレス制を導入しているオフィスワーカーにもおすすめです。

"「作業が終わって、机の上を片付ける」という概念が無い"というメーカーの宣伝文句はまさにその通り。

ものをなくしたり、忘れ物をしたりすることが多い人にとっては、救世主のようなバッグかもしれません。

重いけど、重くない。デスクだけでなく、移動時にも至れり尽くせりか!

hiraku_20190906_05.jpg画像素材:PIXTA

しかし、仕事道具一式を持ち歩くと、どうしてもバッグが重くなってしまいます。

実際にフル装備を入れた「ひらくPCリュック」を持つとかなり重い。重いんです。

でも、背負ってみると、不思議と重くない...。なぜ?

おそらくバッグの重心やベルト部分などのバランスが良くできているんだと思いますが、理由は不明。これはぜひ体験してみて欲しいバランス感覚です。

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そして移動中に便利なのが、バッグの上部を折るようにして少しだけ開くことができる機能。

しかもそこにはメッシュポケットがあるため、名刺入れや文庫本など"移動中や立ったまま取り出したいアイテム"を入れておくと最高に便利です。

突然の名刺交換タイムにリュックをガサゴソ手探りするのは、かなりストレスフルですからね...。

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そして地味に便利なのが、底部にあるメッシュポケット。

バッグ内のモバイルバッテリー用の仕切りからケーブルを通せるので、スマートフォンの充電にも便利。ベルトを片方の腕に通した状態でくるっと前に持ってきやすいフォルムなので、メッシュポケットも立ったまま簡単にアクセスできます。

鍵や定期券を入れておくのにも便利だと思います。

考え抜くだけで、リュックはこんなにも使いやすくなる

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正直「リュックはリュックでしょ」と半信半疑だったのですが、使ってみると目から鱗。まだまだリュックが進化できる余地を持っていたということに驚かされました。

もちろん、ここまでデジタルガジェットを持ち歩くことが当たり前になる以前の時代なら、この「ひらくPCリュック」はそこまで使い勝手の良いバッグではなかったかもしれません。

しかし、今はもう誰もがそれらを持ち歩いている時代。クラシック/定番と言われるスタイルも魅力的ではありますが、こうした新しいリュックを選ぶのはとても合理的な選択であるように思わされました。

ぜひ各ブランドともに、こうした現代的なライフスタイルを追求した新しいバッグを作っていってもらいたいものです。

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