命名は「キャプテン翼」から! ポーランドで暮らす、日本でもわずか115頭の希少な日本テリア:どうぶつピース

公開: 更新: テレ東プラス

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8月30日(金)に公開された第112弾(犬編)では、世界中で人気の日本犬の中でも頭数が少なく、日本でも115頭しかいない希少な犬種をご紹介。その貴重なワンちゃんが住んでいるのはポーランド。一体どんなワンちゃんが登場するのでしょうか!?

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まずは首都・ワルシャワでペット事情を調査。街を歩いてみると、ワンちゃんを連れている人の姿が目立ちます。実は、ポーランドはEU国内でも犬の登録数が4位の愛犬家の国。そんなポーランドの公園の池で泳ぐ柴犬も発見しました。

そんな日本犬愛溢れるポーランドで飼われている珍しい日本犬が住んでいるのは、ポーランドから車で4時間ほど行ったところにあるチシェという村。一体どんな人が飼っているのでしょうか。

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犬種は日本テリア。日本原産の犬としては唯一のテリアで、黒い頭と白い体を持っているのが特徴です。二度の戦争で絶滅寸前まで減少してしまい、日本でも馴染みの薄い日本テリア。そんな日本テリアが、4匹も! しかも名前は、「キャプテン翼」から命名したという「ツバサ」をはじめ「ビャクヤ」「フジサン」など、日本に関するものに由来。やはり日本が好きだったから、日本テリアを飼うことになったのでしょうか?

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実は、日本テリアを飼うまでは日本や日本テリアのことは知らなかったという飼い主さん。「ポーランドにいない犬種にしよう」とインターネットで情報収集をした結果、日本テリアの画像を発見し、一目惚れしたのだそう。

すぐにブリーダーに連絡するも、日本国内での頭数も少ないため、国外に出せる日本テリアはいなかったそう。しかし、飼い主さんは諦めず、ヨーロッパ中のドッグショーに顔を出し、日本テリアを飼っている人を探したのです。

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情報を集め続けること1年、チェコで日本テリアの子犬を飼っているという人の情報を聞きつけ、翌日には700km先のチェコまで日本テリアを引き取りに行くことに。このとき、ポーランドに初めて日本テリアがやってきたのです。

その後も日本テリアの可愛らしさに魅了され、それまで興味のなかった日本を訪れるまでになった飼い主さん。まさに日本テリアがつないだご縁ですね☆

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さらに、日本テリアと暮らすため、庭付き一戸建てを購入したのだそう。ご飯が欲しくてベランダから台所に跳ねる日本テリアたち。飼い主さんはこの光景を見るのが最高の幸福なんだそう。1枚の写真でポーランド人男性の人生を変えてしまった日本テリアなのでした。

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