キーホルダーなどに! 弁当箱のふたでできる”自作プラ板”

公開: 更新: テレ東プラス

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誰もが学校の授業などで、一度は作ったことがあるだろうプラ板が、今再び大人気となっています。専用のプレートでないと作れないと思いがちですが、実は使い捨ての弁当箱のフタを使えば、簡単にプラ板が作れちゃうんです!

どんなフタを使えばいいか、オーブンでどのぐらい温めるのかなど......。今回は気になる疑問を解決しながら、自作プラ板に挑戦してみました。

そもそもプラ板って何?

プラ板とはプラスチックの板の略語。そして、それを使った遊び自体を指す言葉のようです。

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最近では百均でも手軽に手に入るようになりました。以前はプラ板というと透明なものしかありませんでしたが、現在では白いタイプも発売されています。

プラ板の作り方をおさらい

さて、弁当箱のフタを使う前に、まずは市販のプレートを使って、プラ板作りの勘を取り戻してみます。一般的なプラ板作りの工程は以下の通りです。

1.プラスチックの板に、油性マジックで好きな絵や文字を書く

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2.クシャクシャにしたアルミホイルの上に置き、オーブントースターで温める

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縮んだら取り出して、温かいうちに雑誌などの平らで厚みのあるものに挟み、しばらく置いて凹凸をなくせば完成!

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弁当箱のフタ、どんな材質のものを選ぶといい?

無事にナナナのプラ板が完成したところで、ここからは弁当箱のフタを使ったプラ板づくりに挑戦したいと思います。

まずは、市販のプラ板の材質を調べてみたところ、「OPS」や「ポリスチレン」と書いてありました。

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「OPS」とは二軸延伸ポリスチレンのことで、簡単に言うとポリスチレンシートを加工して強度を増したもの。使い捨て容器として、スーパーなどの惣菜の容器、コンビニ弁当などに使われています。

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プラスチックの弁当箱の材質を見ると、「プラ」と書いた下に「PET」や「PS」と書いてあります。プラ板を作る場合は「PS」と書いてあるもの、つまりポリスチレン製の弁当箱を選びましょう。

弁当箱のフタでプラ板は作れるか?

では弁当箱のフタを使って、実際にプラ板を作ってみましょう!基本的な作り方は一般的なプラ板と一緒です。

1.PSと書いてあるプラスチックの弁当箱を用意します。

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2.弁当箱のふたに、油性マジックで好きな絵や字を書きます。

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3.予熱しておいたオーブントースターで30秒ほど温める。箸で取り出し、本など厚みのあるもので挟んで反りを直せば、ナナナの友だち・ハチのプラ板ができあがり!

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今回は百均で購入した使い捨て弁当箱を使用しました。もちろん、ポリスチレン素材であれば、市販の弁当などの空容器も使えますよ。ただ、オーブントースターで温めた時、工作用のプラ板よりも比較的に反り返りやすかったです。縮んだらすぐに割りばしなどで取り出して、本で重しをして平らにならすとよいでしょう。

実は弁当箱自体もプラ板になる!

ここでふと気になりました。ポリスチレン素材であれば、色付きや柄付きのものでも、プラ板になるのでしょうか?さっそく試してみたいと思います!

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弁当箱をそのままトースターで温めたところ、いびつな形ではあるものの、ちゃんとプラ板になりました。なんだか弁当箱のミニチュアみたいでかわいいですね。気に入った柄の部分だけカットして温めれば、アクセサリーにもなりそうです。

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まとめ

実際にやってみたところ、ポリスチレン素材の弁当箱でも、プラ板が作れることが分かりました。温める前にパンチで穴を空けておけば、リボンやひもを通すだけでオリジナルキーホルダーも作れますよ。

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