槙原寛己が語る長嶋茂雄との思い出...「巨人のMは客席の女性をチェックしている!」

公開: 更新: テレ東プラス

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【配信終了日:9月3日(火)】動画はこちら

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分)。8月27日(火)の放送は、ゲストに槙原寛己が登場。

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読売ジャイアンツで投手を務め、引退後は野球解説者として活躍している槇原。地元は名古屋だという槇原ですが、どうしても東京に行きたかったため、ドラフトでは巨人かスワローズ、横浜のベイスターズから声をかけてもらうことに期待していたといいます。

現役時代、怖い先輩だったのは中畑清など。当時は女性アナウンサーが球団の取材に来るようになった時代で、女性アナとちょっと話していただけで先輩に「チャラチャラしてんじゃないよ!」と怒られていたそう。しかし槇原は、「女性アナウンサーにインタビューされると緩んじゃう」と、才色兼備な彼女たちにメロメロだったようです。槇原の下の世代から女性アナウンサーと結婚する選手が急増。今もコーチとして活躍している元木大介は、客席の女性をチェックするほどチャラさは健在だと話します。

鶴瓶が「ギャンブルは好きなの?」と問うと、槇原は「好きですね〜」と即答。新婚旅行で行ったラスベガスでカジノに没頭してしまい、奥さんが持ってきた財布を奪うように取って走り去ってしまったことを、今でも「最低!」と責められるそう。年に1度、オフシーズンにはカジノのために旅行へ行くようになり、勝っては大金を賭けて負け...の繰り返しだといいます。

たくさんのお給料をもらう野球選手は、現役時代に並外れた金銭感覚を培ってしまうため、引退後が不安になってしまうとのこと。「年俸がすべて」という野球選手。槇原は「最初にハンコを押しちゃダメ」と契約更改のテクニックを語ります。少しでも金額を上げてもらうには、トーク力と話し合う順番が大事なのだそう。

20年の選手人生、ずっと巨人一筋だった槇原。1993年に一度FA宣言をし、他チームにも興味を示していましたが、相談していた長嶋茂雄から「お前は残れ」と朝5時に電話がきたといいます。さらに長嶋は槇原の奥さんも説得。「お金の良い方に行こう」と言っていた奥さんでしたが、長嶋からの電話を切ったあと「絶対(巨人に)残ろう!」と意見を変えたそう。「残留することになった」と報告するときも、長嶋は槇原の自宅に行き「こうして家に行って交渉したという既成事実を作れば、お前も居やすいだろう」と気遣ってくれたのだといいます。そのおかげもあって、20年間ファンに愛されながら活躍することができたようです。

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槇原の気になるチマタは、「大事な場面で邪魔されたこと」。平成で唯一の完全試合を達成した記録を持つ槇原。その日はキャッチャーとよく息が合った日で、ランナーが出ないその状況を楽しみながら試合を進めていたそう。しかし、最後のアウトを取り、相棒であるキャッチャーの元へ駆け寄ろうとした瞬間、ベンチから長嶋一茂が飛び出してきて槇原に抱きついてきたといいます(笑)。抱きついてきたときも本当に嬉しそうだったとか。「ウチの犬みたいだった(笑)」と槇原は話します。

槇原は観客から受けたヤジや暴動の思い出も語ります。自分が登板した試合で8点差の逆転負けをしてしまった日の帰り、バスが現地の過激な巨人ファンに包囲されたことも。

もう一つ、槇原の気になるチマタが。それは「和式トイレって必要?」という疑問。新しくできたサービスエリアや公園にも必ずある和式トイレですが、槇原は膝が痛い、ちょっと汚いなどの理由で絶対に使えないそう。槇原の疑問を解決すべく、番組がトイレメーカーに取材をすると、「公共施設から『和式がいいという人もいるので1つだけ残してほしい』と要望がある」とのこと。それでも「少数意見のために?」と槇原はどうにも納得できない様子です。

このあとも、槇原だから話せる野球界の裏話など、まだまだ続きます。この日紹介したチマタは「高円寺で出会った年配女性」、「府中でありされているたい焼き屋」。現在、「ネットもテレ東」で配信中です!

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