日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎えてアポなしインタビュー！そのまま密着取材を行なう「YOUは何しに日本へ？」（毎週月曜夜6時55分～）。今回は「情熱の炎は消えない！ネバーエンディングストーリ―SP！」ということで、おもしろYOUを求めて空港で突撃取材を敢行。果たして今回は、どんな面白YOUと出会えるのか？

声をかけたのはイタリアからやって来た、笑顔がまぶしいガブリエーレさん（35）。来日はすでに10回目というリピーターで、これから米作り農家（あきたこまち）を営む親友のいる秋田に向かうという。目的は、6年前に初めて食べて大好物になった「納豆」。一緒に納豆を食べに行きたいな～♪とお願いしたところ、快くOKしてもらえたので、さっそく密着スタート！

翌日YOUと合流して、羽田から秋田空港へフライト。到着した秋田空港では、大親友の野田さんがイタリアの国旗を掲げて大歓迎してくれた。さっそく納豆を食べるために、野田さんの家へ！
道すがら、秋田市の人気スポットで、全高143mの「秋田市ポートタワーセリオン」に寄り道したふたり。最上階のカップル❤シートに座って、じゃれ合いながら秋田の展望を楽しむ妙な"おっさんず"なのであった。

さて、いよいよ目指すは野田さん邸。今回で、もはや訪問も10回目。すっかり顔なじみになった野田さんのご家族や、ご近所さんたちが続々集まって、YOUのために心尽くしの歓迎会を開いてくれた。食卓に並んだごちそうやいぶりがっこなどの郷土料理はもちろんのこと、YOUのために野田さんがたらふく用意してくれた納豆の数々があまりに美味しそう！

「全部食べる！」と気合いが入るYOUが最初に選んだのは、「ひきわり納豆」。ワシワシかき混ぜながら、「この匂いが好き❤」と、独特の納豆スメルを堪能。自家製の炊きたてあきたこまちの上に乗せて食べた瞬間、「むふ～～」と笑顔に。「納豆の強烈な香りを口に含んだ瞬間が最高なんだ！」と、至福の味を楽しんだ。

ちなみに、食べた納豆のパッケージはすべて持ち帰り、冷蔵庫に貼って一大コレクションにしているというYOU（笑）。心底好きなんだね～。

「ブォニッシモ（超うまい）！」と感激のひきわり、小粒納豆の後、箸は納豆巻きへと進んだ。ところで、年の差19歳の2人の出会いは、YOUの母国イタリアだった。2012年に野田さんが大好きなイタリアを訪れた際、共通の知人を通して意気投合。YOUは愛する日本文化を求めて、野田さんは愛するイタリア文化を求めて、年に1度は互いに行き来をして友情を深めてきた。そんな中、ちょっとしたイタズラ心で野田さんがすすめた納豆が、YOUと納豆との出会いだった。

密着2日目、朝8時に2人で朝の散歩に出かけ、一緒に野田さんちの田んぼ道を歩いた。YOUが秋田に来られたことを運命だと話すと、野田さんが「2人は運命の赤い糸で結ばれている」と冗談を飛ばし、YOUは「それは彼女と！」とかわす。すでに2人の間には、こんな粘り気のつよ～い男の友情が結ばれていた。

そして、この日は野田さんがYOUを連れて行きたかった場所へと案内。向かったのは、なんと納豆工場。野田さんがYOUのために、サプライズで工場見学の予約をしていたのだ。ここヤマダフーズは、秋田で知名度抜群の「おはよう納豆」を製造販売している食品会社。大喜びのYOUが工場に入ったところ、撮影は禁止ということで、Dは外で待機。

1時間後、たくさんの納豆のお土産をいただいて、大満足のうちに納豆見学を終了。さっそく会社の玄関先でいただいたばかりの納豆にかぶりついたYOUは、納豆の糸でジョークを飛ばしつつ、やっぱり納豆が世界一好きだと再認識した。

夕方になって向かったのは、2人が秋田で一番好きな場所・寒風山（男鹿）。ここの頂上から見る夕日は最高！ しばらくの間、オレンジに染まった壮大な夕焼けをふたりで眺め、「納豆で結ばれたおかしな友情かも知れないけれど、僕たちの関係はずっと続いていくと思う。納豆ブラザーズ！」とYOUは語る。そして密着はここまで！ これからもねば～エンディングで、ずーっと友情を育んでいってね！