氷川きよしが宙を舞い、山崎育三郎がマンボ!? 「夏祭り にっぽんの歌2019」本番直後の楽屋を直撃!

公開: 更新: テレ東プラス

これを見なけりゃ夏休みが終わらない! 演歌・歌謡曲ファン待望「土曜スペシャル 夏祭り にっぽんの歌 2019」(in中野サンプラザ)を、いよいよ今晩6時30分から、2時間半に渡って放送する。

今年は小林幸子美空ひばりとコラボするほか、氷川きよしが宙を飛ぶ? そして山崎育三郎も美空ひばりのあの名曲をダンサブルに披露。「おもいで酒」「さそり座の女」「夜桜お七」に「無言坂」、「まちぶせ」から「タッチ」まで...と、何度でも聞きたい! 誰もが知る、あの名曲・代表曲の数々が、息もつかせぬオンパレードで歌い継がれていく。

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そこで「テレ東プラス」では、本番後の氷川きよし&山崎育三郎を直撃取材。ここでは、楽屋を訪れた様子をあますことなくお伝えする。

「ステージで吊るし上げていただき(笑)、とても楽しかったです」

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──今回、令和になって初の「夏祭り にっぽんの歌」となりました。まずは、ステージを終えての感想をお聞かせください。

「『にっぽんの歌』には、ずいぶん長く出演させていただいています。昭和から続く歴史ある番組で、テレビ東京さんならではの"THEショー!"という感じがしますね。懐かしい感じがしてどこかホッとするというか...。気取らなくていいですし、僕にとってはホームに帰ってきたような安らげる場所です。時代が変わっても、そういった場所があるということはありがたいです」

──ステージの雰囲気はいかがでしたか?

「今回は演歌ではなく、『限界突破×サバイバー』というオリジナルの楽曲を歌わせていただきましたが、皆さんキラキラ光るサイリウムを振ってくださって、曲に合わせてのってくださっていたのでとても嬉しかったです。会場がアニソンのイベントのような雰囲気に変わり、皆さん"ヒューーッ!"と、曲と一緒に盛り上がってくださったのでモチベーションが上がりました」

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──「限界突破×サバイバー」は、とにかくアクションがすごいですよね!

「そうですね。歌う時はたいてい高いクレーンの上で頭を激しく振ったりするのでとてもハードです。今回も、中野サンプラザのステージで吊るし上げていただき(笑)、とても楽しかったです」

──リハーサルでは、ワイヤーアクションについても「全然怖くない!」とおっしゃっていました。高いところは平気なんですか?

「今日は比較的、吊るされる高さが低めだったんですよ。今まで結構ハードなアクションが多くて大変なステージを経験してきたので、それと比べたら...。"今日は楽に仕事をさせてもらっている(笑)"という気分になりました」

──改めて、「限界突破×サバイバー」の魅力について教えてください。

「何といっても詞ですね。森雪之丞先生に書いていただきましたが、自分と戦って殻を破り、限界を突破していくというすごく前向きな詞です。今の僕の生き方とどこか重なるといいますか...。普段は少し抜けている部分もあるけど、いざ戦うとスイッチが入って必ず勝つ! という生き方が表現されています。アニメの名曲を数多く手掛けられた森先生の神髄が集結されているような...そんな作品です」

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──タイトルにちなんで...。今、氷川さんが"限界突破"したいことはありますか?

「常に限界突破したいと思っています。そして過去の自分に勝つこと! 終わってしまったことは全部過去なので、次はどういう自分を表現できるか...。イチ表現者として、自分に負けず諦めることなく戦い続ける心を大切にしたいです。周囲に感謝しながら歌の限界を突破していきたいですね。

"氷川きよしというジャンル"を自分で作り上げていきたいです。『どんな曲も歌えるんだ!』という自信を持って、カテゴライズを全部ぶち破っていける歌手人生を送りたい。人間っていつどうなるかわからないじゃないですか。最期の瞬間に悔いが残らないように戦っていけたらいいなと思っています」

──ジャンルレスな歌への挑戦...期待しています! 最後に、読者へメッセージをお願いします。

「『限界突破×サバイバー』を歌わせていただき、皆さんに『氷川きよしはこういう曲も歌うのか!』と知っていただけるいい機会になりました。歌手の皆さんの個性が花咲く『にっぽんの歌』。日本には、本当にいい演歌や歌謡曲がたくさんありますので、それぞれの輝きを家族皆さんで楽しんでください」

──氷川さん、ありがとうございました!

【氷川きよし プロフィール】
福岡県出身。A型。2000年2月『箱根八里の半次郎』でデビュー。20周年シングル「大丈夫/最上の船頭」 Dタイプ、Eタイプ、Fタイプが、8月27日(火)に発売される。
9月6日(金)デビュー20周年記念コンサートを大阪城ホールで開催。

「新しい『お祭りマンボ』を楽しんでください!」

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続いて、ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎を直撃! 7月にリリースした自身のカバーアルバム「MIRROR BALL'19」から、美空ひばりの「お祭りマンボ」を披露。全力で歌いきり、踊りきったステージの後、実に爽やかな笑顔で現れた。

──すごくステキなステージでした!

「めちゃくちゃ楽しかったです! 1曲ですべて出しきりました。『お祭りマンボ』は美空ひばりさんの名曲で、皆さんに愛される曲なんですけど、今回ヒャダインさんにプロデュースしていただき、また新たに若い世代の皆さんにも聞いてほしい、好きになってほしいという思いもこめて歌わせていただいています。タップダンスから始まり、途中ラップがあり、テンポもドンドンアップしていくので、歌っていても本当に楽しいんですよね。どれだけハードでも、美しい日本語だけは届けたいという思いもあります。新しい『お祭りマンボ』をテレビを見ている皆さんにも、ぜひ楽しんでほしいです」

──今回、「にっぽんの歌」初登場となります。感想をお聞かせください。

「まず出演者の皆さんが豪華ですし、歴史がある番組だということは、ステージにいてもヒシヒシと感じられました。祖母と母が演歌や歌謡曲が大好きで、僕自身もそういうところから音楽に触れてきたんですね。美空ひばりさん、テレサ・テンさん、小椋佳さんとか...。素晴らしい歌唱力、そして美しい日本語。日本を代表するアーティストの皆さんが集結している番組ですよね。あと、おそらくミュージカル俳優が出演するのは初めてではないでしょうか。新しい融合といいますか、そういう意味でも感慨深いものがありました」

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──育三郎さんはカバーアルバムもたくさんリリースされていますが、普段からよく昭和の歌謡曲を歌うのでしょうか?

「そうですね。布施明さんの『君は薔薇より美しい』、美空ひばりさんの『愛燦燦』、氷川きよしさんの『箱根八里の半次郎』とか、玉置浩二さんの曲もカラオケでよく歌います。岡山に住む祖母がとにかく氷川さんの大ファンなので、高校生の頃から、帰省した時は必ず一緒にカラオケに行って氷川さんの歌を歌うんですよ。『にっぽんの歌』には氷川さんもご出演されているので、今回は本当に喜ぶと思います」

──山崎育三郎さん、ありがとうございました!

【山崎育三郎 プロフィール】
1986年1月18日、東京都生まれ。A型。2007年、日本上演20周年の『レ・ミゼラブル』でマリウス役としてデビュー。2010年1月10日(金)たましんRISURUホールを皮切りに、「山崎育三郎 LIVE TOUR 2020 MIRROR BALL」を開催する。
※詳細はコチラから!https://www.ken-on.co.jp/1936_livetour2020/ticket_schedule/

いよいよ今晩6時30分放送! 「土曜スペシャル 夏祭り にっぽんの歌 2019」。今年は、宮本隆治さん、松丸友紀アナに加えて鈴木梨央さんがゲストMCとして参加。ジブリコーナーでは歌声も披露してくれます。

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さらに、小林幸子さんがあの美空ひばりさんとコラボ! 氷川きよしさんが宙を飛んだりと見どころ満載です。真夏の夜を彩る、誰もが聞いたことがある名曲の数々...ぜひ堪能してください!

出演者
【出演歌手】石川ひとみ市川由紀乃五木ひろし井上あずみ岩崎良美大月みやこ北島兄弟木村弓香西かおり伍代夏子、小林幸子、坂本冬美神野美伽田川寿美天童よしみ中村美律子長山洋子新沼謙治原田悠里、氷川きよし、福田こうへい藤あや子細川たかし堀内孝雄増位山太志郎、美川憲一、水森かおり三山ひろし米良美一杜このみ森山愛子山川豊、山崎育三郎 (50音順)

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