低予算にあえぐ貧乏テレビ局「テレビナナーナ」の撮影クルーの探検を、テレ東歴代番組のパロディーを交えながらシュールに描くアニメ「テレビ野郎 ナナーナ わくわく洞窟ランド」(毎週木曜夜7時53分)。今回は、貧乏テレビ局が大手動画配信会社に買収されるという衝撃の内容。高視聴率をとれない部署はリストラされることになり、撮影クルーは起死回生を図るため「江戸時代の埋蔵金を発掘し、その一部始終を番組にする」という大型企画に挑む。かつて大手テレビ局が莫大な予算をかけて見つけられなかった埋蔵金を求め、撮影クルーが地底世界を探検するアドベンチャーコメディだ。
メインキャストは前作と同じ。熱血ディレクター・七岡役をビビる大木、いつも不安そうなカメラマン・七森役を温水洋一、ブツブツ文句が多いAD・七山役をつぶやきシローが演じている。
そこで今回「テレ東プラス」では、明日8月22日(木)から4回に渡ってゲスト出演する藤波辰爾のアフレコ現場にお邪魔。シーズン1では声だけの出演だった藤波だが、シーズン2では本人役で画面にも登場。ついに埋蔵金を発見した七岡たちだが、その埋蔵金を神獣にさらわれてしまう。困った七岡は藤波に電話をかけ「技のかけ方」を伝授してもらおうとするのだが...。
なんと、ついにご本人が登場! 七岡たちは藤波をセコンドに迎え、神獣に闘いを挑むが、衝撃の展開に発展するのだった。
スタジオでは和気あいあいとした雰囲気の中、アフレコが進むが、合間合間で藤波がアメリカで朝食にステーキを食べた話、野球の話、さらには藤波の大好きな城めぐりの話などで盛り上がる。
大木に「プロレスラーでお城好きな方はいらっしゃるんですか?」と聞かれた藤波は、「いないからいつも一人ぼっちで行く...(笑)。昔は(アントニオ)猪木さんと行ったけどね!」とさらりとスゴイエピソードを披露。お城が好きすぎるあまり、「実際にお城を建てたらいくらになるのか、見積もりを取ったこともある」とケタ違いの愛情をのぞかせ、一同は大爆笑に。ちなみにその時の見積もりでは120億円かかる計算になったそう(笑)。
さて、リハーサルを経て本番に臨んだ藤波はノリノリでアドリブを展開。「ナナーナ」と言えば、メインキャスト3人によるゆる~いアドリブが最大の見どころだが、そんな中でも、藤波の自由な天然ぶりがさく裂! さらなる笑いが次々と生まれていく。
スタジオはハンカチで涙を拭うほどの大爆笑に! 画面の中の藤波は、プロレスラーならではのあんな技も披露し、まさかの流血? 強烈なアドリブのオンパレードだ! 詳しい内容は...ぜひオンエアを楽しみにしていて欲しい。
メインキャスト3人を直撃!
──シーズン1に続いて藤波さんがゲストで参加されました。終始笑いが絶えない現場でしたが、感想は?
つぶやき「藤波さんは、もはや準レギュラ―かもしれません。来ても誰も驚きませんから(笑)」
大木「藤波さんが素晴らしいのは、実はシーズン1のときも今回も、『ナナーナ』の設定や内容についてはよく分かってないという...(笑)。よく分からないまま"これを読めばいいのね"という感じで気軽に来てくださるのが、また僕らにとっては嬉しいんですよ」
温水「アドリブを引き出そうとすると、いろいろノッてくれますしね」
つぶやき「困りながらもどうにかしようとする藤波さんって本当にいい人!」
大木「"台本と違うじゃん!"みたいなことは絶対に言いませんから(笑)。脱線しまくりでしたが、それに永遠付き合って演じてくださいました」
つぶやき「監督の文原(聡)さんは藤波さんが好きすぎて、"今度、藤波さんメインでやりたいです"と言ってましたよ。"それはさすがに大丈夫ですか?"って僕も言いましたけど(笑)」
大木「もしもシーズン3があれば、ひょっとしたら新しく"たつみ"という隊員が誕生するかもしれませんね(笑)」
メインキャスト3人、「ナナーナ」スタッフの"藤波愛"が存分に明かされた今回の取材。藤波さんは、8月22、29日、9月5、12日(木)に連続出演します!
まずは、明日夜7時53分放送「テレビ野郎 ナナーナ わくわく洞窟ランド」をどうぞお楽しみに!