アルコ&ピース(平子祐希・酒井健太)がMCを務める「勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~」(毎週木曜深夜1時35分)。8月15日(木)の放送では、「映画公開記念!自分史上No.1ドラクエを語ろう」をお送りしました。
映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」公開を記念した今回の企画。オーディションを勝ち抜いたドラクエ好きの4名が、自身が最も愛するドラゴンクエスト作品を語るという、スポンサーにガッツリ媚びた素敵な企画となっております。
東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんにも、「サンデーモーニング」の張本さん的ご意見番ポジションとして参加してもらいます。今回、ドラクエ愛だけでオーディションを勝ち抜いたのは、南国バカンス・マンゴー北川、大吟醸・浅川琴音、こまつ、滝多津子の4名。
4人それぞれ自己紹介をしたところで、「好きなドラクエ作品を最も魅力的にプレゼンできた人が優勝」というルールのもと、思う存分ドラクエについて語ってもらいます。まずは、ゲームについて幅広い知識を持っていたためオーディションに合格した、南国バカンス・マンゴー北川から。
マンゴー北川史上No.1のドラクエは、1988年発売の「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ...」。
シリーズ初のセーブ機能の搭載や、今ではRPGでお馴染みの職業システムやキャラメイクなど、現在のRPGの概念を作り上げたといっても過言ではないのがドラクエⅢだと語るマンゴー北川。
遊び人がレベル20になったら賢者になれるなどの転職システムもあり、「あれで一念発起したフリーターもいたかもしんない」と平子。いろんな人に夢を与えた1本です。
また最近では、ドラゴンクエスト公式から「冒険の書メモリアルブック」というベビーグッズも発売されており、子どもの写真などを冒険の書に記してゆき、最終ページには「ドラクエⅢ」の勇者と同じ年齢である16歳になった子ども宛にメッセージを残すことができるそう。ドラクエファンにはたまらない一品です。
その他にも、数々の偉業を成し遂げた「ドラクエⅢ」を熱く語るマンゴー北川ですが、ハチミツ二郎の史上No.1も「ドラクエⅢ」ということで、「あっぱれ 押忍」が出ます。
続いてドラクエ愛を語るのは、大吟醸・浅川琴音。幼少の頃は家が貧乏だったため、あまりソフトを買ってもらえず、一本を濃くやるタイプのゲーマーに育った浅川。彼女の史上No.1ドラクエは、2000年発売の「ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち」。
実はⅦは、ドラクエの中で初めて任天堂のブランドから飛び出し、プレイステーションから発売されたソフト。出荷数は400万本を越え、なんとプレイステーションの出荷枚数歴代1位を記録した大ヒット作です。
更にこのⅦには、シリーズ史上最多数のシナリオとやりこみ要素が詰まっているという浅川。職業は54種類とシリーズ最多で、寄り道とやりこみがとにかく楽しい作品だと熱弁し、ハチミツ二郎からもさらっと「あっぱれ」が出ます。しかし、やりこみ要素が多すぎて、全部やらない人がいるという点においては...。
これに「勇者とは諦めない者である!」というドラクエ作者・堀井雄二の名言で反論する浅川。
勇者になるためにRPGをやったなら、ぜひ全部の要素をやりこんで欲しい...そんな1本です。
続いて、ゲーム音楽の作曲家になりたくて音楽を始めたというこまつ。こまつ史上No.1ドラクエは、1990年発売の「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」。
「ドラクエⅣ」を通してこまつがどうしても伝えたいことは、「すぎやまこういち先生サイコー」ということ。日本を代表する音楽家・すぎやまこういち先生は、「ドラゴンクエスト」以外にも様々なアニメやゲームの楽曲を担当しています。実際に演奏しながらすぎやまこういちの世界を解説するこまつに、酒井から「関ジャニの番組じゃん!」とツッコミが(笑)。
音楽知識がないとついていけない「すぎやまこういち音楽講座」ですが、なかなか本題に入らず、すぎやま先生の作曲アプローチについて熱弁するこまつに「この企画、3週またぐんじゃない?」とハチミツ二郎。
その後も「ドラクエⅣ」の戦闘曲について解説します。超複雑な変拍子の曲を子どもにも分かりやすく表現したことのスゴさについて熱く語るこまつは、「ファミコンの通常戦闘曲の中で変拍子が入っているのは、ドラクエⅣの戦闘曲だけ」という豆知識を披露。音楽のことについてはよく分からなかったけれど、とにかく熱は伝わったし、尺はないしで優勝はこまつに決定しました。
なお、滝多津子がプレゼンした「ドラクエⅤ」の魅力については、自己主張が強く長い割には内容がとても薄いということで、残念ながらオールカット...。
滝の話を聞くより映画を観た方が早いということで(笑)、ぜひ、劇場に足をお運び下さい!
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