60歳を過ぎて半グレに!? 万引き、生活保護...貧困暴力団員の悲惨すぎる生活

公開: 更新: テレ東プラス

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【配信終了日:8月22日(木)】動画はこちら

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況報告をする「じっくり聞いタロウ~近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。8月15日(木)放送の「裏社会のヤバイ実態大暴露スペシャル」では、元山口組系暴力団の組長が貧困暴力団の悲惨すぎる生活を暴露しました。

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今、世間から厳しい目が注がれている芸能界と反社会勢力との癒着問題。週刊誌の報道によって、人気芸人らの引退騒動にまで至ってしまったが、自身も大物芸人と兄弟盃を交わしている写真が週刊誌に載ってしまったことがあるという人物が登場。

その人物とは、元山口組系暴力団の組長・竹垣悟さん。暴力団が羽振りがよかったのは一昔前のことで、今は、ある出来事がきっかけで暴力団を去る人間が続出し、"貧困暴力団員"という新しい形のヤクザが誕生。その悲惨すぎる生活の実態を暴露しました。

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現在は警察と協力して暴力団を辞めた人たちの社会復帰を支援している竹垣さん。暴力団からうらまれ、危険な目にあうことも。4年前には、ブログにある組の最高幹部のことを書いたことにより、玄関に銃弾を撃ちこまれたそうです。

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そもそも、なぜ竹垣さんは極道の世界に足を踏み入れたのか? 元々は映画俳優を目指していた竹垣さんは、付き人としてついていた俳優・若山富三郎のまるでヤクザのような親分肌に強烈な憧れを抱くようになり、暴力団に転身。姫路で組を構えるまでに。暴力団時代、胸を刺されるなど、かなり危険な目にあったそうです。

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竹垣さんが現役だった頃と比べて、現在はヤクザをやっている意義もうまみもなくなったといいます。その理由は、8年前に全都道府県で施行された「暴力団排除条例」。暴力団員への利益供与の禁止などを定めることにより、暴力団の排除を推進することを目的とした条例です。

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この条例によって、みかじめ料を支払った方も罰せられることに。みかじめ料という暴力団の大きな収入源がなくなったことにより、稼ぎが減ったヤクザは貧困暴力団へと転落。「ヤクザが飯が食えないから万引きしたり、60歳を過ぎてから半グレになったり」と、かなり悲惨な生活を送っているといいます。

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暴力団を辞める者も増加しているそうで、こうした人たちは「60歳以上の方は生活保護を受けたり、若い子はとび職したり、建築業に従事したりしている」と竹垣さん。元暴力団への支援だけでなく町内ボランティアなどで、安全な地域社会を目指す活動をしている竹垣さんの行動は、貧困暴力団の犯罪を未然に防ぐことにも貢献しているといえそうです。

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