アジのなめろうにキスの天ぷら...漁師町ならではおいしくなるポイントが満載:昼めし旅~あなたのご飯見せてください

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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7月30日(火)の放送は、千葉県御宿町で昼めし旅。御宿町といえば童謡「月の砂漠」のモデルとなった海岸が有名ですが、8月から漁が解禁になる伊勢えびの町としても知られています。趣味が海釣りだという女優の岩佐真悠子さんが、この漁師町を調査します。

鮮魚店の贅沢メシ! 濃厚なアジのなめろう

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創業60年を超える鮮魚店「西忠」を訪れた岩佐さん。御宿を始め、鴨川や勝浦などからも魚を仕入れ、房総のおいしい魚を置く店と評判です。この時期旬なのは、カツオ、タイ、ヒラメ、アジ。本日のおすすめはカツオだとお店の西宮康博さんが教えてくれました。お魚トークが盛り上がったところで、例のお願いを......。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」
「刺身だけでよければ......」と交渉成立!

この日のまかないは康博さんが担当。とれたてのアジをなめろうにします。この時期のアジは脂がたっぷりとのっており、なめろうにするとトロッとした食感になります。

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① まずはアジをさばく。皮をはぐ。
② 専用のピンセットを使って丁寧に小骨を抜く。
③ 細くスライスして、味噌と生姜、シソを和えてたたく。アジの脂は甘いので、味噌は少な目にするのが康博さんのこだわり。

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こちらが西忠のまかない。新鮮な刺身の盛り合わせが豪華です。

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アジのなめろうのほかにも、この日あがった新鮮なカツオの刺身、ブリの子ども・ワラサの刺身も。ご厚意でカツオの刺身をいただいた岩佐さんは、「さっぱりしていておいしい!」と感動。これからも愛される鮮魚店を末永く続けてくださいね!

カリッとフワフワ! 磯釣りキスの天ぷら

「みたらし団子」ののぼりを発見した岩佐さんは、「お団子大好き」ということで、さっそく取材交渉することに。

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訪れた「清月菓子店」は、町で唯一の和菓子屋さん。

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おすすめはやはり、みたらし団子。15歳から修行してきた店主・秋場公平さんこだわりの品です。砂糖醤油に昆布だしを入れたタレは、深みがある味わい。もっちりしたお団子にぴったりです。おいしいみたらし団子をいただいたところで、例のお願いを......。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」

「普段のご飯のままでよければ」と交渉成立! 夜ご飯を見せていただくことに。現在夫婦2人で暮らしている秋場さん。妻の元子さんが料理します。この日は、釣りが趣味という公平さんが勝浦で釣ってきたキスを天ぷらに。

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① 市販の天ぷら粉に片栗粉を混ぜ、冷たい水で溶きます。片栗粉と冷たい水を使用することでカラッと仕上がるそう。
② 開いたキスに衣をつけて180℃の油で揚げる。
③ 軽くきつね色になったら出来上がり。

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こちらが秋場さん家の晩ご飯。

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衣はカリッ、中はふんわりのキスの天ぷら。

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カボチャとさつま揚げとしめじの煮物。

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元子さんお手製、卵やハムが入ったマカロニサラダ。

岩佐さんも、ご厚意でキスの天ぷらをいただきました。「身がふわふわ、衣がサクサク。おいしい」と感想を。「けっこう身が厚いんですよ」と元子さん。

これからも夫婦仲良くお元気で! ありがとうございました。

「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。

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