倒産危機から奇跡の復活! メガネ業界の風雲児 “不死鳥伝説”:カンブリア宮殿

公開: 更新: テレ東プラス

kanburia_20190808_01.jpg
8月8日(木)夜10時~放送の「カンブリア宮殿」。「一生オンデーズのメガネしか買わない」高品質で低価格、多種多様な品揃え、10項目のアフターサービスなどの独自戦略で熱狂的なファンを作るオンデーズの最前線を追った!

「熱狂的なファンを作る」独自戦略

オンデーズの強さは、高品質な商品をお手頃価格で提供していること。また、圧倒的な品揃えで同業他社を圧倒する。

子供向けの商品や、ビジネス用、カジュアル用などターゲットやシチュエーションに合わせた23ものプライベートブランドを持つ。中でもシニアに絶大な人気を誇るのが、「千一作」というプライベートブランド。福井県・鯖江市のメガネ職人の手作業によるフレームが約1万5000円で手に入る。これは、他社で購入すれば3万円は下らない代物だという。社長の田中が目標に掲げるのは、「一生オンデーズのメガネしか買わない」という熱狂的なファン作り。

高品質なのに、リーズナブルな商品開発はなぜ可能なのか。その現場を取材した。

波乱万丈! 田中の仕事人生

社長の田中は、紆余曲折の仕事人生ともいえる。高校卒業後は就職をせず、依頼された仕事は何でも請け負うという便利屋さんがその始まり。以降、マンガ喫茶、携帯電話のショップ店などを経営するが、この事業がことごとく失敗。20代半ばで3億円近い借金を負う羽目に。しかし、ITバブルという時代の波に乗り、ウェブ制作の会社を起業し、借金を完済した。そして田中が30歳の時、大きな転機を迎える。それは、20億円を売り上げるものの14億円もの負債を抱え、破綻寸前だったオンデーズを買収したこと。周囲の猛反対をおさえ、安易に手を出した買収だったが、想像をはるかに超えた苦難が田中に襲い掛かる。倒産危機に何度も瀕しながらも挑戦を続けてきた田中の手腕に迫る。

常識破りの人材開発!

オンデーズでは、社員のやる気を引き出す仕組みをいくつも設けている。その一つが、年に一度行われる部長総選挙。

部長職に就きたい人は自ら立候補し、社員がその適任者を投票で選ぶというもの。店長になりたい人も、社員投票で決まる。その投票制がモチベーションアップにつながるという。常識にとらわれない、田中流の人材開発とは。

出演者
【ゲスト】代表取締役社長 田中修治
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子

画像ギャラリー

PICK UP