プライバシーがあるのに家族とつながる！ 究極の２世帯、その秘密はオシャレな...！？

奥様必見！　すごいキッチンを激安で手に入れるお得な秘密が満載！

広島大学で建築学を学んだアンガールズ・田中卓志と、芸能界屈指の建築好きで知られる遼河はるひの2人が"疑似夫婦コンビ"としてスゴイ家を紹介する「突撃！隣のスゴイ家」（BSテレ東／毎週木曜夜9時放送）。明日8月8日（木）の放送は、従来の常識を覆す「理想の2世帯住宅」と、18坪に大空間と大収納を実現した「謎のパレットの家」を紹介。憧れの高級ブランドキッチンが最大オフになるマル秘テクニックも。気になる内容を、放送より先取りでご紹介します！

個人住宅のスペシャリストが作った2世帯住宅

今回お邪魔するのは、西武新宿線・小平駅が最寄りのスゴイ家！　西武新宿駅から電車でおよそ30分。人口19万人、ベッドタウンとして人気の自然豊かで住みやすい街です。

2世帯住宅といえば、1階の親世帯と2階の子世帯が階段で繋がっていることが多いのですが、"常識を覆す○○で繋がる"2世帯住宅とはどんな家なのでしょう？

こちらが今回ご紹介するスゴイ家。2階建てで、1階真ん中が駐車場という珍しい造りで、スッキリとした印象。駐車場も兼ねたエントランスを抜け、早速中へ。

スゴイ家にお住まいの渡辺さん一家。恭祥さん・道子さんご夫婦と、3人のお子さん、そしてアフロヘアがかわいいスタンダードプードルのブーちゃん。ご主人の恭祥さんは個人住宅を得意とする一級建築士。個人住宅のスペシャリストが作った2世帯住宅とは！？

【参考ポイント】家族5人分の大容量の靴箱
4帖の広々とした玄関には、家族5人分の大容量の靴箱が。そして足元には光を取り入れるガラス窓がありますが、このガラスにはある秘密が！

建物全ての窓に使われているのは「熱線反射ガラス」。外の熱を遮るほか、表面の特殊加工により外からは鏡のように見えるので、視線を遮る効果も。

【参考ポイント】窓を効果的に配置しプライバシーと明るさを確保
まずは寝室を紹介。夫婦の寝室のすぐ裏を幹線道路が通っているため、小さな窓を天井と床の近くに配置。プライバシーを守りながら明るさを確保しています。

寝室の奥は、玄関とは別の入口もある恭祥さんの建築事務所。壁際に書棚とデスクが作りつけられ、打ち合わせで人を招いてもゆとりの広さです。

続いて2階へ上がると23帖の明るく開放感あるＬＤＫ。天井高は4ｍ、信州から取り寄せた松を切り出した梁と、採光性抜群の高窓が大空間を演出しています。20帖ほどのウッドデッキの中庭に向けて窓を開け、床をフラットに繋ぐことで、アウトドアリビングとしても機能します。

自宅にいながら、まるで高原に別荘に来たかのようなリビング。あまりの心地よさに、「ここで朝ご飯食べてー！」（田中）、「こういうお家だったら生オレンジジュール作りたくなる」（遼河）と、2人もすっかり気に入った様子。

コストを大幅に抑える、お得なキッチンマル秘ポイント！

【参考ポイント】既製品の寸法に合わせて壁を立てコストダウン
そしてキッチンには、コストを大幅に抑えるマル秘ポイントが！　造り付けのように見える食器棚は、全て既製品。食器棚の寸法に合わせて設計することでスッキリと仕上がり、費用は造り付けの3分の1以下になるのです。

【参考ポイント】白い屋根を内側に向け、自宅にもご近所にも優しい設計
ウッドデッキに出た田中は、屋根が内向きに傾いていることに気づきます。白い屋根は日差しを反射するので夏の暑さ対策に有効ですが、屋根を外向きにすると周りの家に反射して近所迷惑に。そこで屋根をやや内側に傾け、反射しないように工夫しています。