甲斐よしひろ「このままでは死人が出る...」

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【配信終了日:8月6日(火)】動画はこち

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。7月30日(火)の放送は、ゲストに甲斐よしひろが登場。

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伝説的ロックバンド「甲斐バンド」のリーダーである甲斐は、鶴瓶とは40年来の親友。旅先のホテルで遭遇したこともあるそうで、甲斐は「最近家族旅行することが多くて......」と話します。鶴瓶はそれを聞き、「まさかこんな話をするようになるとは」と、お互いにハチャメチャだった若かりし頃を思い出してしみじみ。

昔はよく朝まで飲み歩いていたという2人。朝になって「どこかお店開いていないかな」と探しながら、シャッターを閉めようとしているスナックに押しかけて無理矢理入ろうとしたことも。頑なに中に入れようとしない店の女性をよく見てみると上半身裸で歯を磨いているところだったといいます。さらに、そこにあった新品のパンティーを鶴瓶が女性に向かって投げたりなどし、その一連のエピソードを翌日のラジオで暴露。すると、それを聞いた中島みゆきも面白がり、ミュージシャン仲間の間で、甲斐に「パンティー男」という異名がついてしまったのだといいます。

お次は1981年に花園ラグビー場で行なわれたコンサートの思い出を語ってくれました。2曲目の途中で観客がどんどん前に押し寄せてしまい、暴動寸前の状態に。さらにステージ上の甲斐がその客たちに「危ないから下がれ」と怒るなど、かなり異様な空気の公演になったそう。鶴瓶はその公演のあとに楽屋へ行き、甲斐に「人は求心力のある前へしか行かない。お前はよくアレを2〜3m差し戻したな」と褒めたといいます。甲斐は当時「このままでは死人が出る」と危機を感じ、客に向けて決死のスピーチを行なったそう。

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甲斐の気になるチマタは「あなたのルーティンワークはなんですか?」。甲斐は、「入浴の時は冷たい水を3回浴びる」「食事の時は絶対に野菜から食べる」「ウィスキーを飲む時は氷なしの水を用意する」など、いつの間にか決まりごとになっていたルーティンがあるといいます。それを聞いた鶴瓶は思わず「どんなロッカーや」とマメさにびっくり。

今度は空港の税関の話題に。甲斐は先日アメリカの空港で税関に止められたそうで、指紋やDNAまで取られて徹底的に調べられたにも関わらず、金属探知機が反応した原因は不明。解放されたあと、ふとポケットに手を入れてみると、中から歯間ブラシが出てきたのだといいます。鶴瓶もハワイの空港で、ダイエット目的でお腹に巻いていたラップが原因で止められた話をします。「ダイエット!」と言いながらお腹を見せるとその場で笑いが起きたそう。さらに甲斐は、着ていたTシャツに書かれたロゴのせいでロンドンの空港で止められた経験談を話します。

甲斐は「昔は客と演者の距離が近かったからよく喧嘩をしていた」と語ります。鶴瓶も何か話したいことを見つけたようなのですが、「あの大阪のバンド、なんやったっけ?」とド忘れ。甲斐は、「最近飲むときは、隣にスマホが早いヤツを絶対置いておくよ」とアドバイス。会話の中で出てこなくなった名前や作品名をすぐに調べてくれる人に助けてもらうのだといいます。

そんな甲斐の話の間も「誰やったかなぁ」と思い出そうとする鶴瓶。結局言いたかったバンド名は「憂歌団」。憂歌団の客と喧嘩しながらライブをするのが面白かったという話をしたかったようです。

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45年間のライブ活動をまとめたベスト盤『サーカス&サーカス 2019』をリリースした甲斐バンド。鶴瓶の好きな曲も収録されているそう。特に『翼あるもの』は2年前に出したベストアルバムには入っておらず、それを知った鶴瓶が「あの曲が献身的にお前を助けてくれたのに!」と甲斐に怒ったのだと話します。他にも鶴瓶は「ここに入っている曲名をみると、『これはあの時の曲だな』と色々思い出せる」と浸ります。

現在情報番組のコメンテーターとしても活躍している甲斐。テリー伊藤に「そんなにはっきりと意見が言えるのに、どうしてコメンテーターをやらないの?」と言われたことがきっかけで始めたそう。ラジオも2番組続けているといい、鶴瓶のラジオ番組に、甲斐がゲストで呼ばれたときの思い出話も。放送作家に煽られた甲斐がブチギレしてしまう事件があったといいます。

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