ドアなしトイレで用を足す...心と体が別の性を持つロックンローラーがさらけだした”真実の姿”

公開: 更新: テレ東プラス

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【配信終了日: 7月 30日(火)】動画はこちら

7月22日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜3時55分〜放送)では、下北沢で出会ったモナさんのおうちに友人のラグさんと一緒にお邪魔しました。

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年齢を教えてくれないモナさんのご職業はギタリスト。家賃のない実家で暮らし、インターネットでの広告などから収入を得ているそう。タクシー内で「おうちに着いたらお手洗いを借りても......?」と尋ねるラグさんに、「うち、トイレにドアないんだよね(笑)」ととても気になる返しをするモナさん。一体どんなおうちに住んでいるのでしょうか......。

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モナさんのおうちは築100年以上。見た目でもわかるほど年季が入っています。気になるお手洗いは、言われていた通り本当にドアがない! その場にカメラを持ったスタッフがいるのに、気にせず用を足そうとしたラグさんは、使ったあと「開放感があった」と感想を述べました。なぜこんな作りになってしまったのかというと、モナさんいわく、元々床の間だったところに水道を引いて便器を置き、このようなトイレにしたからだそう。トイレットペーパーホルダーもなく、目の前には自転車、頭上には洗濯物を干してあるという、かなり特殊なトイレ環境です。

部屋の至るところに、作業着や補修道具など、家の節々を直すためのグッズが。工業高校出身のモナさんは、家の修繕を自分で行なっているといいます。

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奥の部屋も見せてもらうことに。かなりギシギシと音が鳴る廊下を抜けると、洗濯機が置かれた台所がありました。ガスは引いておらず、カセットコンロを使用。冷蔵庫の中には、最低限生活できるだけの食材・調味料が入れられています。

洗濯機は今では珍しい二槽式。「洗濯機で全てをやるんですよ」と話すモナさんは、洗濯機が流し代わりになっているといい、お皿洗いも食材を洗うのも、もちろん衣類を洗うのも全て洗濯機の中で行なっています。

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自炊をして生活をしているモナさん。「ちょうど食材があるから」と言って肉野菜炒めを作ってくれました。洗濯機の上に置いたまな板で鶏肉を切り、さらに洗濯機の中で洗った野菜を炒め、出来上がったお料理はとても美味しかったようです。

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今度は、普段使っているギターで1曲弾いてもらえることに。演奏するモナさんの姿はとてもカッコよく見えます。「音楽がなかったら、極端な話、自殺でもなんでもしていた」と話すモナさん。

体と心の性別が違うことで、いじめの対象になったり、悩むこともあったそう。しかし、音楽をやっている間はその悩みも忘れられたのだといいます。今でもライブをしていると、日々募る心配ごとを「どうでもいいや!」と思えるとのこと。

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モナさんは「好き勝手やらせてもらっているところ」に幸せを感じていますが、逆に金銭面については足りないと感じているそう。しかし、バイトをする時間があったらその分音楽に情熱を注ぎ、もっとギターを弾いていたいと話します。

話を聞いていると、なんとモナさんの年齢は52歳だったことが判明! まったく年を感じさせないモナさんは、ロックスター・内田裕也のようにロックで人生を全うしたいそう。最後にメイクを落としてカツラまではずした姿を見せてくれました。

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モナさん、ロックに生きる人生をこれからも貫いてくださいね!

この放送は、現在「ネットもテレ東」で配信中です。ぜひチェックしてみてください!

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