昨年は酷暑だったこともあってか、豆乳アイスが大流行しました。200mlのパック入り豆乳を冷やすだけという手軽さが魅力で、豆乳アイスを使ったかき氷機が発売されるほど、今では市民権を得ています。

そこでふと「他のパック入りジュースも冷やしたら、美味しいアイスになるのでは？」と思いつきました。さっそく、さまざまなパック入り飲料を用意。実際に冷凍庫で冷やして、美味しいアイスになるのか試してみました！

豆乳アイスの作り方をおさらい

まずは暫定チャンピオンの豆乳アイスの登場です。用意するのは、好きな味の200mlパック入り豆乳。これを、以下のような手順でアイスにしていきます。

【作り方】
1．豆乳を冷凍庫に入れて一晩置く
2．冷凍庫から取り出し、室温にしばらく置いて少し溶けるのを待つ
3．パックを切り取り、そのまま食べる。または器に出して食べる

ねっ、簡単でしょ？ 種類によってはアイスよりも低カロリーなのが嬉しいですね。

パック入り飲料の選び方のポイントは？

続いて、豆乳アイスへの挑戦者をご紹介。選ぶポイントは、すべてパックに「容器のまま凍らせないでください」という表記がないこと。表記がある場合は、念のため避けた方が良いでしょう。

【挑戦者】
・いちごオレ
・オレンジジュース
・カルピス
・アーモンド効果（アーモンドミルク）
・抹茶ラテ
・ミルクコーヒー

これらを一晩凍らせて、取り出したものがこちら。

容器の膨張などもなく、見た目には特に変わりはないようです。

さて、豆乳アイスのと同じく、室温に30分ほど置いて、ちゃんと凍っているか、味はどうなのかチェックしてみたいと思います。

抹茶ラテ、オレンジジュース、いちごオレ...豆乳以外でもアイスになった！

【カルピス】

なんと、一晩冷凍庫に入れていたにも関わらず、まったく凍りませんでした。しっかりと冷えたカルピスが爆誕。でもこれはこれでおいしくて満足しました。

【ミルクコーヒー】

しっかり凍っています。シャリシャリとした食感、しっかりほろ苦さと甘みを兼ね備えたミルクコーヒーが最高です！ 蓋つきの縦型プラスチックパックなら、食べやすいのもポイント。バニラアイスをのせてもおいしそうですね～。

【いちごオレ】

しっかり凍らせたいちごオレを食べてみると、なんと練乳のかかったいちごのかき氷の味に！実際に家でかき氷を作るときには、いちごのシロップやかき氷機などが必要ですが、これなら材料＝いちごオレだけ。なんならいちごオレアイスを、「かき氷だよ」と子どもに食べさせてもいいと思います！

【オレンジジュース】

ジュースを凍らせると、さっぱりとしたオレンジシャーベットに様変わり。ビタミンカラーの見た目に元気が出ますね～！ 夏休み中の子どものおやつとして、ぜひおすすめです。

【米こうじ甘酒】

甘さ控えめの大人っぽい甘酒アイスとなりました。甘酒には米粒が残っているタイプとそうでないタイプがありますが、アイスにするなら米粒のないタイプを選ぶとなめらかな食感に仕上がります。ひと口目を食べた時には「ちょっと癖があるかな？」と思うものの、二口、三口と進んでいくうちに慣れ、スプーンが止まらなくなりました。

【アーモンドミルク】

牛乳でも、豆乳でもない第三のミルクと言われている（らしい）アーモンドミルク。これも、凍らせるとアイスになりました。

ちょっとクセがあるため飲みにくいかなと思っていましたが、アイスにするとそのクセがマイルドになります。大豆・乳のアレルギーがある人でも、アーモンドミルクなら凍らせることでバニラアイスが楽しめますね。ちなみに、加糖と無糖両方ありますが、アイスにするなら加糖の方がおすすめです。

【抹茶ラテ】

これ、めちゃくちゃおいし～！ 抹茶好きにはぜひ一度は試してほしい、というか試すべき一品です!!抹茶らしい苦みと、程良い甘さがマッチしています。そのまま飲んでもおいしいですが、凍らせことで本気でおいしい抹茶アイスになりました。

豆乳アイスを超えたか？

7種類のパック飲料を凍らせたところ、カルピス以外はすべてアイスになることが分かりました。夏にスーパーでアイスを買うと、家に着くまでに溶けてしまうこともありますが、パック入り飲料なら大丈夫。家に着いたら冷凍庫に入れておくだけで、簡単にアイスになります。安い時にまとめ買いして、常備しておくとよさそうですね！

豆乳アイスは低カロリーな分さっぱり感が強いですが、今回の挑戦者たちは比較的味が濃く、豆乳アイスよりも食べ応えがありました。手軽さは同じですが、味、食後の満足感でいえば、豆乳アイスを越えたといえるでしょう！

ただ、容器に「冷凍しないでください」と書いていなくても、冷凍しない方がいいものもあるかもしれません。あくまで、自己責任の範囲で楽しみましょう！