こいつは天才だ! 若手芸人界のカリスマ「かが屋」が憧れの人を前に感激の涙

公開: 更新: テレ東プラス

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【配信終了日:7月20日(土)】動画はこちら

7月13日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分より放送)では、「この若手知ってんのか!? 2019 前編」をお届け。

すっかりジジイ芸人になったMCのおぎやはぎ小木博明矢作兼)と劇団ひとりの3人に、新世代の若手をもっと知ってもらおう!というこの企画。この企画で紹介された歴代の芸人といえば、この企画の進行を担当する三四郎をはじめ、おかずクラブ宮下草薙EXITなど、テレビで大活躍中のコンビばかり。

今回も、各事務所の芸人や関係者に大規模なアンケートを行い、番組独自のランキングを作成。お笑いイベント制作会社K-PROから児島気奈さんを解説に迎えてお送りします。

「こいつは天才だ!」と一目置かれている芸人

まずは、「『こいつは天才だ!』と一目置かれている芸人」。3~5位がこちら。

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第5位の「フランスピアノ」は、前職のサラリーマン時代、「キングオブコント」で準優勝したことをきっかけにお笑いの道1本で進み始めたなかがわと、山本のコンビ。現在、K-PROライブ「若武者」で3連覇中という実力の持ち主です。K-PROの児島さんいわく「漫才、コント、MC、ゲームコーナーのまわし......全部完璧にこなす」という敏腕コンビ。

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第2位は「令和ロマン」。慶應義塾大学卒業の髙比良と松井による高学歴コンビで、NSCを首席で卒業後、初めて挑んだ「M-1」で準決勝まで進むという超天才肌。あの、ゆにばーす・川瀬名人も、彼らを「吉本の宝」と称えているそう。そんな令和ロマンがスタジオでネタを披露してくれました。

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完璧な漫才を見せてくれた令和ロマンがまだデビュー2年目だと知った矢作は、「天才だ」とビックリ。劇団ひとりもガツガツと笑いを取りに行かず落ち着いている様子を高く評価しました。

ツッコミの松井は超大手証券会社・副社長のご子息で、松涛の200平米のマンションにお住まいだというガチのお金持ち。

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実は、ファンに嫌われると思うのでM-1戦士のふりをしているが、本当は服装を派手にしたいそうで、「本当はテレビとかいっぱい出たいんですけど、漫才一本の感じで」と本音を吐露。「EXITみたいになりたい」そうで、こっそりEXITのチャラい感じを練習しているそう。

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そして第1位を獲得したのは、加賀と賀屋のコンビ「かが屋」。2年前から天才部門にランクインしていた彼らが、今回ついに1位に! 千原ジュニアやバカリズム、東京03・飯塚などの名だたる芸人たちからも高評価を受ける次世代のコント王です。K-PROの児島さんも、「舞台袖の芸人視聴率No.1」でカリスマ的人気を誇っているとの情報を。そんなかが屋もスタジオでネタを披露してくれました。

今回のアンケートが各所に配られた時点で「かが屋の名前書いといたから頑張れよ!」と声をかけられたという2人。期待が大きいということもあり、ダントツの1位だったそう。もちろんコントの完成度も高く、なんと毎月100シチュエーションを考えるというノルマを課しているという努力型。それを知った矢作は「あ~飯塚さん(東京03)に好かれるわけだ」と納得の声を。

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2人の出会いはバイト先のコンビニで、朝勤と夜勤でシフトの時間が合わない2人の間に店長が入って「朝勤の加賀はバナナマンが好きだそうだ」などと、話をつなげてくれたのがきっかけだったといいます。また、賀谷はおぎやはぎ、バナナマン、ラーメンズで結成されたお笑いユニット「君の席」のファンで、台本を書き起こすなどしていたそう。そんなお笑いに熱心な2人は、スタジオの奥で収録を見ていた放送作家・オークラの存在に気がつき感激。憧れのオークラに「かが屋のコントはほぼ全部見ている。面白いですよ」と褒められ、加賀は目に涙を浮かべて喜びました。

何か持ってそう芸人

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続いては、新たな試み「何か持ってそう芸人」。アンケートの票数は多くないが、見逃せないコメントや特技を持っている芸人をピックアップ。完全未知数でも何か持ってそうなお試し枠に選ばれたのは、ティモンディ(前田・高岸)、パラダイスメン(福田・鳥羽)、スタンダップコーギーの3組。

おぎやはぎの後輩でもあるパラダイスメンは、ツッコミの鳥羽が「緊張するとパニックになる」という"人力舎No.1ポンコツ芸人"。矢作とは番組で共演することもあるそうで、「結果残したことないもんな」「ニヤニヤしないで真面目な顔をしろ」と矢作に遊ばれてしまう鳥羽ですが、クセが強いキャラが憎めません。「気をつけ!」と言われて背筋を伸ばした鳥羽は、数秒後に「息ができない」と。どうやら鼻呼吸が苦手で、力んで口を閉じると息ができなくなるとのこと。面白くなっちゃった矢作はテープで鳥羽の口を塞いで、本当に鼻呼吸ができないのか検証。鳥羽は超早い段階でテープを剥がすという謎の芸を身につけました。

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この日初めてパラダイスメンを見たという児島さんは、「本当に人力舎ですか? ちゃんとネタができないと入れない事務所だから......」と驚きを隠せない様子。パラダイスメンはネタを作るのが苦手だそうで、漫才もアドリブで進めているのだといいます。

ということは、今この場でお題を振ってもアドリブで漫才ができるということ。劇団ひとりから「宇宙飛行士」というテーマをもらって即席の漫才を披露してくれました。しかしやっぱり途中で鳥羽がぐちゃぐちゃになってしまい中断。鳥羽は三四郎が好きで、「(三四郎は)ずっとアドリブで漫才していると思っていた」と言っていましたが、彼らのネタを見た三四郎は「俺らこんなんじゃない!」と全否定しました。

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続いてはティモンディ。アンケートでは、「とにかくいいヤツでド天然」「第2のみやぞん」など気になるコメントを集めていた高岸。前田と高岸は、高校野球の名門・済美高校で出会ってコンビを結成。野球部でピッチャーだった高岸は、時速150km/hのストレートを投げていたといいます。矢作に「喋り方が誇張した照英」と指摘された高岸はなぜか「照英さんもいい方ですよね」と照英を褒め始めます。これは確かにいいヤツ!

そんな高岸は、先日、"世界最古の球技"といわれるファウストボールの日本代表に選ばれたそう。高岸は「これはいいスポーツですよ!」と、あまり知られていないファウストボールについて説明を始めますが、ここでもいいヤツさく裂。途中、劇団ひとりが「穴は?」「どうやったら点数になるの?」とわざとスポーツを茶化しますが、怒るどころか全肯定してくれました。

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K-PROの児島さんいわく、高岸は骨折をしたときでもライブの告知のために外でビラ配りをするほど仕事熱心なのだとか。高岸本人に、そのときのビラ配りの様子を再現してもらいましたが、劇団ひとりは「穴は?」「どうやって点数つけるの?」と先ほどのやり取りを始めます。高岸は、「点数じゃない! スポーツに思わしにかかったな」とうまく返すことができず、劇団ひとりに「(ほかのバラエティでは)厳しいでしょう」と決断を下されてしまいました。

次回は後半戦をお送りします! 今回の放送は、「ネットもテレ東」で限定配信中です。

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