盗撮犯が一発でわかる! “盗撮ブラックハンター”の正体

公開: 更新: テレ東プラス

jikkuri_20190712_01.jpg
【配信終了日:7月18日(木)】動画はこちら

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。7月11日(木)の放送では、「最新犯罪&最近何やっているの?スペシャル」をお送りしました。

盗撮犯を餌食にしたグループ犯罪とは?

jixtukuri_20190712_2.jpg

諸岡宏樹さんは、これまで1000人以上の性犯罪者を取材してきたジャーナリスト。今回は、自身の潜入取材に支障が出ないようサングラスをかけて登場。そんな諸岡さんがこの日教えたのは、最新犯罪"盗撮ブラックハンター"について。

盗撮ブラックハンターの手口は、まずひと仕事終えた盗撮犯を見つけ、「お兄さん今、俺の彼女のこと撮ってただろ」と声をかけます。盗撮ブラックハンターは、「警察には言わないでほしい」と焦る盗撮犯に対し、「示談にしよう。相場は50〜100万円くらいだ」とゆすりをかけ、お金を騙し取るのです。これまでは、盗撮される女性もグルの美人局という手口が主でしたが、最近は本当に何も知らない女性が盗撮されているところを狙われるそう。

jixtukuri_20190712_3.jpg

盗撮ブラックハンターは、街中で複数人のグループになってターゲット(盗撮犯)を狙っています。グループトークを利用してターゲットの特徴や場所を仲間に知らせ、「自分は現場から遠いので、後から通行人役として駆けつける」「近くにいるので、友人役として一緒に行く」「今日は都合が悪いので、後日弁護士役としてターゲットに電話をかける」などの作戦を立てるそう。役回りを分担し、いわゆる"劇場型"でお金を騙し取っているのです。

そもそも盗撮ブラックハンターは、なぜ盗撮犯を簡単に見つけることができるのでしょうか? 諸岡さんいわく、盗撮ブラックハンターは元盗撮犯で構成されているため、ちょっとした動きで盗撮犯を見抜けるとか。盗撮犯は、女性の背後に不自然なほどぴったりくっついたり、小型カメラを忍ばせた靴やバッグを女性に近づけたりなど、怪しい動きをするそう。その瞬間を、盗撮ブラックハンターは見逃さないのです。

盗撮犯は、短いスカートを履いた若い女性が両手いっぱいに買い物をしに来る場所に潜んでいるようで、昨年7月に逮捕された20代男性5人組の盗撮ブラックハンターは、半年間で30人以上の盗撮犯を餌食に3000万円騙し取っていたといいます。もちろん盗撮自体やってはいけない犯罪。諸岡さんは、盗撮の最新手口についても明かしました。

この番組は、現在「ネットもテレ東」で限定配信中です。

PICK UP