アイドル部・死闘の10日間に完全密着！”涙のミサンガ”と選抜メンバーの苦悩：青春高校３年C組

「もっと青春を謳歌したい！」という生徒たちを募集し、生放送でお届けしている「青春高校3年C組」(毎週月曜～金曜夕方5時30分～)。ここでは、オンエアした内容を紹介していく。

今回は、「テレ東音楽祭2019」に出演したアイドル部に10日間完全密着した模様をお届け！
「テレ東音楽祭」の10日前、アイドル部12名の中からテレ東音楽祭選抜メンバーが発表された。次々と選抜メンバーが発表されていく中、今回落選したメンバーたちは涙を流す。そしてセンターに決まったのは元々ダンスが全く踊れなかった持田(優奈)ちゃん。そのひたむきな姿勢が認められ、センターに大抜擢された！

落選メンバーの想いも背負って「テレ東音楽祭」に挑むことになった選抜メンバー9人。
本番まではあと8日。急いで振り入れに取り掛かるも、新曲「青春のスピード」の振り付けはイントロからフォーメーションが複雑に入れ替わる、かなり難易度が高い。センターを任された持田ちゃんは自ら進んで振り付けの先生方に質問し、ほとんど休憩なしで練習に励んでいた。他のメンバーも初日にも関わらず、早くも振りが頭に入っている様子。
「前よりダンスを覚えるのが早くなった気がします」と話すのはマーガリンこと大曲(李佳)ちゃん。これも毎日公演をやっている賜物だ。
振り付け担当のCRE8BOYさんも「本当にまだまだなんですけど、すごい上達してきています」

ところが本番6日前...。初めての振り入れとなる兎遊ちゃんは振りが全然頭に入っていない。先生も「兎遊さんは覚えるのが苦手な子だと思うんでヤバいなっていう」との感想。他のメンバーも1回目の振り入れで褒められたせいか、全然危機感を感じていない。先生たちに100点満点だと今どれくらいなのか聞くと「10くらい...」。

すると今までは軽音部だった前川（歌音）ちゃんがアイドル部メンバーを呼び出して話を始めた。「あと一週間で本番っていうのはみんな知ってることだと思うけど、プロとしてのモチベーションじゃないなって思ってて。自分たちはアイドル部って名前だけどアイドル部なんかじゃなくてプロ。自分たちもアイドルやってるからにはAKBさんとかと同じところに立ってるという意識が薄いと思います」と語った。

前川ちゃんの話に他のメンバーもそれぞれ思うところがあったようで真剣な顔で一人一人が決意を口にした。前川ちゃんの檄がきっかけで練習に力が入ってきたアイドル部。しかし「テレ東音楽祭」3日前。試験勉強があり、これまで練習に参加できなかった西村(瑠香)ちゃんが練習に参加。「振り入れはしたけど、立ち位置が怖い」と話し、西村ちゃんが入ると、前回10点だった評価がなんと5点に！

「スキルとか集中力とか高くなってるんだけどチームワークがマジでない」と言い切られてしまった。「一人でも笑顔のバランスが下がると成立しなくなっちゃう。その差が激しすぎて見てるのも辛い」とかなり厳しい状況のようだ。

控え室で西村ちゃんは涙ながらに、「ずっと青春高校に出ていない間に、アイドル部にも青春高校にも置いていかれている...」と悩みを打ち明けた。新曲が踊れないことも不安要因のひとつと話す。

さらに兎遊ちゃんも、人前で泣くのは嫌だからと顔を隠しながら「練習しているけど、今よりもっと練習しないといけない。泣いてる時間がもったいないから頑張るしかない」と自分を奮い立たせていた。

本番前日、「テレ東音楽祭」に出ない生徒たちが頑張っているアイドル部のメンバーのためにこっそりミサンガを作っていた。ミサンガを渡されたアイドル部は、みんなの気持ちをしっかり受け止めて、涙ながらに頑張ることを誓った。

ところがその夜、練習中に持田ちゃんが急に泣き始めてしまった。センターのプレッシャーからか、今までできていたことが今日になって全然できないのだという。不安に押し潰されそうになっていた持田ちゃんだったが、その後「絶対成功されたい！("したい"の間違い、笑)」とツイートし、気合いを入れていたので少し安心した。

そして「テレ東音楽祭」当日、アイドル部にもうひとつのプレゼントが届いた。それはこれまで楽しい時も辛い時も共に過ごしてきた3Cメンバーたちからのメッセージ。中でも今回落選したアイドル部メンバーからの言葉は響いたようで、涙ぐむ生徒も。