城南海、翠千賀、RiRiKA”カラオケバトル3姉妹”、U-18四天王らが生で名曲熱唱

公開: 更新: テレ東プラス

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歌のプロや全国の歌うまシンガーが集結する元祖カラオケ採点番組「THEカラオケ★バトル」(日曜夜7時54放送)。6月9日(日) 中野サンプラザにて行われた「THEカラオケ★バトル コンサート2019」第1部の模様をレポートします!

この5年を振り返る城南海、"涙ジェンヌ"は早くも涙...

番組開始から5周年を記念した今回のコンサート。出演者は、"カラオケバトル三姉妹"の城南海、翠千賀RiRiKA、カラオケ世界王者の海蔵亮太、"最強高校生"から大学生となった番組9冠の堀優衣、"U-18四天王"の佐々木麻衣鈴木杏奈佐久間彩加、"U-18新人王"の原藤由衣という番組を代表する9人。

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オープニングは、初代番組エンディング曲「Over and Over〜夢は終わらない」。間奏でのオペラ歌手・翠千賀の高音も絶好調で、観客を引き込みます。曲終わりで登場した司会の繁田美貴アナウンサーも「盛り上がってますね!」と興奮。9人の生歌の迫力に、会場のテンションが一気に上がったのを感じます。

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ソロパートのトップバッターは、"宝塚最強歌姫"RiRiKA。ジャズテイストの「渡良瀬橋」を熱唱しながら、観客に向かって手を振っているうちに涙が。感情があふれ泣きながら歌うことで"涙ジェンヌ"と呼ばれるRiRiKA、今年も早くも泣いています。2曲目「いのちの歌」も、感情豊かに聴かせてくれました。

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続いては、コンサート初登場の"U-18新人王"原藤由衣。今年2月の「新人王決定戦」で100点満点で優勝した「セーラー服と機関銃」を透明感あふれる声で熱唱。「ものすごく緊張しています」という原藤ですが、その歌唱からは全く緊張を感じさせません。

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そして、城南海が登場。番組スタートからの5年間を振り返り、「デビュー10周年、その半分の5年間を『カラオケ★バトル』に出ているので、メンタルが強くなり、本当にいろんなことを学びました」とコメント。番組で初めて100点満点を獲得した曲「友達の詩」を切なく、情感たっぷりに熱唱。2曲目「花」では、奄美独特のこぶし「グイン」を聴かせてくれました。

また、番組を通じて多くの人に知ってもらえるようになったことを実感したという城南。「(PCやスマホで)"城南海"という漢字を出すために"じょうなんかい"と打っていたんですが、今は"きずきみなみ"と打ったら出てくるようになったんですよ!」と、うれしそうに報告してくれました。

デュエットバトルで奇跡の満点!?

ここからは名物企画「デュエットバトル」。2人1組となって、番組おなじみカラオケ精密採点のデュエットモードを利用してのバトル。今回は、鈴木杏奈&佐久間彩加ペア、佐々木麻衣&原藤由衣ペアのU-18選抜同士の対決です。

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鈴木&佐久間が選んだ曲は、加藤ミリヤ×清水翔太の「Love Forever」。歌う前は「どうしよう、どうしよう」と緊張気味だったものの、いざ歌い始めると、堂々と歌い上げるところはさすが!

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一方、佐々木&原藤ペアの曲は、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」。2人は、ステージの端に向かい、距離をとって歌います。これは声質が似ていることから、どちらが歌っているか分からなくなるのを避けるため。北海道在住の原藤が東京に来る機会がなく、2人で歌を合わせたのは1回だけとのことですが、息ピッタリ!

ハイレベルな戦いを制したのはどちらのペアか!? 会場中が固唾を飲んで結果を見守る中、繁田アナウンサーは「何点、何点、何点だ!?」と、番組MC・堺正章のおなじみフレーズで盛り上げます。

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先攻の鈴木&佐久間ペアは99.852点という高得点。そして後攻の佐々木&原藤ペアは、なんと100点満点を獲得し、会場から「おぉ〜〜〜」とどよめきが。結果は、佐々木&原藤ペアの勝利となりました。

興奮冷めやらぬ中、再び出演者全員がステージに集結。城南海、RiRiKAが「会場一丸となって歌おう」と観客にコールの仕方を教え、あしなが育英会とのチャリティーソング「Thank you for the song」をみんなで合唱しました。

「海の声」から「天城越え」まで、あのヒット曲続々

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後半のソロパートは、カラオケ世界大会で史上初の2連覇を達成した海蔵亮太からスタート。大ヒットCMソング「海の声」を伸びやかな声で歌いあげます。ここで、しっとりと空気から一転! 梅雨のこの時期に「冬の歌を歌います!」と宣言し、2曲目は「クリスマスキャロルの頃には」でステージを動き回り、手拍子を誘って会場を盛り上げました。

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U-18最年少四天王、中学生の佐久間彩加は「涙そうそう」で、規格外の歌のうまさを発揮。コブシもきかせ、会場を魅了します。MCでは、元気いっぱいに「『カラオケ★バトル』に出てから歌う機会が増えて、歌好きな私は本当に嬉しい!」と笑顔を見せてくれました。

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12歳から番組に出場している佐々木麻衣は、今やU-18四天王最年長。デュエットで100点満点を出し絶好調の彼女が選んだ曲は、テレサ・テンの「つぐない」。「初めてのレギュラー放送の日に優勝したのが私なんです。あれからもう5年も経ってしまったんですね」と、当時を振り返りました。

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U-18四天王として番組を牽引してきた天才少女、鈴木杏奈。アニソン好きな彼女が選んだ曲は「残酷な天使のテーゼ」。手拍子で盛り上がる会場に、「楽しい~!」と満面の笑顔。彼女らしいパフォーマンスを見せてくれました。

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この春から大学生となりU-18を卒業した堀優衣は、「ハナミズキ」を思い入れたっぷりに歌い、会場を魅了。歌い終わると、歌唱中とは違った表情を見せ「(大学生になり)制服を脱いでも応援よろしくお願いします」と、明るく挨拶しました。

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ソロパートのトリは、強気発言でもおなじみ"高音オペラ魔女"こと翠千賀。歌い慣れた「かもめが翔んだ日」ながら、まさかのサビの出だし失敗。しかし、そんなことはものともせず「興奮しすぎて間違えちゃったじゃない」と笑い話にして、2曲目「天城越え」を情念たっぷりに歌い上げました。

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最後は、番組の新エンディング曲「希望のSwitch」を出演者全員で熱唱。それぞれの思いのこもった歌とともに、今年のコンサートは幕を下ろしました。

大盛況につき、「THEカラオケ★バトルコンサート」初の大阪公演も開催決定! 2019年10月27日(日) 大阪・オリックス劇場にて。詳細は後日発表します。

次回の放送は歌の異種格闘技戦!

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6月23日(日)夜7時54分放送の「THEカラオケ★バトル」は、歌の異種格闘技戦! オペラ、宝塚、アニソン、民謡、ゴスペルなど、各界を代表する歌の最強スペシャリスト8名が集結! 他の挑戦者の歌声を聴いて、「自分の方が上手い!」と思った人は「勝てる!」札を出し、その挑戦者と1対1で対決! 自身の歌のジャンルを背負い、意地とプライドをかけた"歌の異種格闘技戦"を制するのは一体誰!?

コンサートにも出演した海蔵亮太はスピッツの「チェリー」を、翠千賀は中山美穂の「ただ泣きたくなるの」を、RiRiKAは雅夢の「愛はかげろう」を披露します!

★出場者(50音順)
1【フラメンコ】
"本場スペインで絶賛!日出づる国のカンタオール"石塚隆充×Gipsy Kings「Volare」
2【流し】
"雑草魂で遂にメジャーデビュー!"おかゆ×中森明菜「十戒」
3【カラオケ世界王者】
"史上初!カラオケ世界大会2連覇"海蔵亮太×スピッツ「チェリー」
4【民謡】
「和の心を歌い継ぐ新星」木島 ユタカ×中島みゆき『糸』
5【アニソン】
"ワシントン発!アニソン界の黒船"ダイアナ・ガーネット×中島美嘉「雪の華」
6【ゴスペル】
"神に愛された歌声"三科かをり×MISIA「逢いたくていま」
7【オペラ】
"圧倒的声量を持つ高音オペラ魔女"翠千賀×中山美穂「ただ泣きたくなるの」
8【宝塚】
"宝塚史上最強の歌姫"RiRiKA×雅夢「愛はかげろう」

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