1万坪の山をひとり占め! まさにソロキャン!? 気になる”山”のお値段

公開: 更新: テレ東プラス

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現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜夜10時 ※6月21日の放送は夜9時54分)。今回は、ゲストにプロスキーヤー・登山家の三浦豪太と俳優の市毛良枝を迎え、「老若男女がなぜ登る?山に魅せられたニッポン人」をお届けする。

そこで「テレ東プラス」では、番組の中から「個人で"山を購入"!?一万坪をひとり占め...山の㊙楽しみ方」を先取りでご紹介!

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ここは大阪・堺市の閑静な住宅街。早朝5時からどこかへ出掛ける男性の姿が...。「今から週末の楽しみに行って来ます」とのこと。

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男性が毎週末、車で3時間かけてやってくるのがこちらの山の中。森の中に入っていくと...。「おかえり」と男性を出迎えたのは、奥様。皆で何をしているのかたずねてみると、家族でキャンプをしているそう。

こちらのキャンプ場、よく見ればこの一家の貸切状態! 「この山を丸ごと買いまして」とご主人。なんとプライベートビーチならぬ、プライベートマウンテンなのだ。

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その面積は、実に東京ドーム9.2個分。アウトドア歴3年のご夫婦は、自分たちだけのキャンプ場が欲しいと思い、半年前に800万円でこの山を購入したとのこと。

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自分の山を所有すると、標高750メートルからの景色も独り占め!

とはいえ水道は通っていないので、沢から水を汲み取り、大切に使うとのこと。もちろん、電気もガスも通っていない。トイレもないので、自然に優しいコンポストトイレを使用。それでも、「山を買って楽しくてしょうがない」らしい。それでは、どのようにしたら山を買うことができるのだろうか。

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詳しく話を聞くと、山専門の不動産のサイト「山林バンク」でこの山を購入したという。さっそく番組スタッフは和歌山県のとある町へ。

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創業15年、1000件以上の販売実績を持つ「山林バンク」。まるで住宅情報のように全国各地の山林物件が掲載されている。

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「相続したものの使い道がない」「管理ができない」などの理由で、山を売りに出すケースが多いという。一方、山を買いたいのは、癒しを求める都会の人が多いらしい。では、山の値段はどうやって決められているのだろうか。和歌山県内にある山の査定に同行することに。ポイントは、山に隣接する道路の有無。アクセスが良いほど値段が高くなるのは、宅地と同じだ。

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有効活用できる平地の面積も重要。また、川沿いは癒しの効果が上がり、釣りなどもできると高評価に。

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山林を売買する際、最も気をつけないといけないのが境界線。境界の杭は境界を示す目印であり、土地の所有者が、隣の地権者と話し合った上で設置している。

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頂上からの眺めももちろん重要なポイントとなる。登山道はないので、道なき道を登り、頂上へ。ちなみにこちらの山の価格は1万1000坪で270万円! 高いか安いかは、価値観次第である。

山は登るだけでなく、丸ごと買って自分流に楽しむこともできるのだ。あなたもおひとついかが?

番組ではほかにも、「山頂に渋滞! 9000人が集まる山開き」「登山者数世界一! あなたの知らない高尾山」などを紹介する。

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