両手に重い荷物を持っている時、土砂降りの雨が降ってきて絶望したことはないだろうか。傘をさすと片手が塞がってしまうので、荷物をたくさん持つことができない。梅雨の時期に、買い物が憂鬱になってしまう人も多いはず。そんな雨の日に役立ちそうな傘が誕生した。
主婦の小泉博子さんが開発したのがこちらの傘。なんと、両手を使わずにさせる傘だという。
東京五輪の"暑さ対策の傘"を想像し、少し不安になった片渕茜キャスターだったが...(笑)。
想像と裏腹に、見た目は普通の傘と同じ。傘のV字のフレームの間から顔が出るようになっている。
この傘をさすにはリュックが必要。まずフレームをのばしながら傘を開く。
傘のV字のフレームは、リュックと面ファスナーで2ヵ所固定させるためのもの。
さらに、フレームの先端にあるクリップをベルトに挟み、傘を完全に固定すればOK。体にくっついているので、かなり安定感はあるそう。
「両手で荷物を持てるくらい余裕がある」と片渕キャスター。重さも、普通の傘を持つより軽いという。
ただし、傘の角度は変えることができないので、横殴りの雨が降ってきたら体を横に向けて防ぐしかないそう。
さらに、雨の日に試したことがなかったという小泉さん。今回の実験で、新たな課題が見つかった。市販の傘の柄を切って作っているため、切った部分から雨漏りが...(笑)。今後はリュックなしでも使えるようにするなど、まだまだ改良の余地がありそうだ。
「雨でも両手で荷物を持ちたい」という小泉さんが作った便利傘。これからどんな人に使ってもらいたいか伺うと、「車いすやベビーカーをご利用の方、手押し車を押す高齢者の方の役に立つのでは」と話す。
ただ、腰の曲がった方が使うと傘が前のめりになってしまったり、妊婦でお腹の大きい方だと後ろ倒しになったりと、体型を選ぶところが難点。課題は、傘の角度を変えることができるようにすることだ。
この傘が完成して普及すれば、雨の日の買い物も怖くない。梅雨時の煩わしさも少し解消されるだろう。
【商品名】
ささずにさせる傘
【商品の特徴】
傘とリュックを固定することで両手で荷物が持てる便利傘
【企業名】
個人
【住所】
横浜市港北区
【価格】
未定
【発売日】
未定
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