1度食べたら止められない...カツオの刺身とニンニクマヨ醤油:昼めし旅~あなたのご飯見せてください

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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5月28日(火)の放送は、千葉県勝浦市でご飯調査。勝浦市は、飛騨高山(岐阜県)・輪島(石川県)と並び、日本三大朝市のひとつに数えられる「勝浦の朝市」、さらに漁港では旬を迎えた初ガツオが水揚げされるなど、活気と賑わいを見せています。ご飯調査するのは、お笑い芸人のバービーさんです。

勝浦漁港の人気メシ! 初ガツオの刺身

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早速訪れた勝浦漁港には、ビンチョウマグロやこの日大漁だった本マグロ、キンメダイなどの魚たちが並びます。船着き場に行くと、カツオ漁の船を待つ、卸問屋の安藤勇介さん、栗原健二さんと出会いました。

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勝浦漁港では、漁師が沖でとってきた魚を港で待ち構える卸問屋が、水揚げ・選別・買取りを行っています。勝浦沖でとれ、生のまま港にあがってきた初ガツオは、大きさごとに仕分け作業を行います。

仕分け作業中の栗原さんに、さっそく例のお願いを......。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」

「1時か2時頃なら」と交渉成立! この日の料理当番は、魚をさばくのが一番上手だという小島敦さん。水揚げをしている中、手が空いた人がその日とれたカツオをさばき、お昼ご飯を作るそう。

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カツオは「先に背ビレをとる」のが上手にさばくコツ。見事な手つきでさばいていきます。

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もうひと品はカツオのたたき。朝とれたばかりのカツオを加工したものです。

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こちらが、勝浦漁港の卸問屋さんのお昼ご飯。

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朝水揚げされたばかりの初ガツオの刺身。

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さっぱりと味わえる初ガツオのたたきも並びます。いつも港に即席のテーブルを作ってお昼をみんなでいただきます。それぞれ持参したお弁当に、新鮮なカツオの刺身をプラス。漁港メシならではの贅沢。

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勝浦漁港で流行っている初ガツオの刺身の食べ方は、ニンニク醤油とマヨネーズにからめて食べるというもの。脂が少ない初ガツオは、マヨネーズをつけて食べると濃厚な味わいに。意外な組み合わせですが、一度食べたらやめられないおいしさだといいます。バービーさんも、「ちょっとジャンキーだけどおいしい!」と舌鼓。

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初ガツオのたたきはポン酢でいただきます。「カツオは鉄分豊富だし、高たんぱくで低カロリー。美容にもいいですよ」とのこと。

お忙しい中、ありがとうございました! これからも勝浦漁港を盛り上げてください。

香り立つ!コシヒカリの食べ方

続いては、漁港を離れ田園へ。田んぼで作業中のご夫婦を発見したバービーさんは、米農家の佐藤京子さん、俊夫さんご夫婦にお話を伺いました。東京ドーム半分ほどの広さの田んぼでコシヒカリを作り、直売所に出荷する野菜も栽培しています。

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畑では、もうすぐ旬を迎えるらっきょうやそら豆、スナップエンドウなど、10種類前後の野菜を育てています。

「『昼めし旅』はよく見ている」という京子さん。話が早いとばかりに、さっそく例のお願いを......。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」

ちょっとためらった京子さんでしたが、無事交渉成立! 夕飯時にお邪魔することに。

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まずは畑でとってきたばかりのきぬさやを使ったひと品。きぬさやは一さやずつすじを取り、ハムは食感が残るように大き目にカット。フライパンで炒めて、シンプルに塩・コショウで味付け。3分ほどさっと火を通したら完成です。

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続いては、炊き立てのコシヒカリを塩むすびに。ご飯が熱々の状態で握り、冷めるまで待つのがポイント。そうすることで、お米の香りが立つそうです。

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こちらが佐藤さん家の晩ご飯。

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コシヒカリの一番おいしい食べ方、香り立つ塩むすび。

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自家栽培のきぬさやとハムの炒め物。

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茹でたスナップエンドウは、マヨネーズをつけていただきます。

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旬のそら豆は、塩茹でに。

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俊夫さんの大好物! 野菜たっぷりカレーは甘口です。

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きぬさやは新鮮なので柔らかくておいしいそう。

コシヒカリは「温かいよりも冷めたほうがおいしい」と俊夫さん。バービーさんも、「本来の味だけで十分おいしい! 15個食べられる(笑)」と大絶賛。

おいしいお料理をありがとうございました。これからも夫婦仲良くお元気で!

「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。

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