年収1000万円で豪邸も! 子どもたちが憧れるストレスフリーな職業

公開: 更新: テレ東プラス

現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜夜10時)。6月7日(金)の放送では、ゲストにIKKO、武井壮を迎え、「意外な仕事で!? いま稼ぐ人の㊙暮らし」をお届けする。

「テレ東プラス」では、番組の中から「豪邸が並ぶ謎の島!儲かる漁師のヒミツ」を先取りして紹介!

兵庫県姫路市。姫路港から船で30分。ここに驚くほど儲かっている島があるらしい。

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その島とは、瀬戸内海に浮かぶ「坊勢(ぼうせ)島」。人口およそ2000人の島だが、本当に儲かっているのだろうか? その真相をたしかめるため、早速潜入捜査を開始。

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島に上陸して気づいたのが、丘の上に並ぶ多くの豪邸。島ならではの傾斜地に「見るからに立派なお宅」が建ち並んでいる! 試しに島民の何人かに年収を聞いてみると、1000万円超えの声が多数。彼らはいったい、何をしてそんなに稼いでいるのだろうか。

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ヒミツを教えてくれるという島の方についていくと、港に到着。人口の7割が漁業に従事している坊勢島の人たちは「漁」で稼いでいるらしい。

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その秘密を探るべく、早速、漁に同行することに。船員総出で網を引き揚げると、そこには坊勢島に春を告げる魚こと鰆(さわら)の姿が。多い時では1日2トンの水揚げで200万円相当になることもある。だが、この日は残念ながら不漁...。

「良い時も悪い時もある」と平然な様子の船長にその理由を問うと...。「こういう時のために"秘密兵器"がある」と、漁が終わったにもかかわらず、再び出港!

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すると、目の前に現れたのは海に浮かぶ生け簀。どうやらこれが"秘密兵器"らしい。「わしらには畜養がある」と語る船長。"儲かるヒミツ"がここに!!!

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畜養とは、捕った魚をすぐ出荷せず、生け簀に一時的にストックすることを指す。坊勢島では、主に鯖(さば)や鰯(いわし)を畜養している。

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生け簀には約7~8万匹の鯖がいるが、一気に売ることは不可能なので、一旦生け簀にストックし、出荷調整をするという。出荷調整をすることにより、魚の単価の下落を防止、安定的に収入を得ることができる仕組みとなっている。

しかしこの畜養は、どこの海でもできることではない。条件としては、風や波が穏やかで、生け簀に適した水深が必要。坊勢島周辺は、条件に適した恵まれた土地なのだ。ちなみにこういったエリアは、全国でも数少ないという。

坊勢島では、畜養した魚を"養殖ブランド魚"として出荷。そのひとつが"翡翠鯖(ひすいさば)"。

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畜養した魚を島内のお店へ新鮮な状態で直送。島の名物「さばしゃぶ」コースとして味わうことができる。絶品だというサバを見て、ゲストの武井壮は、「食べたい!」と叫ぶ。

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こうして島の漁師たちは安定収入を得ているが、島内でお金を使う場所が少ないので、結果的には立派な豪邸を構えることに。子どもたちの高校進学を機に、海を渡った姫路市内にマンションなどのセカンドハウスを持つ人も多いそう。
島の子どもたちは、口を揃えて"漁師になりたい!"と夢を語っていた。年々漁師の数が減っている日本だが、このようにしっかりと稼いでいる漁師がいるという事実も覚えておきたい。

ゲストのIKKOと武井壮も立派なお部屋に住んでいるということで、普段自宅で2人が何をして過ごしているのか...VTRと共に紹介していく。

ほかにも「タワマンに住む億万長者!華麗な暮らし」「成功者に学ぶ"どんだけ~"稼ぐ方法!?」など、驚きの"稼げる"暮らしを紹介する。

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