亀井選手が愛される理由、大城選手が甲子園の土を持ち帰れなかった理由とは? 「実況パワフルハンデマッチ」を開催

公開: 更新: テレ東プラス

アルコ&ピース(平子祐希酒井健太)がMCを務める「勇者ああああ ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~」(毎週木曜深夜1時35分放送)。5月30日(木)の放送では、「実況パワフルハンデマッチ」を開催。

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いい感じの野球エピソードを話せば1点追加という謎ルールによる企画が1年ぶりに復活! 勝つのは技術かそれとも知識か!? 今回芸人の挑戦を受ける達人は、パワプロ・プロリーグ東京ヤクルトスワローズ代表、キャプテンのマエピー選手と、昨年度パワプロ・プロリーグのゲーム解説でも活躍した、ぶんた選手。

マエピーは「パワプロチャンピオンシップス2017」優勝、ぶんたは「パワプロチャンピオンシップス2017 準優勝」という実力の持ち主だ。

この1年でパワプロ業界にもいろいろあり、なんとパワプロ・プロリーグが結成に。プロリーグとはプロ野球同様セ・リーグ、パ・リーグで争うeスポーツ大会で、勝者はe日本シリーズに進出します。パワプロ・プロリーグにはドラフト会議まであり、指名された選手が各球団に所属してペナントレースを戦うそう。マエピーは、ヤクルト、日本ハム、楽天、横浜の4球団から1位指名されたとのことでした。

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そんな2人に挑むのは、ご贔屓チームの知識だけなら誰にも負けない、カープ芸人のザ・ギース・尾関高文とジャイアンツ芸人、四千頭身・後藤拓実。尾関は、試合のチケットが手に入らない時、球場近くで試合の音を聞いて楽しむほどのカープ好き。一方の後藤は、ワタナベエンターテインメントに入って一番最初に連絡先を聞いたのが坂本のモノマネ芸人・さかともとのこと(笑)

では早速第一試合の模様をお届けします。

簡単にルールを説明すると、芸人チームは試合中にいい感じの野球小話でアルピーの平子と酒井の両方唸らせたら(白旗を上げさせらたら)1点入るというもの。

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先攻、中日のぶんたの布陣は以下の通り。
1番平田
2番大島
3番アルモンテ
4番ビシエド
5番堂上
6番高橋
7番阿部
8番加藤
9番笠原
本気モード全開のオーダー。

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対する後攻・巨人、後藤のオーダーは
1番亀井
2番大城
3番ゲレーロ
4番岡本
5番石川
6番宇佐美
7番丸
8番小林
9番宮國

とまさかのキャッチャー3人構成! どうやらエピソード重視の布陣の模様。

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第1イニングが始まると、なんと後藤がパワプロが上手いことが判明。がなかなか打てないぶんたは、やっと打っても外野がキャッチし、すぐに1アウトという展開に...。続いて1人塁に出したものの、次のバッターのファウルを誘ったりと普通に楽しく野球ゲームをやっているだけの後藤。

とは言え、さすがにぶんたも実力を見せ、2点先取します。次のバッターを三振で仕留め、なかなかのゲームの腕を見せる後藤。4点取られたところで第1イニングの表は終了。

攻守交代し、エピソードトークで点を取りに行く後藤。まずは亀井善行選手のエピソードから。

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「ファンからも首脳陣からも愛される亀井選手の愛される理由を検索したら、みんな亀井のおしりが好きだった!」というエピソードに、酒井の旗は上がったものの、平子の旗は上がらず、残念ながら無得点。

続いては大城卓三選手のエピソード。「甲子園に出た時に負けた大城は甲子園の砂を集めに行くタイミングが分からず、砂を持って帰れなかった!」という話に、みんな大爆笑でまずは1点。

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(アレックス・)ゲレーロのエピソードは「メジャーリーグ時代、セカンドを守っていた時にキャッチャーからの送球を取れず、ベンチに戻って激怒したキャッチャーと乱闘になり、耳を噛みちぎられた!」という衝撃的なものでした。このタイソンのようなエピソードにも文句なくアルピーの旗は上がり、2点目ゲット。

第2イニングに入り、ついに本気を出してきたぶんたが2点とると、ここで新ルールが導入されることに...。守備中はピッチャーのエピソードで得点をもらえるというもはや無法地帯な展開で、後藤は宮國椋丞選手のエピソードを紹介します。「宮國はハンサムだけど、いろいろなものを信頼していなくて、インタビューのガンマイクに異常に近づいて喋る」という話で1ポイント獲得し、3(後藤)-5(ぶんた)に。

このまま点を取られるぶんたであろうはずもなく、追加点を重ねて3-7になったところで攻守交代。さらにエピソードトークで点を稼ぎ、7-7の同点まで持ち込んで、最終イニングへ!

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2ランホームランなどで快調にヒットを飛ばし、合計11点でぶんた選手の攻撃は終了。
最終回裏は大逆転チャンスとしてアルピーの旗1本につき1点獲得する方式に変更となります。つまり2人が上げれば2点獲得できるという「エピソードサヨナラ」も可能。

強力なエピソードトークもなく、中日のピッチャー・祖父江大輔からもヒットが打てない後藤に「普通にすべらない話でもいいし...」と酒井からの助け船が出ると...。

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後藤は「岩手から遊びに来たおばあちゃんがお母さんと一緒にスカイツリーに行き、帰ってきたおばあちゃんに"高かった?"と聞いたら"4,000円くらい"と返事された」というエピソードを展開。旗が2本上がるものの、一応「野球とは関係ない」ということで1点追加。ぶんたと3点差に追い上げます。

選手のエピソードが思いつかず困っている後藤に「おばあちゃんの話ある?」と振る酒井。後藤は「おばあちゃんに誕生日プレゼントで、戦隊ヒーローグッズ"レンジャーキー"を頼んだら、"昔おじいちゃんが使ってたのあるからあげるよ"と言われ、後日届いたのは"綿ジャージ"だった」という話を披露し、再び全員大爆笑。おばあちゃんのほっこりポイントで1点稼ぎ、9-11となりました。

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「ゲレーロは味噌汁が嫌い」という弱めのエピソードにも酒井からおまけで点をもらい、なんと1点差に。そして最後はガチでスリーランホームランを叩き出し、後藤は、まさかの13-11で逆転します。

おばあちゃんがMVPに輝く中(笑)、ぶんたに敗因を尋ねると、「おばあちゃんですよね。祖父は祖母には勝てなかった」とピッチャー・祖父江にかけて上手いまとめを。後藤は「なに? この最後の最後に持ってかれた感」と芸人としての悔しさを口にしていました。

さて来週、マエピーと尾関の試合はどんな展開になるのか...乞うご期待!

この放送は「ネットもテレ東」で限定配信中です。

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