目標は出口くん! 小宮モノマネを封印し”真面目だけどポンコツ”キャラでイジられたい

公開: 更新: テレ東プラス

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「青春を謳歌したい!」というクラスメイトたちが集まる「青春高校3年C組」(毎週月曜~金曜夕方5時30分~)。この春、第3期生オーディションにより、また新たな仲間が加わった。

今回は、新メンバーの中から杉山龍生くんをインタビュー。水曜担任の三四郎・小宮先生のモノマネでオーディションウィークから存在感出しまくりだった杉山くんですが、上手すぎたモノマネを封印され(!?)、ただ今、迷走中!?

夢はお笑い芸人! 人に何か影響を与える仕事をしたい

――第3期オーディションの第1週目に合格して約1ヶ月(取材時)が経ったけど、「青春高校」に入学してみて、どう?

「こういう世界に入って自分がどのくらい実力を発揮できるのかという楽しみもありながら、みんなのように才能がないので、自分が足を引っ張らないかとか、しっかり自分のいいところを出せるのかとか、不安な面もあります」

――「みんなのように才能がない」と言ったけど、例えば誰にどんな才能を感じているの?

「チャーリーくん(エゼマタ健太チャールズ)だったら瞬時にいいワードでツッコミができたり、本多(睦)くんだったら漫才のネタを書けたり、プレトークの内容を考えたり。そういう面ですね」

――そういう部分に才能を感じているということは、自分もそうなりたいと思っているということ?

「はい。自分もお笑い芸人を目指しているので」

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――いつから芸人を目指すように?

「高校3年生の時ですね。受験勉強が苦しい時にお笑いを見て息抜きをしていて。人に何かを影響を与える仕事をしたいと思った時に、お笑い芸人さんが目に留まりました」

――それまでは何を目指していたの?

「"教師"が夢でした。教育関係に興味があって、高校時代には教師になるためのボランティアに参加したりもしていました。人に何か影響を与える仕事という意味では、教師も芸人も一緒だと思うんですよ」

――なるほど。「教師=人に勉強の楽しさを伝える」「芸人=人を笑わせて幸せにする」という点で、"人のためになる"というのが近いということだね。

「そうです。教師を目指して大学受験も頑張っていたのですが、受験の苦しい時に『杉山としゃべると面白い!』と言ってもらえたりするのがうれしくて。ふとした時に『人を笑顔にしたい』『芸人を目指してみようかな』という気持ちが生まれました」

佐藤くんの「人生を変えてみたい!」という姿勢が心に響きました

――そんな風に思い始めた時に「青春高校」を知ったのかな?

「いえ、『青春高校』は第1回から見ていました。でも高校生活が忙しかったので、受験終わったらぜひ応募しようと考えていました」

――1年を経て、満を持しての応募だったわけだ。初めて番組を見た時、どう思った?

「一般から選ばれた方と芸人さんがタッグを組んで番組を作るというのが、今までになく面白くて。ハプニングもちょいちょいありながら芸人さんが、生徒たちの良さを引き出していくというところにすごく惹かれました。いち視聴者として予備校から帰ってきたら録画を見るというのが毎日の楽しみになっていきました」

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――視聴者として見ていた最初の1年で、印象に残っている生徒は?

「佐藤(諒)くんみたいに『人生を変えてみたい!』といろんなことにがむしゃらに取り組んでいるのを見て、すごく心に響きましたね」

――今は同じ楽屋になって接点も多くなったと思うけど、テレビで見ていた印象と違うと感じることはある?

「いや、そのままですね~。『青春高校』のみんなは楽屋でも裏でもテレビで見たまんま。性格が良い方が多くて」

――すでに出来上がった大人数の集団の中に入っていくことに、なかなか馴染めないという人もいると思うけど、その点はどう?

「自分は人と話をするのが好きなので、『ここはどうしたらいいんですか?』って自分から質問しにいったりしているうちに仲良くなれました」

――誰が優しかった?

「最初は、年齢が近いこともあって、2期生の方と仲良くさせてもらいました。松岡(龍二郎)くんや田中(柊斗)くん、久保(侑大)くんとか」

――オーディション第1週目で合格したのは、杉山くん、川谷花音さん、森田泰平くん。3人も合格したということは、逆に言えば、それだけ放送の中で活躍できた人が多かったわけだけど、自分は受からないかもという不安はなかった?

「川谷ちゃんはAbemaTVに出たことがあるし、みんなも本番前に全然緊張していなくて、自分だけガチガチになっていたので、『このままじゃマズイ!』と。まずはしっかり自分を持って、思っていることを発言できるよう、チャンスが来たら頑張ろうと思いました。でも特に初日はカズレーザーさんに振られてもワンテンポ遅れて反応しちゃったりして、結構あせりました」

モノマネ上手なお調子者かと思いきやド真面目キャラ!?

――テレビに出るのは「青春高校」が初めて?

「もちろん。芸能活動なんて全くしたこともなくて、下町育ちの、ただテレビを見ていた側の人間です」

――多くの人の前で話す経験はあった?

「ボランティア活動の一環で JICA(国際協力機構)の東京都代表になったりしたので、人前で話すという経験はあったんですけど。テレビで憧れの芸人さんたちと一緒にお仕事するという面では、すごく緊張しました」

――オーディションウィークの後半ではどんなことを考えていた?

「不安はもうなくて、こんな機会をもらうこともないんだからと逆に吹っ切れましたね。あとは自分を出してやるだけだって。結果はいいから、しっかり自分を出すというところに目標をもって頑張りました」

――誰が合格すると思ってた?

「川谷ちゃんはみんなに愛されるし、人気もすぐ出るだろうという感じだったので、受かると思ってたんですけど......」

――自分は?

「水曜、木曜と自分が話す機会も増えて、芸人さんにたくさんいじってもらったりしたので、金曜にあともうちょい、しっかり肩の力を抜いて素の自分を出せれば受かるんじゃないかなという期待もありました」

――合格発表の瞬間はどんな気持ちだった?

「まず、自分の名前が黒板に見えた瞬間、鳥肌が立ったというのは覚えています。『やっとここまで来た!あとは夢に向かって走り出すだけだ!』、そんな感じでした」

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――割と優等生っぽい回答が多いなと思ったんだけど、真面目な性格だと思う?

「進学校育ちで生徒会とかもやってたんで」

――両親はどんな仕事を?

「母が看護師、父はサラリーマンで、普通です(笑)。でも姉の影響が大きいかも。姉がスーパーウーマンで、今はカンボジアで学校建設のために働いています。姉は『運動会でも常に一番!』みたいなすごくアクティブな人だけど、自分はずっとやってた野球も結局補欠だったり、テストで一番を取れるわけでもないし。そんな時に『青春高校』を見つけて、自分の個性を引き出してくれる番組だなと思ったんです。だから、番組に出ることで父や母に『自分もできるんだぞ』というところを見せたいという気持ちがあります」

――「青春高校」に出るようになって、家族や周囲の反応は変わった?

「父は、携帯で『青春高校』をこっそり見てて、アドバイスくれたりします。自分のために時間を作って話してくれることは、以前にはあまりなかったので、そういう会話はうれしいなと思います」

目標は出口くん!? もっとイジられたい

――今は大学生だけど、高校の時はどんな学生生活だったの? 友達は多かった?

「自分は結構フレンドリーというか、いろんな子と仲が良かった方だと思います。体を動かすのが好きなので、野球部でしたが他の部活の子ともサッカーや卓球とかアクティブに遊んでいましたね。体育祭とか学校の行事で上下の学年と絡むことがあったんですけど、先輩とも仲良くしてもらったり、後輩にもいじられたりして。自分的にはそういうのも大歓迎なので、高校時代は楽しかったですね」

――人を集めるキャラなんだね。川谷さんや森田くんたち3期生で遊んだりするの?

「自分は年上なんですけど、2人とも年上感出さずに『杉山~!』とか言ってくれます。花音ちゃんは『ここが良かった。ここがダメだった』とストレートに指摘してくれるので、まだ出会って短い間ですけど何でも言い合える仲になったかなと思います」

――「青春高校」は入学することもひとつの目標だけれど、これからはここで何をやっていくかということも大事。その点はどう?

「目標は、出口(晴臣)くんです! みんなに愛されながら、ひな壇でしっかり番組を盛り上げられるようになれたらなと」

――出口くんが目標ということは、イジられたいってこと?

「そうですね! 真面目なんだけど、意外とポンコツみたいな。自分はたまに的外れなことをするらしいので、そういうのをみなさんにイジってもらいたいです」

――青春高校での今後の目標は?

「まずはしっかり自分を出して『杉山くんって面白い』とか『杉山くんを見てると元気が出る』と言われるようになりたいです。モノマネに頼らずに......」

――"小宮キャラ"じゃなくて、何キャラを目指す?

「う~ん。やる時はやるというか、大切な時はみんなから頼られる、みんなを笑顔に出来るような人間になりたいですね」

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「みんなを笑顔にしたい」という真摯な気持ちと"ド"が付くほどの真面目さが、話す言葉一つ一つににじみ出ていた杉山くん。中井りか先生の「やりすぎるとウケないよ」との指摘により"小宮モノマネ"を封印し、メガネも外してイメチェン中とのこと。芸人になるという目標を持つ杉山くん。放課後公演のチャレンジ企画で挑戦した落語では苦い思いをしたものの、その経験はきっとこれからに生きてくるはず。「青春高校」での次のチャレンジに期待しているぞ!

2019年1月から、無料動画配信サービス「LINE LIVE」では、「青春高校3年C組」を地上波と同時配信!
生配信:https://live.line.me/channels/479

さらに放送当日夜11時30分より、直前のプレトークやLINE LIVEでしか観られない放課後トークも含めた完全版を青春高校3年C組公式チャンネルにて配信!
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