テーマは「豆腐」!? ユニークな題材をリアルに描いた侍の油絵道

公開: 更新: テレ東プラス

2000年4月に放送を開始した「美の巨人たち」がリニューアル! 「新美の巨人たち」(テレビ東京系列 毎週土曜 夜10時)として生まれ変わった。

番組には、又吉直樹、貫地谷しほり井浦新要潤ら、個性豊かなアートトラベラーが毎週登場。従来通り、毎回1つの作品に焦点をあてて深く掘り下げていくと共に、作品を見に行くまでのプロセスや作品と向き合った時の反応なども放送していく。ナレーションは市川実日子が担当。

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5月25日(土)の放送では、誰もが食べ誰もが知る日本的題材をなぜ西洋の油絵で描いたのか? 一人のサムライが作品に込めた情熱...油絵道を決定づけた衝撃の出会いとは?要潤が"油彩画の父"の謎に迫る。

木綿豆腐、焼き豆腐、油揚げ...普通はなかなか扱わない題材を、縦32.5㎝横45.3㎝の麻のキャンバスに描いた油彩画『豆腐』。ひとつひとつが命を宿しているような、とてもリアルな作品だ。

描いたのは、幕末から明治にかけて活躍した画家・高橋由一。『鮭』で知られる油絵の先駆者で、"油彩画の父"と呼ばれています。日本の洋画の歴史は、由一から始まったと言っても過言ではない。

江戸時代、武家に生まれた由一は、新陰流免許皆伝の祖父から、嫡男として剣の修行を厳しく仕込まれた。その傍ら幼少の頃から絵に親しみ、狩野派で学び、絵画の道を歩んでいく。そして20歳の頃、後の人生を決定づける衝撃の出会いを果たす。それは一体...? そもそも由一は、日本的な題材である豆腐の絵をなぜ西洋絵画で描いたのだろうか?

そんな『豆腐』の謎を解くのは、俳優・要潤さん。要さんの故郷、香川県の金毘羅宮にある知る人ぞ知る美術館「高橋由一館」へ向かい、実際に作品と対峙する。そこで浮かびあがってきたのは、油絵という西洋の絵画に人生を賭けた、一人のサムライの凄まじい情熱だった。

【出演者】
旅人:要潤
ナレーター:市川実日子

【音楽】
オープニング&エンディングテーマ:上原ひろみ

【番組公式HP】
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