吉行和子と鶴瓶が語る”熟女の失恋と女好きな映画監督”:チマタの噺

公開: 更新: テレ東プラス

chimata_20190515_01.jpg
【配信終了日:5月 21日(火)】動画はこちら

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。5月14日(火)の放送は、ゲストに吉行和子が登場。

chimata_20190515_02.jpg
「生きるのが大変なの」という吉行からの衝撃のひと言で始まったトーク。趣味もなく周りに話し相手もいなく、仕事がなければ何もないと嘆きます。鶴瓶に「今までで良かったと思う作品は?」と聞かれた吉行は、山田洋次監督との出会いについて語ります。2013年の『東京家族』で山田監督と初めて仕事をした吉行。『男はつらいよ』シリーズにも出たことがなかったため、鶴瓶は「ずっと吉行さんのことを取っておいてたんや」と言いますが、吉行本人は「この世にいないと思ってたんじゃない?(笑)」と冗談で返します。

また鶴瓶は「山田監督はかなり女の人好きですよね」とひと言。吉行は「男性は誰だってそう。じゃなきゃいつまでも元気でいられない。女だって男の人に興味持たなきゃつまんないですよ」と語ります。そんな吉行は、女性同士でやっても楽しいことは男性とする方がもっと楽しいと思っているようです。「男好きなのね」と自負する吉行の好きなタイプは、「自分はモテるとわかっている男性より、ちょっと落ちこぼれ的な男の人」。それを聞いた鶴瓶は「僕も候補ですね」と嬉しそう。

chimata_20190515_03.jpg
吉行に「恋愛をしはったらどうですか?」と勧める鶴瓶。すると、「今はもう相手も困ると思うから、頭の中で妄想恋愛しかしない」と驚きの返答が。20年ほど前に「いいな」と思う年下の男性に「あなたのこと好きだわ」と言うと引かれてしまった経験があるそう。鶴瓶は「その人が本当に引いたのかはわからないけど、『好き』という気持ちは言った方がいいですよ、まだまだ」とアドバイス。

吉行が若かりし頃は「『この人、何考えてるんだろう?』というような人に引っかかった」そう。本当に何考えているのかわからないような人だったので、結局ひどい目に遭ってしまうとか。相手の男性たちが亡くなった今だからこそ話せるといい、「ずいぶん死んだなぁ」としみじみ思うこともあるようです。

chimata_20190515_04.jpg
「最近花粉症になったの」と言い、鼻をかみ始める吉行。今までは、花粉症にならないことが自慢だったのに、最近になって鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状が出始めたという吉行。「これだけみんなスギで苦しんで、スギを切っちゃいけないのかしら」と大胆な提案をします。「日本の偉い人が花粉症になれば『スギなんて切ってしまえ』と言ってくれるかも」と、スギ花粉に悩む1人として切実な思いを語ります。

chimata_20190515_05.jpg
吉行の気になるチマタは、「人につかれた記憶に残る嘘」。「よく人に騙される」という吉行は、もっと騙されやすいというピーコからの紹介で「昭和皇后の料理番」を名乗る男性と知り合ったことがあるそう。「今日は晩餐会なのでピーコさんの家で料理します」などと言うその男性は、話も面白く感じも良い人だったため、その後1年くらい付き合いがあったといいます。しかし、そのうちピーコのもとに「全然違う場所で働いているところを見た」という情報が届き、男性が嘘をついていたことが判明。その後、その男性とは連絡が取れなくなってしまったようです。

また、作品で共演した新人女優に「ハワイ出身だ」と嘘をつかれていた経験もあると話す吉行。鶴瓶も、新人女優に「大きな蕎麦屋の娘」と嘘をつかれたことがあると話します。嘘だとわかってからは消息も不明だとか。

chimata_20190515_06.jpg
「行きつけのお店」について。吉行は中華料理店によく行くといい、1人で行くときは五目焼きそばを食べるそう。「ピーコさん、呼び出さないんですか?」という鶴瓶に、吉行は「あんなの呼び出したらうるさくて食べている気しないから」と答えます。

また、吉行の母・あぐりの話も。朝ドラ『あぐり』のモデルになった美容師の母は、107歳で亡くなったそう。「100歳までは一生懸命親孝行したんですけど、その後は『どうすんのかしらこの人......』って」と母との思い出を語ります。「お母さんは側に吉行さんがいたけど、吉行さんは1人だから......」と独り身の吉行を心配する鶴瓶は、お見合いアプリを紹介。しかし吉行は「もう人と暮らすのは絶対無理」と拒否します。今は仕事をして楽しく過ごすことで十分だそう。

chimata_20190515_07.jpg
この後も、吉行が忘れられない嘘の話が続きます。この日紹介したチマタの噺は「中目黒の桜の下で写真を撮る女性」、「立石の裏道を歩く男性」、「日本酒飲み歩きイベントに参加する男女」、「高田馬場の路地で遊ぶ男性と甥っ子」。

現在、「ネットもテレ東」で配信中です!

PICK UP