5月11日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜 深夜1時45分より放送)では、「芸人ラジオサミット」をお届け。
人気長寿番組の相次ぐ終了や、スペシャルウィークを撤廃する局があるなど、変革の波を迎えているラジオ業界。激動の今だからこそ、次世代を担うラジオ芸人、ハライチ(岩井勇気・澤部佑)、アルコ&ピース(平子祐希・酒井健太)、Creepy Nuts(R-指定・DJ松永)が集結し、ひたすらラジオの魅力について語り尽くします。
「ハライチのターン」の魅力は好き放題やる岩井
ハライチは、コンビでの番組『ハライチのターン』と、岩井のピン番組『ハライチ岩井勇気のアニニャン』を放送中。
毎週『ハライチのターン』を聴いているという劇団ひとりは、番組を「岩井ショー」と表現。「みんな、あいつの話が聞きたい」と絶賛すると、岩井のことが大好きなおぎやはぎも「かわいいもんなぁ」とデレデレ。そんな3人の様子に、澤部は「ここだけ異常に岩井をかわいがるから」と面白くない様子。
『ハライチのターン』の番組構成は、コーナーのあとにそれぞれのフリートークがあり、2人のしゃべりをしっかり聞かせる流れになっています。
劇団ひとりは、最近番組で話した「パンサー向井と飲んでいた澤部が酔った勢いで岩井に電話しブチ切れられた事件」がすばらしかったと絶賛。澤部は酔うと熱く語りたがる面倒くさいヤツになるそうで、岩井が「酔ってする熱い話なんかどうでもいい」とピシャリとクギを刺します。
フリートーク以外のコーナーは、開始当初から続いているのはネコ好きの岩井による「今週のネコちゃんニュース」のみで、長く続いているものはなし。劇団ひとりは、その理由をフリートークでハネた話題にかぶせてリスナーがお便りを送ってくることでコーナー化していくからと説明。「コーナーが毎週成長していくから、1週も聴き逃せないのよ」と番組の魅力を熱弁しました。
ここで、ハライチは番組オープニングを再現。ネコちゃんコーナーで好き放題やる岩井に、ヘビーリスナーの劇団ひとりも「すごいよ、この再現度。本当にあの感じ」と興奮気味。
劇団ひとりとおぎやはぎは、本番かなりギリギリでブースに入ってくる岩井が気になった様子。その理由を聞いてみると「フリートークをより面白くするため、なるべく澤部と顔を合わせない」とのこと。「(話すことが)何もないときはどうするの?}と突っこまれると、岩井は「ウソついてます」と秘密を明かしました。
アルピー「ファルコンファンブチ切れ事件」で大炎上
アルピーは、コンビの番組に加え、4月から酒井のピン番組『チョコレートナナナナイト』(静岡SBS)がスタートし、レギュラー番組を3本も持つラジオ界のプチカリスマ。勢いにのるアルピーですが、劇団ひとりに「酒井は大事なトークは(SBSではなく)TBS(『アルコ&ピース D.C.GARAGE』)に取っておいているって言ってたよ」と暴露されてしまいます。
劇団ひとりから「酒井のラジオの生き生きとした感じ、もうちょっとテレビで出せないか」と言われた酒井は、「それ、よく言われるんですけどね。平子さんもいないから『チョコナナ』は王様やってます」と満面の笑み。
アルピーのラジオといえば、去年起きたスルーできないエピソード「ファルコンファンブチ切れ事件」。おふざけで「アベンジャーズからファルコンを外してみよう」という「ファルコン脱退企画」を発表したところ、アベンジャーズのファンが激怒し大炎上。2人は番組内で謝罪し、なんとか鎮静化してきたところ、矢作から番組に電話が。矢作はアベンジャーズを全く知らないのに「俺は絶対に許さない」などとイジリ、また少し炎上することとなってしまったそう。
ANNパーソナリティCreepy NutsVS佐久間P激突!
R-指定とDJ松永によるヒップヒップアーティストCreepy Nutsは、火曜『オールナイトニッポン0(ZERO)』をはじめ、春から始まった『ACTION』のパーソナリティも担当。実は、スタジオには2人に因縁のある人物が......!?
その人物とは、4月から水曜『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティとなった、『ゴッドタン』佐久間P。
ANN記者会見の際、芸人の三四郎や霜降り明星を抑えて、その場を最も回していたのは佐久間Pだったそう。会見で爪あとを残せず悔しい思いをした2人は「佐久間さんは雇用を握ってるから」と負け惜しみ。さらに、今回自分たちも「雇用を握られた」ことで、「裏方的にも制作的にも権力を握ってる。さらにラジオでリスナーも懐柔しようとするから、マジでたち悪い」と止まりません。
Creepy Nutsも、ANN0のオープニングを再現。ずっとペンを握りメモを取るDJ松永に対し、R-指定は「ギリギリまでタバコを吸っていたい」そうで本番カウント中にブース入り。ここから、TBSのラジオブースは喫煙可能だという話題に。小木によると、伊集院光は他局とTBSからラジオのオファーがあった際、「タバコを吸いながらできるから」という理由でTBSを選んだのだそう。
オードリーの『オールナイトニッポン』のリスナーだったDJ松永は、若林がラップを始めたことに感動したそう。DJ松永は、若林のラップは「本当にヒップホップが好きで、歌詞で笑わせる」と称賛。しかし、同じくラップを始めた酒井は、「ラッパーキャラの憑依芸。滑稽さで笑いをとっている」と非難します。ただ、怒っているのはラッパーのR-指定ではなく、DJの方の松永。それに気づいた酒井は、「お前がいうな!R-指定が言え!」と最もな反論を。
平子が酒井に激怒! 「ピカチュウ事件」とは!?
続いては、それぞれのラジオで起きた事件を紹介し。ハライチは『ハライチのターン』で澤部が「半年かけてオートマ限定免許を取った」と報告したところ岩井に「マニュアル乗れないじゃん」とバカにされて激怒したという事件を紹介。
澤部は必死に取った免許をバカにされたのが気に入らなかったようで、「いまどきマニュアルでガチャガチャやってるの!? ダサッ!」とひたすら岩井に反抗。車が好きなおぎやはぎ2人も断然マニュアル派だと知り、味方がいなくなった澤部ですが、「オートマで死ねるなら本望」と意地を張ります。
Creepy Nutsは「大先輩ディスり事件」。リスナーからのお便りをきっかけに、先輩ラッパーであるZeebraのこともイジってしまったR-指定。後日Zeebraと共演したときに威圧され、土下座で謝ったのだそう。その音源を聴いてみると、イジりの火付け役はDJ松永だったことが発覚しました。
アルピーは「ピカチュウ事件」。免許取り立ての平子は念願の車を購入。酒井に、イエローの車を「ピカチュウ」とイジられ、怒りで頭が回らなくなるほどだったという平子。実際、その車を見てみると......
おぎやはぎらにも、「ピカチュウだね」とイジられ、凹む平子なのでした。
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