謎のブース? 1.5坪の敷地で年商1300万円...儲かる駅ナカビジネスの正体

公開: 更新: テレ東プラス

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現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜夜10時)。5月10日(金)の放送では、ゲストに宇梶剛士高橋真麻を迎え、「儲かる!駅ナカビジネス」をお届けする。

そこで「テレ東プラス」では、番組の中から「2坪未満で大儲け! 狭小アイデアビジネス」をご紹介。

現在、駅ナカで展開している狭小スペース繁盛店の代表格、靴の修理や合鍵作製サービスを提供する「ミスターミニット」。ミスターミニットは2000年より駅ナカでの営業を開始し、現在の店舗数は約150店舗。ちなみに国内で最も売上が高いのが、新宿三丁目の駅ナカ店。年間1億3,000万円! 1坪で1,500万円も稼ぐ計算になる。

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「駅ナカにある狭小店舗でどうしてそんなに稼ぐことができるのか?」ということで、そのヒミツを探るべく、東武東上線池袋駅改札のほど近くにある店舗を訪問。実はこの店舗の広さは約1.7坪。国内にあるミスターミニットの中で最も狭い店なのだ。

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お店にやってくるお客さんを観察していると、靴(ハイヒールのかかと)の修理をする女性、靴磨き、合鍵作製、時計の電池交換など、その内容はさまざま。

お客さんからの多岐に渡るオーダーをこなしているのは、店を切り盛りしているたった1人の店員さん。これらの作業をすべて行っている。

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店員さんにたずねると「入社後、1年間の研修がある」とのこと。座学や店舗でしっかりと研修を受け、各商品の修理技術を学んでいるそうだ。

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そんなミスターミニットは、修理ビジネスで年商が毎年右肩上がり。現在、約180億円を稼いでいる! 小さな店舗でありながらすごい売上げ!

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さらにアイデアひとつで大成功している激狭店がある。モニターには"ekibana"の文字。その上には「痛くありません」とある。

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ブースの中をのぞいてみると...。店員らしき男性が椅子に座った男性の鼻に棒を突っ込み、一気に引き抜く衝撃映像が! 「こんなビジネスが成立するの?」とスタジオの国分太一も驚きの様子。

この駅構内に立つナゾのブースは、鼻毛脱毛専門店「ekibana」。2年前から始まった新たな駅ナカビジネスで、なんと年商1,300万円を稼いでいるという。

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店はパーテーションで2つに仕切られた、わずか1.5坪の敷地のみ!

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さっそく施術の様子を見ると、ライトで鼻の内部を確認し、脱毛用のワックスが付いた棒を鼻の穴へ差し、10秒置いたら一気に抜く! これを左右4回繰り返す。仕事の帰りに立ち寄った男性に感想を聞いたところ、「とてもスッキリ」と大満足な様子。ちなみに1回の施術料金は1,000円。利用客の約8割がリピーターとのこと。

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鼻毛の発毛サイクルは約3~4週間。それに合わせ、お店は4駅を1週間ごとに移動して営業している。4駅を拠点とし、移動することで、リピーターが増え、売上げが上がったという。なんと女性客も増えてきているらしい。

1.5坪で年商1,300万円! 駅ナカは一攫千金を狙える場所なのだ。

「ekibana」の模様をスタジオで見ていた高橋真麻も「一度試してみたい!」と興味津々。ほかにも、ビジネスパーソンを狙って駅ナカに急増している「サテライトオフィスサービス」などを紹介していく。

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