軽減税率ってナニ？ 滝沢カレンが消費税をお勉強

5月7日（火）夜6時55分からは、今年1月に放送し、大反響を呼んだ「滝沢カレンのわかるまで教えてください」待望の第2弾を放送。「滝沢カレンが理解できれば、視聴者みんなが理解できる」という大前提のもと、さまざまなテーマをお勉強する。

そこで「テレ東プラス」では、前回の放送（2019年1月2日水曜）から、「元news　zero村尾信尚が教える"消費税"」をプレイバック。

今年10月に10％に引き上げられる消費税。さまざまな混乱が予想されるその前に"消費税について学ぼう！"ということで教えてくれたのは...。

経済学者・村尾信尚先生。大学卒業後、大蔵省（現・財務省）に入省し三重県の総務局長を歴任。2006年から12年間は「news zero」のメインキャスターを務めた。ダンディーなルックスとわかりやすい解説で人気の村尾先生。

先生曰く「消費税を知らない人が多すぎる」とのことで、消費税の基本的な仕組みと問題点について解説してもらうことに。

カレンにはそもそもの疑問があるようで...。

「100円のモノを買ったら、108円を出すのは"いいです、いいです"っていう感じなのですが、例えば10万円のモノを買った時に11万になっちゃう...あのイヤな気持ちをどうにかしてほしい。100円の時120円払うから、10万円のときは10万円で終わらせてほしい（笑）」とのこと。スタジオでモニターを見ているバイきんぐ・小峠英二が「どういう理屈だよ！」と最もなツッこみを。

カレンの意見に対し、村尾先生は「わからないでもない」と言いつつも、「8,000円は税金としてきちんと納めましょう」とバッサリ（笑）。

疑問1　なんで消費税を上げる必要があるの？

今年の10月から消費税は8％→10％になる、ということは「100円のモノが110円になるのだから計算は簡単になる」と村尾先生。

それに対してカレンは「高くないでしょうか、なんで2円増えたんですか？」とさらに食い下がる。

村尾先生は私たちが支払う消費税は、お年寄りのための年金や、病院の入院費の補助金などに使われていると説明。

「それはどれ位の速さで行くんですか？」という、カレンならではの視点が飛び出すと、村尾先生は、予算について優しく噛み砕いて話すことに...。

政府が足りない財源については、お金がある人から借金をしている（＝国債）という事実についても説明。

続いて、銀行の預金や金利についてお話を続けた村尾先生だったが、カレンは完全にフリーズ！　「もう無理！」とギブアップ状態に！

ということで、一旦ここで整理を...。スタジオを見守っていたおぎやはぎ・矢作兼、バイきんぐ・小峠英二、福田典子アナが、村尾先生にカレンが理解できていないことを確認。どうやら、「国が人に借金」の意味がわからないとのこと。

「僕の責任です」と反省してしまった村尾先生に対し、小峠は「これ以上ないくらい噛み砕いていましたよ！」とナイスなフォローを見せる。気を取り直して次の疑問へ！

疑問2　軽減税率って何？

最近、世間を惑わせている「軽減税率」。これは知っておかないと損をするそう。村尾先生は、消費税は8％から10％になるが、国民が必ず買わなければならないものの税率は8％のまま、と説明。

聞いた瞬間に満面の笑顔になるカレン。どんなものが対象になるのかというと、食べ物や飲み物、生活必需品は8％のままで、それ以外の贅沢品、お酒やレストランでの食事などは10％になるという。これを踏まえてクイズを出題。

「"オロナミンＣ"と"リポビタンＤ"、消費税8％のままなのはどっち？」。出題されるなりヒントを求め、不正解を叩き出すカレン（笑）。

「オロナミンＣは飲料なので8％のまま。ちなみにリポビタンＤは医薬部外品、つまりお薬みたいなものなので10％」と村尾先生。

続いて、「"コンビニの唐揚げをテイクアウトする"のと"コンビニの唐揚げをイートインする"消費税8％のままなのはどっち？」（A：テイクアウト）「日本経済新聞とファッション誌ＪＪ、8％になるのはどっち？」（A：日本経済新聞）などについても考えるが、滝沢はあらゆる疑問を持ち、軽減税率についてどうにも理解できない様子に...。

たくさんのことに素朴な疑問を持つカレンに「選挙に出て」と言い出す村尾先生（笑）。