4月20日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分より放送）では、「スナック眉村ちあき3」をお届け。
悩みや愚痴を抱えたゲストの話を聞いて、店のママ・眉村ちあきが即興で応援ソングを歌い、ゲストの背中を押すという人気企画第3弾。
"お笑い知ってるスタンス"の宮下に、草薙は辟易
1組目のお客様は、ネガティブ漫才が話題を呼び、バラエティ番組でもよく見かけるようになったコンビ・宮下草薙（宮下兼史鷹・草薙航基）。
2人の悩みは「コンビ仲の悪さ」。草薙は、宮下が仕事の合間にずっとダメ出しをしてきたり、同じアパートに引っ越してきて夜中でも「ネタ合わせよう」と訪ねて来たり、あまりのストイックさに辟易している様子。
宮下は、大喜利大会番組の録画を停止しながら見せ、「どの回答が1番面白かったか」「あの回答は技術的に高い」など言ってくるそうですが、実際の大喜利ではそこそこしかウケなかったそう。
このように常に"お笑い知ってるスタンス"をとる宮下は、「草薙はお笑いのことを何も知らずにこの世界に入ってきたから」とその理由を話しますが、草薙的には「芸歴5年になるので、さすがにもう知っている」と反論。2人は子どものようなケンカを繰り広げます。
ここで、草薙がカメラが回っている場だから意見が言えているというため、一度楽屋の風景を再現することに。リアルなトーンでダメ出しをする宮下ですが、途中カメラを意識したのか自分の株を上げるような発言が見られ、草薙は厳しく指摘。
2人の様子を見て、おぎやはぎからは「大したアドバイスをしていない」、劇団ひとりからは「お前のせいで草薙がツッコミをしなきゃいけない状況になっている」と、宮下にダメ出し。
ごもっともな意見に、草薙の前では"お笑い知ってるスタンス"の宮下も、すっかり意気消沈。劇団ひとりから「劣勢であることはお笑い的に美味しいポジション」と言われたものの、宮下は「それを美味しいと言えるほどプライドを捨てきれていない」とアドバイスを活かせず......。そのプライドがコンビ仲の悪さの原因かも？
ここでモノマネを振られたものの、宮下は断固拒否。草薙の助言もありアントニオ猪木のモノマネを披露しますが、やる気が感じられない宮下。そんな中、眉村の「殻を破って！」という声に気合いが入ったのか、宮下は振り切ってモノマネを披露。
その姿に心を動かされた眉村は、涙を浮かべながら即興ソングを歌います。「今ほら、殻を破けたでしょ」というフレーズに宮下も思わず心を打たれた様子。そして最後の「このまま君が笑っていれば、周りも元気になる」という部分で、いがみ合っていた2人もついに笑顔に。
想像以上に心に滲みる名曲が生まれ、2人の心も温まったようです。眉村は「これからも猪木のものまねで人を感動させてください」と応援します。
おたけの新ネタ「セイヤセイヤ」を披露！
2組目のお客様は、ジャングルポケット（おたけ・太田博久・斉藤慎二）の3人。今回の愚痴のテーマは、「ゴッドタン」のせいでおたけが変な自信を持ってしまったこと。
この番組でおたけが書いたネタを3人で披露したことで、太田と斉藤が今まで知らなかったおたけの魅力に気づき始めたというのも事実。しかし、世間では「おたけが作るネタがジャンポケ史上1番面白かった」という声も上がり、自信をつけたおたけは後輩を誘ってライブを立ち上げるまでになってしまったといいます。
おたけには「後輩とネタを詰めて、完成させてから2人に提案したい」という気持ちがあるようですが、まだライブでおたけのネタは披露されていないとのこと。おたけの作るネタは、ジャンポケとは全く違うテイストで、2人にその気はないようです。おたけは「この2人はあのネタの方がハマる芸人なんです」と断言します。
斉藤は「俺はおたけのネタを単独ライブに入れようと言っている」と話します。というのも、太田や斉藤が作ったネタをするときのおたけは浮かない様子になるそう。おたけも「（自分以外が作ったネタのときは）ロボットになっている」と発言するので、ここでおたけが作った新ネタ「セイヤセイヤ」を3人で披露してもらうことに。
見事な「セイヤセイヤ」ネタを見せてくれた3人。時間がない中でのネタ打ち合わせでしたが、びっくりするくらい体に動きが入ってきたという太田。もしかしたら、リズムネタの方が向いているのかもしれません。
そんな様子を見ていた眉村が作りたての1曲を聴かせてくれました。「リズムは世界に全部通用するからさ」というフレーズに、斉藤も「このネタを推していくしかない」と納得。3人を讃えるこの曲は、おたけの心に初めて響いた曲になったようです。
今回の放送は、「ネットもテレ東」で限定配信中です。
