健康に気をつかっている人は多いが、毎日の血圧を測っている人はそこまで多くないだろう。毎日の血圧を測ることで、例えば高血圧の予防などにつながるというメリットもある。
そこで、簡単に血圧が測れるシステムが誕生した。
今回開発されたのは、カメラで血圧を推定するシステム。なんと、カメラの前に立つだけで血圧がわかるというもの。
早速、片渕茜キャスターが試してみた。10秒くらいで血圧が表示され、「早いですね」と片渕キャスターも驚きの表情。
実は人の顔色は常に変化しているそう。体の中で血液が流れると血管がふくらんだり縮んだりして、血管の面積が変わり顔色が変化するという。その微妙な変化から血圧を推定していたのだ。
片渕キャスターの血圧は、上が131、下が81との表示。普段はもっと低いということで、測定器で測ってみると......。
上が99、下が63という結果に。なぜ、こんなに差が出てしまったのか?
開発したシャープ研究開発事業本部の足立佳久さんによると、「ちょっと個人差があって、お化粧で顔色の変化が検出できなくなる可能性がある」とのこと。化粧が測定の邪魔になるというのだ。
化粧をしていない男性だと、このとおり誤差はほとんどない。
「特別なカメラは必要ない」というこのシステム。さらに、テレビやパソコン、スマホでも血圧を測れる未来を想定しているそう。
今後は、「洗面台の鏡の前に立つと朝の健康状態がわかるとか、ロボットを使った見守りサービスを目標に事業化を進めていきたい」と足立さん。
こういった機械やサービスがあれば、もっとカジュアルに自分の健康状態を把握できるようになりそうだ。
【商品名】
非接触血圧センサ
【商品の特徴】
カメラで血圧が分かる
【企業名】
シャープ
【住所】
東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館
【価格】
未定
【発売日】
未定
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