春の新歓シーズン。新入生や新社会人を迎え、みんなでカラオケに行くことも多いのでは？ ここで歌がうまかったら、ポイント高いですよね！
そこで、カラオケマシンの採点で自慢の歌声を競い合う「THEカラオケ★バトル」（日曜日 夜7時54分放送）の人気出演者を直撃。番組9冠の絶対女王・堀優衣さん、U-18四天王の鈴木杏奈さんに、カラオケで高得点を取る方法や、カラオケ人気曲をうまく歌うコツをうかがいました。
カラオケで高得点を取るポイント
【ポイント1】まずは音程を正しく
「音程が正しいことが大前提。『THEカラオケ★バトル』に向けての練習では、毎日のようにカラオケボックスに通って、まずは歌ってみて修正が必要なところを確認して、もう一度歌って点数がどう変わっていくのかを確認して......ということを繰り返しています。
音程が合わなかったら、少しテンポを遅くして練習をして、合ってきたらテンポを上げていくと無理なく歌えるようになっていきます｣（堀優衣さん）
「音程通りに歌えるようになるには練習しかないんです。私も毎日カラオケに通って、ちょっとずつ歌い方を変えながら、この曲にはどの歌い方が一番いいのか研究しています」(鈴木杏奈さん)
【ポイント2】声の大きさ
「音圧も大事。カラオケ採点機に声の大小をチェックする項目はないですが、パワフルな声で歌うと高い点数が出ることも｣（堀優衣さん）
「友達とカラオケに行くと、恥ずかしくて声が小さくなりがちですが、思いっきり楽しんでちゃんと声を出して歌うのが一番。リズムに乗って歌えば点数が上がると思います｣(鈴木杏奈さん)
【ポイント3】抑揚をつける
「採点に『抑揚』という項目があるので、メリハリをつけて歌うことも点数を上げるポイントになります」（堀優衣さん）
【ポイント4】加点で得点アップ
「『こぶし』『しゃくり』などの加点項目があります。『しゃくり』は、音を下から上にグンと上げていく感じ。言葉をグイっと持ち上げるように歌うと加点されやすいです｣（堀優衣さん）
「声を震わせる『ビブラート』を入れると、声を長く伸ばす『ロングトーン』という加点で点数が上がったり、プラスなことが多いです。ビブラートをどうやって身につけたのかは覚えてないんですが(笑)、意識しながら歌っていくうちにできるようになると思います｣(鈴木杏奈さん)
【ポイント5】息継ぎを忘れずに
「元歌と同じ場所で息継ぎをすれば大丈夫。息継ぎのポイントを無視して歌うと、息が持たなくなってしまうので気をつけてください！｣(鈴木杏奈さん)
【ポイント6】聴かせる、魅せることを意識
「採点が関係ないところでは、より感情を込めたり、情景を浮かべて歌うことを意識しながら練習しています。歌詞の意味を理解して、どんな風に歌えば聴いている人に伝わるのかを考えながら歌っています」（堀優衣さん）
「カラオケボックスで歌の練習をするときも、部屋のテーブルや椅子を端に寄せて、そこがステージだとイメージしながら歌っています。お客さんがいると想像して、体を動かしながら歌ったり、手を振ったりもして(笑)。その方がより気持ちが伝わる歌になるような気がします。
画面から歌詞が消える設定にして、しっかりと頭の中にフレーズを入れて歌うことも大事。歌詞を覚えていると安心感があります」(鈴木杏奈さん)
《カラオケ定番曲のアドバイス》
「ハナミズキ」歌唱ポイント
「最初は抑え気味に、サビの部分は大きく歌ってメリハリをつけるといいです。最後のサビは2回繰り返すので、思いきり盛り上げてください。そして、最後の『君と好きな人が～』のフレーズを大事に歌って締めれば完璧です！｣（堀優衣さん）
「残酷な天使のテーゼ」歌唱ポイント
「カラオケで歌うとすごく盛り上がる曲。まずは、楽しく歌うことがポイントです。テンポが良い曲なのでリズムを取ることも大事。早すぎても遅すぎてもダメなので、落ち着いてメロディーを聴きながら歌ってください。
サビ前のフレーズ『羽根があること～』は、ここからどんどん盛り上がっていくところなので、力を入れるとより一層サビでハジけます。みんなにタンバリンを叩いてもらったりして一緒に盛り上がると、ものすごく気持ちがいいですよ｣(鈴木杏奈さん)
もっとうまく歌いたい！ ワンクラス上のアドバイス
【プラスα】歌がうまくなるための練習法ってある？
「2Lのペットボトルの下に数ミリ程度の穴を開けて、それを咥えて息を吐きだしながら歌う練習方法で、かなり肺活量が鍛えられます。あえてきつい状況の中で歌うと、声に"圧"が出るんです。本番前にやると声の出方が全然違います」（堀優衣さん）
「運動も大事なので、家でエアロバイクを漕いでいます。漕ぎながら、めっちゃ大きな声で歌うこともあります(笑)」(鈴木杏奈さん)
【プラスα】のどのケアで気をつけていることは？
「うがいを習慣にしています。水か市販のうがい薬、病院で処方されたものを使うこともあります。のどの調子が悪い時は夜中に母に起こしてもらってうがいをすることも。寝ている時は、唾液が出ず細菌が充満してしまうので効果的です。
お茶は、のどの油分を取ってしまうので、あまり飲まないようにしています。逆に油分補給のために、収録の合間に唐揚げを食べることも。単純に唐揚げが好きということもあるんですけど(笑)」（堀優衣さん）
「空気の乾燥には気をつけています。特に冬は加湿器をめっちゃ強くかけて寝ています」(鈴木杏奈さん)
