腰が持ち上がる!?腰痛を撃退する夢の装具:WBS

公開: 更新: テレ東プラス

パソコン相手に長時間座りっぱなし、運動不足になりがちな現代。腰痛に悩まされている人も多いだろう。そんな腰痛持ちの人にとって救世主になるかもしれない商品が誕生した。

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開発したのは、自身も腰痛持ちという佐賀大学理工学部の中山功一准教授。こちらの装具を着けて椅子に座ると、腰への負担が軽くなるというもの。

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早速、北村まあさキャスターも装具を着けて椅子に座ってみると、「何これ! 腰が持ち上がるような感じです」と驚きを隠せない。中山准教授によると、「座圧軽減装具なのでお尻への圧力が軽くなる」という。

実際に座圧計で測ってみた。

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まずは何もつけない状態で座ると、お尻の中心、2点が赤くなっている。圧力がかかっている赤い箇所は、ちょうどお尻の骨にあたる部分とのこと。

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そして開発品を装着して座ってみると、お尻ではなくパイプ部分が赤くなっているのがわかる。これは、お尻が浮いているような状態になっているということ。

さらに、装着しても苦しさは感じないという。中山准教授は、「(装具を)着けたままご飯を食べても平気」と太鼓判を押す。

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パイプ部分は回して長さを調節することが可能なので、自分に合ったサイズに変えることができる。

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装具を着けて歩くのは目立つし抵抗がある......という人は、このようにジャケットを羽織ってしまえば少なくともパイプ部分は隠せる。

ただ、様々な椅子で試したところ、トイレに行くときだけは外さないといけないそう。

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中山准教授は、今後の展望について「これから暑くなるので、もっと通気性を良くしたい。そして、折り畳み式にしてカバンの中に入るようにしたい」と話している。

20年以上腰痛に悩んでいた中山准教授が開発したこの商品は、腰痛持ちならではのアイデア品。現在、クラウドファンディングで商品化を目指している。

【商品名】
座圧軽減装具 フワット

【商品の特徴】
座ると腰が浮く腰痛撃退装具

【企業名】
佐賀大学

【住所】
佐賀市本庄1

【価格】
定価3万6,000円(税込)

【発売日】
4月15日クラウドファンディング開始予定

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