キャバクラ嬢たちの救世主! 朝倉あきが”セクシー路線”開眼!?:真夜中ドラマ「歌舞伎町弁護人 凛花」

公開: 更新: テレ東プラス

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4月13日土曜深夜0時より、真夜中ドラマ「歌舞伎町弁護人 凛花」(BSテレ東)がスタート! ヒロインの美鈴凛花を演じるのは、女優・朝倉あき。凛花は、六本木の一流事務所に勤める才色兼備のエリート弁護士。ある日、新宿・歌舞伎町で弁護士事務所を経営する凛花の父親が失踪。凛花は父の仕事を引き継ぐことになる。

透明感あふれる朝倉が、美しきヒロイン・凛花を時にコミカルに爽快に華麗に熱演。愛人契約を結んでしまったキャバクラ嬢やストーカー被害に遭うキャバクラ嬢など...弱者の味方となり、悪を成敗していく。

そこで「テレ東プラス」では、主演の朝倉を直撃! ドラマへの意気込みや、気になる休業期間について、また女優という仕事への今の思いを熱く語ってもらった。

実は...あぐらをかいてマンガを読みます(笑)

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――まずは、ドラマの話がきた時の感想からお聞かせください。

「お話をいただいてすぐに原作のマンガを読ませてもらいましたが、凛花は周りから『美人だ、美人だ』と言われていて、すごく自信のある素敵なキャラクターなので、自分ができるのか不安になりました。でも、こんなにも魅力的なキャラクターを私にと言っていただけたうれしさもあり、ストーリー全体の面白さに惹かれている自分もいて、不安9割、みたいな感じでしたけど、"私がやったらどうなるんだろう?"と思いました」

――朝倉さんは"清純派"というイメージが強いと思いますが、今回の役柄は朝倉さんにとってチャレンジになるのでしょうか?

「そういっていただけるのはうれしいんですけど、普段はバーッとしゃべりますし、あぐらをかいてマンガを読んだりするんですよ(笑)。だから、歌舞伎町で仕事をすることになった凛花が『なんでこんなことしなきゃいけないのよ!』と言ったり、彼女の素が垣間見える部分は違和感がなかったです。ただ、これだけ自信たっぷりでカッコいいキャラクターというのは、今まで演じたことがなかったので、そういう部分はどうしようかなと思いました」

――凛花のファッションは体のラインが強調されるものが多いですよね?

「もうそこに関してはすっかり馴染みだしたというか、これでじゃないと違和感があるくらいになっていますけど(笑)、たしかに最初は"どれだけミニスカートになるんだろう"という不安はありました。全体的にも、すごくしっくりくる衣装ばかりなので、彼女の自信たっぷりなところと女らしいところがうまく引き出されていると思います」

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――朝倉さんは、凛花をどのような女性と捉えていますか?

「凛花にとってはお父さんの存在が大きくて、お父さんと同じ弁護士という仕事を選んだのもそうですし、"お父さんに負けたくない"という思いがたくさんあるんです。あと、自分にとても自信があって、その自信を裏づける努力もたくさんしている。すごく愛すべき女性だと思います。彼女が持っている美しさや実力は、本当に自分の力で勝ち取ったものだということが、原作を読んでも脚本を読んでもよくわかりました。地に足が着いた面と、ファンタジーなくらい自信たっぷりな面をあわせ持った素敵なキャラクターです。物語の中でいろんなハプニングが起こるわけですけど、それに反応するのは武田(航平)さん演じる事務所の事務員・牛島さんに任せて、凜花はそれを静かに受けるように...。そんな揺るぎない感じは、お芝居の上で意識しています。そして、最後に敵をやっつけるところでは、しっかりと強く! 彼女は"論"で敵をやっつけるので」

――凛花は高飛車に見えて、弱者に寄り添う正義感の強さがあるのも魅力的ですね。

「そうですね。いざ依頼を受けると、依頼人に心から寄り添える優しい性格でもあって、私はそういう部分にもとても共感できたので、うまく演じられたらと思っています」

エステシーンにも注目してください!

――毎回、凛花がエステでマッサージをされることで何かをひらめくシーンがあるようですが、そこも見どころですよね?

「そういう感じになっております。間違いなく見どころではあると思います(笑)。どういうシーンになっているのかは実際に見ていただいた方が早いと思うんですけど、笑っていただけると思いますよ。このドラマにはシリアスなシーンも散りばめられているので、そこでは息を抜いて楽しんでもらえたらと思います」

――朝倉さんのセクシーな姿が見られる? と勝手に想像しています!(笑)

「はい! 手前味噌ですが、こちらもぜひ楽しみにしていただきたいです。私自身、やっているうちにだんだん楽しくなってきましたが、それと同時に『何やってるんだろう?』という感覚にもなりました(笑)。現場でも、スタッフの皆さんが『俺たち何を撮ってるんだろう? 本当にこれでいいのかな?(笑)」と盛り上がりながら、楽しく撮影しています』。

――このドラマは歌舞伎町が舞台になっていますが、朝倉さんは歌舞伎町にどんなイメージがありますか?

「これまで歌舞伎町に縁がなくて、映画館に行く際、通り過ぎるぐらいでした。でも、この作品に携わってから歌舞伎町についていろいろ調べていくうちに、魅力しかない街だということがよく分かりました。魅力の限度がないからこそ、楽しもうと思えばどこまででも楽しめてしまう。これが歌舞伎町の怖さでもあるんだろうなと。そういう場所で一生懸命生きている人たちはすごいなと思いました。ドラマには、歌舞伎町に関わるいろんなキャラクターが登場しますが、実際に歌舞伎町に住んでいる方にも受け入れてもらえるようなドラマにしなくてはいけないと思いました」

休業期間があったから、今の自分がある

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――朝倉さんご自身の近況についても伺いたいのですが、2014年に1年間休業するという経験をされています。休業期間を経て、仕事への向き合い方は変わりましたか?

「私にとって休業期間は、大きな転換期になりました。休む前は、自分がこの仕事を好きかどうかもハッキリ言えないぐらい戸惑ったり悩んだりしていたんです。でも休みを経て、改めてお芝居に携わるようになると、"この仕事が本当に好きだったんだな"と気づくことがあります。自分を見つめ直す時間がどうしても必要だったので、"あの時間がないまま進んでいたら、今頃どうなっていたんだろう"とも思います。休むことで良くない影響があるんじゃないかという不安はありましたが、迷いはなくて、今はあの選択をした自分を褒めてあげたいと思います。苦しいことや自分が情けなくなることは変わらずありますが、"また明日、頑張ろう!"と思えるようになりましたし、それが私にとってはすごく大きいことなのです」

――その1年間は、それまでできなかったことをやろうと? アルバイトもされていたそうですね。

「そうですね。やりたいことはできる限りやろうと思いました。アルバイトは、本当にちょっとだけなんです。アルバイトと言っていいのか、恥ずかしいくらいで...。ずっと芸能の仕事をしてきて他の仕事を考えたことがなかったので、少しでもそういう経験ができたのはうれしかったですね」

――どんなアルバイトをしていたんですか?

「事務のお手伝いをしていました。会社に勤めることにすごく興味があって...同世代の人と触れ合う機会もありました。それまで自分の社会的感覚のズレが気になっていたんですけど、一般社会がどういう感覚であるのか、よく知ることができて良かったなと思っています」

――その経験が、今回のドラマにも活かされるのではないですか?

「どうでしょう?(笑) 活かせているといいなと思います」

――最後に、このドラマを楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。

「凜花をはじめ、個性的なキャラクターがたくさん登場するドラマです。凛花と、その人たちとのやりとりや、凛花が歌舞伎町に住む人たちにどう寄り添って悪を倒していくかがとても丁寧に描かれている作品になっています。このドラマを通して、皆さんに明日への元気を受け取っていただけたらと思っています」

澄んだ瞳で真摯に語る言葉と姿からは、真っ直ぐな人柄がにじみ出る。ドラマでは新境地を開拓! 「朝倉あきって、こんな一面があったの!?」と、視聴者を驚かせてくれそうだ。

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4月13日土曜深夜0時スタート! 真夜中ドラマ「歌舞伎町弁護人 凛花」(BSテレ東)をどうぞお楽しみに!

【作品概要】
大手企業の顧問弁護士を務め、文字通り六本木の法律事務所「ゴージャス」の花形女性弁護士として活躍する"美鈴凛花(朝倉)"は、父親の失踪をきっかけに手伝った仕事がもとで「ゴージャス」を追われてしまい、歌舞伎町の父親が経営する弁護士事務所で働き始める。自分には六本木のような華やかな世界がふさわしいと、歌舞伎町を毛嫌いしていた凛花のもとに舞い込んでくるのは、ストーカー被害を訴えるキャバ嬢や、殺人の容疑をかけられたホストなど、これまで全くかかわったことのない人々ばかり。経験したことのない依頼にとまどう凛花は、事務員の牛島(武田航平)や後輩の蘭(山地まり)たちと、戸惑いながらも力を合わせ立ち向かい、困っている依頼人を助けていく。

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