芸人界のひねくれ者が集結! さまざまな業界で活躍をしている"若き挑戦者"や"成功者"をスタジオに迎え、その方が成しえたことや近い将来の野望を"ひねくれ目線"や"嫉妬"で検証していく新番組「ひねくれ3」が4月6日(土)夜10時30分よりスタート!
番組レギュラーの"ひねくれ3"こと山里亮太(南海キャンディーズ)、岩井勇気(ハライチ)、小宮浩信(三四郎)の3人と、紅一点の秋元真夏(乃木坂46)が初収録直後に行った取材会の模様をお届け。期待を一切裏切らない男性レギュラー陣3人のひねくれっぷりに注目!
お笑い界随一の"ひねくれもの"が集結!
――収録、お疲れ様でした。第1回目の収録を終えて、いかがでしたか?
山里「『ひねくれ3』ということで、ひねくれた目線で、すごい人の話にどこで噛み付いてやろうかと思っていたんですが......とてもいい話を聞かせてもらい、気づけば最終的に『先生!』と言ってしまう、とても良い授業を聞いたような気分です」
――最初の想定とは違っていましたか?
山里「最初はゲストの方々が帰り道に『来なきゃよかった』『なんでこんなこと言われなきゃいけないんだ!』と思ってしまうような番組だと考えていたんです。でも実際は会話が盛り上がり、すごくいい時間が過ごせました。その証拠に、(収録時間が)30分押してしまうという......」
岩井「ちょっと毒気が抜かれたような気がしています」
山里「そうでもないよ! 毒まみれだよ」
岩井「普通のバラエティ番組だと、浅いところでツッコんで、真意がうやむやになることが多いんですけど(笑)。この番組は、奥の部分まで聞けているんじゃないかと」
小宮「めちゃくちゃ楽しかったです。ただ気になったのは、(入場する順番が)山里さん、岩井さん、僕......っていう並びでね。僕のほうが先輩なんですけどね(笑)」
山里・岩井「いいじゃない!」
小宮「『まただ』と思って」
岩井「世間的には俺のほうが先輩だよ」
小宮「いや、そうなんですけど、『あれ? おかしいな』って思いましたね(笑)」
岩井「三四郎なんてポッと出なんですから」
小宮「ポッと出って言うな(笑)!」
――このひねくれた3人をまとめるのが紅一点の秋元さんですが、楽しみにしていることは?
秋元「バラエティ番組を見ることが大好きなので、今日はすごく楽しかったです。今後は皆さんと雑談できるくらい仲良くなりたいです」
山里「秋元さんは、『この話、ネットをざわつかせんじゃないか』的なことをサラっと言ったりするんですよ」
岩井「言ってましたね」
小宮「衝撃発言ね」
山里「初回から、記者の皆さんがキーボードを叩きたくなるような素敵なワードがぶち込まれましたね(笑)。秋元さんがきちんと仕切ってくれるので、僕らも安心して台本を無視できますしね。ところで、秋元さんは本当に僕たちと雑談したいの?」
秋元「したいです!」
山里「でも、そのうち気づくと思うけど、僕たちスタジオを出た瞬間にやたら無口になるタイプなんで(爆笑)」
山里「あんなにプライドを傷つけられるカンペはないですよ」
――この番組のコンセプトは、「若手で活躍している人をゲストに迎える」ということですが、今後どんな方をゲストに迎えたいですか?
山里「若くして社長さんになった人。例えば、『クラシル』という料理レシピ動画の配信サービスを運営している堀江裕介社長という面白い人がいるんですよ。社長的なカリスマ性がほぼ皆無(笑)。しゃべってみたいですね」
岩井「めちゃめちゃ成功している人だと、ぐうの音も出ないので、俺から見てちょっとだけ下に見える人。『まぁまぁ、頑張りなよ』くらいに返せるくらいの(笑)」
小宮「初回ゲストの箕輪厚介さん(幻冬社の凄腕編集者)に圧倒されちゃったので、あんまり有名じゃない人がいいですね。僕の地元の高円寺にいる、裸足で歌っている若者とか」
山里「来ても困るわ! その人から何を学ぶんだよ! でも、番組で成功のお手伝いをすることはできるかも。いろいろ実験ができる番組だと思うので、チャンスさえ与えれば何か成し遂げるんじゃないかなという人の話を聞いて、『これをきっかけにブレイク!』という回があってもいいかもしれないですね。スタッフさんも僕らに提案することは、そんなにプレッシャーじゃないと思いますしね(笑)」
小宮「さっきもカンペに『僕らみたいな者に付き合ってくれてありがとうございました』って書いてあったもんね」
岩井「書いてあった!」
山里「あんなにプライドを傷つけられるカンペはないですよ」
小宮「歯を食いしばりながら言いましたからね(笑)」
本気で嫉妬しているやつの名前は出さない!
――番組のテーマは、「若い成功者の野望などを嫉妬目線で検証していく」ということですが、最近みなさんが嫉妬したことは?
小宮「やっぱり(初回ゲストの)箕輪さんに嫉妬しちゃいました。すべてをモノにしている。あれで全然モテないとかだったら共感できますけど、めちゃくちゃ綺麗な奥様もいらして...。他にも女性がいるらしいですけどね(笑)」
岩井「そんなこと言ってないよ!」
小宮「ちょっと嫉妬しちゃいましたね」
岩井「以前、相方(ハライチ・澤部佑)に『岩井って、ちょっと優しくしただけで、めちゃくちゃ優しいって思われるからいいよな』的なことを言われたんですけど、いやいや、普段から優しいって思われる方がいいだろう(笑)」
山里「岩井は、澤部に嫉妬することはあるの?」
岩井「(少し考えて)澤部が出ているバラエティ番組を見ていて、『ああ、この場所に俺は行きたくはないな』と思ったりすることはありますね」
山里「一応、『澤部、がんばってるな』とは思うんだ?」
岩井「いや、『(あの場にいるのは)やっぱり俺じゃないな』って。嫉妬ではないですね」
山里「僕は基本的に、結婚していく後輩全員に嫉妬していますね。お笑いナタリーのニュースを見て、『チッ!』って。あと、若くして成功した人にはやっぱり嫉妬しちゃいますね。『別にテレビの世界で生きていこうとは思っていませんから』的なことをテレビで発言する若いコメンテーターが褒められている時とか、嫉妬しちゃいますね」
岩井「イケメンだったりした場合、『ふざけんなよ!』と思うことはある(笑)」
山里「嫉妬といえばアイドルは大変だろうね?」
秋元「乃木坂46ですと、ミュージカルで活躍している生田絵梨花ちゃんは、歌もダンスも上手で、しかもバラエティに出ても面白い、なんでもできる子なんですよ。なので、彼女がバラエティ番組に出ているのを見ると、思わずチャンネルを......変えちゃいます(笑)」
小宮「すごい嫉妬だ!」
岩井「でも、それを正直に言えるっていうのはいいですよね。嫉妬し過ぎて言えないヤツもいますからね」
山里「僕たち3人は『そいつの名前を出すと、そいつのプラスになるんじゃないか?』っていう人の名前は、誰も出さなかったからね(笑)」
(岩井・小宮が同意)
岩井「本当のヤツは言わない!」
小宮「記事にして欲しくないからね」
山里「嫉妬しているということは負けを認めているということになるので、絶対に言わない。今、3人いるけどね(笑)」
山里亮太の卑屈さに一同驚愕!
――3人の嫉妬心がすごかったんですけど、この中で一番ひねくれているのは誰だと思いますか?
山里「ひねくれすぎているのは岩井じゃないですかね」
小宮「確かに」
岩井「俺、そう思われがちですけど、そんなことないと思いますよ。正論を言い過ぎて世の中から『腐ってるな』と言われてるだけなんですよ。世の中が間違ってる」
山里「ね、この感じ! 僕と小宮の言う通りでしょ?」
岩井「山里さんが一番卑屈ですからね。自分の中に『殺すメモ』みたいなものがあるんでしょ?」
山里「それはみんな書くだろうよ!」
秋元「書かないですよ!」
山里「書かないの? 嫌なことを言われた時に、その人の名前とセリフを書いておけば、逆襲できるタイミングが絶対来るんだから。その時にその人の前でセリフを読み上げてやるんだよ」
秋元「怖い......」
岩井・小宮「絶対そんなもの書かないですよ。やめてくださいよ」
山里「常時5人はいる。その5人の中には、12年前に僕に嫌なことを言ったヤツがいるんだけど、その人に何をされたかを、昨日されたくらいのテンションで話せるよ!」
岩井「全然、鎮火してないですね(笑)」
小宮「山里さん、先輩に対してこんなこと言うのもなんですけど、ホントに売れてよかったですね(笑)」
山里「秋元さんはどう思う?」
秋元「今日、お話した感じだと、岩井さんかな?」
岩井「最近、『正しいことを言ってはいけない』みたいな風潮があるじゃないですか。正しいことを言うと『不器用』って言われがち」
山里「この番組ではそういうのはナシで!」
岩井「そういった間違った奴らを粛正していきましょう!」
山里、岩井、小宮と、お笑い界の"ひねくれ猛者"たちが集結する新番組『ひねくれ3』。成功を手にしたゲストを前に、彼らのひねくれ目線から、どんな生きるヒントが飛び出すのか? 4月6日(土)夜10時30分からの放送をお楽しみに!