ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。
3月11日(月)の放送は、千葉県匝瑳市で昼めし旅。この時期旬を迎える匝瑳市の名物といえばハマグリ。凝縮されたうま味と香ばしい匂いがたまらない焼きハマグリはもちろん、濃厚な出汁が出る汁物もおすすめ。そんな匝瑳市でご飯調査するのは、アフロヘアががトレードマークの朝の顔・副島淳さん。早速、ご飯調査を開始!
サーファー御用達!定食屋の豪華まかない
海辺で調査を行なうと、サーファーたちの元気の源であるボリューム自慢の定食屋があるとか。早速、その定食屋さんへ向かうことに。
こちらが海鮮料理を提供する定食屋「岩沢」。
お店の自慢、ジャンボ海鮮かき揚げ丼を頼んだ副島さんは、そのボリュームに驚き!
こちらの海鮮丼、サクっとした食感にするため、衣と具材を混ぜすぎないのがポイント。具材は、イカ・エビ・ホタテ・タマネギ・ミツバ。直径20センチ、厚さ5センチと超ビッグサイズです。創業時からつぎ足されてきた秘伝のたれをたっぷりかければ出来上がり。甘めの味つけでご飯がすすみます。このボリュームでリーズナブルなお値段なのもうれしいですよね。
「エビの香りもすごいし、タマネギが甘くていいアクセントになってる。うまい!」と副島さん。お店のまかないも気になる......ということで、店の女将・岩沢美代子さんと料理人のご主人・芳男さんにご飯交渉します。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
すぐに快諾してくださいました! 今日のまかないはサワラの煮つけとお浸し。
カツオ出汁とみりん・酒・醤油・砂糖を煮立てた鍋にサワラを入れて、レンコンや生姜と共に10分ほどじっくり煮込めばサワラの煮つけの完成! 脂がのった身に、甘辛い味つけがしみ込んだご飯が進む一品。
こちらが岩沢のまかない。
さっぱりとした口当たりがあとをひく、甘酢に漬けたイワシの南蛮漬け。
「岩沢」は、ご夫婦と息子さんたちで切り盛りする家族経営のお店。これからも家族で力を合わせて、お店を盛り上げてください!
ひかりねぎのフワトロかき玉汁
畑で農作業している女性を発見。ブランドねぎを収穫しているという塚本和枝さんに話を伺うことに。
こちらは、ひかりねぎという匝瑳市の隣町・横芝光町の名産品。生で食べられるほどの甘さが特徴です。ご飯を見せてもらうお願いは断られてしまったものの、貴重なひかりねぎをたくさんお土産にいただきました。ねぎを携えて、ご飯調査続行!
日も落ちてくる中、今度は住宅街を歩く副島さん。明かりがついているガレージで男性を発見しました。帰宅したばかりの林三男さんに声をかけると、一緒に住んでいるお姉さんの利子さんを呼んでくれました。早速、例のお願いを...。
「あなたのご飯、見せてくださ~い」
突然の訪問にもかかわらず、交渉成立! まずは、先ほどいただいたひかりねぎを使って一品。
1.カツオ出汁を入れた鍋にひかりねぎを投入。
2.塩とめんつゆで味つけし、仕上げに溶き卵を回しかければ完成!
続いて時短の一品。
1.銚子産の春キャベツを刻んでポリ袋に入れ、レンジでチン。
2.水気を切ってピーナッツと砂糖を入れて和えれば、春キャベツのピーナッツ和えの出来上がり。
キャベツは短時間蒸すとビタミンCがより多く残るのだそう。
こちらが林家の晩ご飯。
鮭とタマネギのマヨネーズ焼きも並びます。
家族の大好物であるかき玉汁は、トロトロになった甘み抜群のひかりねぎが入っていて「おいしい」と大評判。
副島さんもいただくことに...。
春キャベツのピーナッツ和えをひと口いただいた副島さんは、「甘い!」とビックリ! ピーナッツの香りが漂い、キャベツそのものの甘みとやわらかさが感じられるそう。
これからも家族仲よく過ごしてくださいね。ありがとうございました!
「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。