好きな具材をはさんで焼いたらたいてい何でも美味しくなる(でも時にはハイカロリー)"悪魔の食べ物"「ホットサンド」。直火式のサンドメーカーを使って、アウトドアでホットサンドを楽しむ人も増えています。今回は缶詰を使って、様々な悪魔のホットサンドを作ってみました。さて、ベストヒットホットサンドの称号は誰の(何の)手に?
ホットサンドの基本的な作り方
今回は直火式のホットサンドメーカーを使用しましたが、基本的な作り方は電気式のものと同じです。
(1)食パン2枚を用意し、それぞれの片面にバターを塗る。
★Point→食パンは10枚切りや8枚切りの厚さのものがおすすめ。耳を切り落としたサンドイッチ用パンでなく、必ず耳付きの普通の食パンを使用しましょう。
(2)バターを塗った面を下にし、ホットサンドメーカーにセットします。
(3)パンの上に好きな具材をのせます。
★Point→具材が多すぎるとサンドした時にはみ出るので注意。四辺に少し空間を残しておくと、焼いた時に食パン同士がしっかりくっつきます。
(4)バターを塗った面が上になるようにして食パンを重ねる。
(5)ホットサンドメーカーからはみ出ない程度の火加減(弱火~中火くらい)にし、両面きつね色になるまで焼いたらできあがり!
缶詰の中身をそのままinして簡単ホットサンド
まずは何もアレンジせず、缶詰の中身をそのままサンドしておいしいものをご紹介します。
●カレー缶
数年前にブームになり、すっかり定着した感のあるカレー缶。サンドすることで手軽にカレーパンを楽しめます。
洋風の味付けの缶詰は、食パンとの相性バッチリ。具材がゴロゴロ大きくて食べ応えがありますね。
グリーンカレーなどいろんな種類のカレー缶を試して食べ比べしてみても楽しいですよ。
●ミートソース缶
パスタやグラタン、ドリアなど、いろいろ使えるミートソース缶をサンドしてみました。
好みで粉チーズをかけても美味しいですよ。
鉄板の美味しさ!子どもから大人まで誰からも愛される味です。
●洋風サバ缶
鯖缶といえども、洋風の味付けがしてあることで、パンとの相性がよくなります。今回は、レモンバジル味のものを使用しました。
サバの身はほぐしてパンにのせます。
サバとパンがこんなに合うとは...!意外とさっぱり、しかし深みのある味わいが癖になり、いくらでも食べられそうです。
チーズ×魚缶は鉄板の美味しさ!
和風魚の缶詰は、チーズを合わせると一気に食パンとの相性がグーンと高まります。
●さんまの蒲焼き×チーズ
さんまの蒲焼き缶
そのままドーン!食パンに対してちょうど良い大きさです。
とろけるチーズをトッピングします。
チーズをのせることで、和食だったさんまが洋風サンドに大変身!さんまの蒲焼きにチーズ!?と敬遠せずぜひ試してほしいです。
さんまの蒲焼きの場合はそのままでもサンドはできますが、食べにくいと感じる方もいるかもしれません。事前にスプーンやフォークで身をほぐしておくとより一層食べやすくなりますよ。
●焼き鳥×チーズ
チーズは肉系缶詰との相性もピッタリ!そのままサンドしてもおいしい焼き鳥缶にチーズをプラスすると、悪魔の食べ物に大変身!
こちらの商品を使用。
焼き鳥の上にチーズをのせます。
ひと口食べてびっくり!焼き鳥にチーズはおいしいだろうと思っていたものの、想像の500倍おいしかったです。焼き鳥のまろやかなタレにとろけるチーズが合わさることで、悪魔のホットサンドの完成です。
缶詰2つ使いで楽しむホットサンド
何もサンドする缶詰は1つだけと決まっているわけではありません。工夫次第で、2つ以上の缶詰を使ったサンドが楽しめます。
●ツナマヨコーン×韓国のり
ツナ缶とコーン缶をマヨネーズと合わせ、韓国のりと一緒にサンド。
海苔をサンドすることで磯の香りがプラスされ、ひと癖あるサンドになりました。もちろんツナマヨコーンだけでも十分美味しいですよ!
いいことづくめの缶詰ホットサンド
缶詰を使ったホットサンドは、従来のサンドに比べ、いいこと尽くめ。
・洗い物が少ない!
缶詰の中身をそのままパンにのせればいいので、洗い物を最小限に抑えることができます。時間がないときの朝食にもピッタリですね。
・味付けの必要がない!
ベースとなる缶詰は当然ながらすべて味付け済み。しかもどれもおいしいので間違いなしです。もちろん、コショウを振りかけたりマヨネーズやチーズを使って、アレンジOK!いろいろな味を楽しみましょう!
・火の通りの心配がない!
缶詰は開けてそのまま食べられるのが最大のメリット。生ものではないので、火の通りを心配する必要がなく、短時間での調理が可能です。
美味しいだけでなく、たくさんのメリットがある缶詰ホットサンド。ぜひいろいろ試して楽しんでみてくださいね!