会社は誰のモノ?日産・ルノー「権力闘争」を独自取材:ガイアの夜明け

公開: 更新: テレ東プラス

現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー番組ガイアの夜明け(毎週火曜夜10時)。3月5日(火)の放送で取り上げるのは、「会社は誰のものか?」という企業の大命題。激しさを増す日産自動車とルノーの主導権争いを独自取材で追いかけ、経営者や投資家、国益も絡む企業経営の内幕を明らかにする。

ルノー新会長が緊急来日!トップ会談の重要証言を入手

日産の前会長、カルロス・ゴーン被告が東京拘置所に収監されて3ヵ月が過ぎた。一貫して無罪を主張しているゴーン被告だが、塀の外では日産、ルノー、そして日仏両政府の思惑が激しくぶつかり合っている。

ゴーン被告に代わってルノー会長の座に就いたのは、仏のタイヤメーカー・ミシュランの最高経営責任者(CEO)であるジャン=ドミニク・スナール氏。2月14日に緊急来日したスナール氏は、日産の西川廣人社長、三菱自動車の益子修会長らと話し合いの場を持った。取材班はこのトップ会談の詳細について、周辺の関係者からいくつかの重要な証言を引き出すことに成功。

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トップ会談に、三菱商事、三菱重工、三菱UFJ銀行の首脳陣も列席させた三菱グループが、存在感を示し始めたという。さらに、フランス政府関係者が取材班に語ったスナール氏の "思わず漏らした本音"など、トップ会談の水面下で行なわれていた駆け引きを紐解いていく。

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物言う株主・村上世彰氏に密着

さらに番組は、かつて"物言う株主"として名を轟かせ、「会社は誰のものか」ということを世に問うた村上世彰氏に密着。2006年に企業買収にからむインサイダー取引で逮捕されるなど平成の世を騒がせた大物投資家が、出光興産と昭和シェルの経営統合をめぐる騒動で昨年久々に表舞台に現れた。その村上氏が今注目している問題が明らかになる。

経営陣の不祥事やトップ交代を機に浮かび上がる、企業の覇権争いの数々。その裏側に肉迫する「ガイアの夜明け シリーズさらば平成 君は夜明けを見たか② 会社は誰のものか」は今晩10時から放送。どうぞお見逃しなく!

シリーズ第1弾「緊急取材!"ゴーン失脚"の真相」を見るなら、ビジネスオンデマンドへ!

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