ランキング最下位のテニス選手...年収50万からの逆転劇とは?

公開: 更新: テレ東プラス

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あるジャンルの最下位に位置する"ビリーちゃん"にスポットを当て、彼らの内に秘めた野望、さらに逆転劇を追う「逆襲のビリーちゃん~最下位に学ぶ人生の歩き~」(第2回目は、2月25日月曜深夜0時12分放送)。"ビリ"だけど前向きに生きる"ビリーちゃん"の姿に勇気づけられる新感覚のドキュメントバラエティだ。今回は、2月18日(月)に放送した「ランキング2050位のテニス選手」の内容を紹介!

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名古屋市内のテニスコートに現れたのは、スラっとした爽やかな好青年の脇田俊輔さん。男子テニス協会が決めた公式戦で成績を残すとそのポイントによって順位がつくシステム「ATPランキング」で、最下位である2050位(1ポイント)にランクイン。(※取材時)

そう! 彼が今回のビリーちゃんなのだ。

ちなみに、ランキングの1位は9045ポイントを獲得したノバコ・ジョコビッチ選手で、日本人で初めてトップ10入りした錦織圭選手は、3590ポイントを獲得し9位。

笑顔で「今はビリですね!」と答える脇田さんですが、「側から見たら全然ダメだな~と思うかもしれませんが、1ポイント取ることも難しい。2050位でもスゴイことを知ってほしいです」とコメント。穏やかな口調ながら、秘めた闘志が伺えます。

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現在セルビアに拠点を置き、単身テニス修業に打ち込んでいる脇田さんですが、年収はなんと50万円! 海外での生活費をはじめ、コーチや移動代など試合に出場するだけでも膨大なお金がかかるはずですが...。

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脇田さんは、いったいどうやって生活しているのか...。その理由を探るべく実家に伺いました。立派な玄関を入った先には、高級なお酒がゴロゴロ。見るからにお金持ちそうな雰囲気が伝わってきます。

気になる脇田さん両親の職業は...? お父さんが泌尿器科の開業医でお母さんは眼科の開業医。「お金は全部出している!」というご両親の支えで生活していることが判明します。

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ここで、脇田さんのセルビア仕込みの実力を見せてもらうことに。世界最速は、サム・グロス選手の260㎞というサーブのスピードを測定します。「めっちゃ遅いです...」と語る脇田さんのスピードは152㎞。お次は、「サーブはイマイチでも、大切なのはコントロール!」ということで、コートの端に置いた筒に10球以内でボールを当てられるかに挑戦!

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結果は一球も当てられず......。「惜しいのは何本かあるんですけど、悔しいですね。調子いいときは、バンバン当たるんですよ!」と言う脇田さん。

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ここで、脇田さんがなぜプロテニスプレーヤーを目指したのかを紹介。医学部進学率№1の名門・東海高校に進学した彼は、テニスでインターハイに出場するも、ベスト16が精一杯。それでも、慶応大学にテニスで入るという話があったそう。しかし「それではプロになれない、海外でやらせてくれ!」とご両親にお願いしたと言います。

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「子どもの頃から何よりもテニスが好きだった」という脇田さんは、家族旅行で訪れたスキー場にもテニスラケッットを持参。医学部に通う妹さんは、「スキー板を乾かす場所で、一人で素振りをしていた」と振り返ります。そんな脇田さんの熱意に打たれたご両親は、「行きたいなら行かせてあげたい。そう家族で相談して決めました」とコメント。

家族の期待を背負い、「ビリだろうとランキングに入ってなかろうと諦める気はない」と語る脇田さんですが、彼の逆襲は、ここから始まります!

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なんと、ダブルスの試合に出場して準優勝したのです! 脇田さんがインターナショナルの試合で準優勝するのは初めてのこと。タブルスランキングでは、1658位中、949位に!!(※取材時)

「親に迷惑かけずにサポートなしで1年生活し、次に繋げられる...そんな感じになりたいです」と野望を語る脇田さんの逆襲は、今始まったばかり! 錦織選手、大阪なおみ選手に続き、脇田さんが世界を舞台に活躍する日を心待ちにしています。

そして、2月25日(月)深夜0時12分放送の「逆襲のビリーちゃん~最下位に学ぶ人生の歩き~」では...。

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▼全然売れないマニアック雑誌出版社。異彩を放つ狩猟専門誌「けもの道」に注目。新たな読者を取り込むべく斬新な企画を次々と生み出し逆襲を図る様子に密着。

どうぞお楽しみに!

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