話題沸騰! 秩父発”豚肉グルメ”:昼めし旅~あなたのご飯見せてください

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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2月15日(金)の放送では、西武鉄道に乗って終点・西武秩父駅で降り、昼めし旅。駅を降りると、秩父の象徴とも言える武甲山が。武甲山では、明治の頃からセメントの原料となる石灰の採掘が開始し、その石灰の輸送のために鉄道が開設されました。それが現在の西武秩父線。それでは、武甲山の麓で暮らす人々はどんなご飯を食べているのでしょうか? 若手俳優・平田雄也さんが調査します。

すべて自家製! 漬物オールスターズ

「ご当地名物・わらじかつ丼」ののぼりに惹かれて、蕎麦屋に入った平田さん。

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蕎麦屋さんですが、オーナーの笠井まり子さんによれば、「わらじかつ丼」が一番人気だそう。秩父名物のわらじかつ丼は、左右のわらじに見立てて薄めのカツを丼ぶりに2枚乗せるのがポイント。市内でも提供するお店が10店舗以上あり、たれは店によって違います。こちらのお店は、鶏ガラスープと醤油ベースのそば出汁、砂糖とみりんで作っています。

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おいしいわらじかつ丼を食べさせてもらったところで、笠井さんに例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」

ちょうどこれからまかないの昼ごはんということで、交渉成立!

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秩父の白菜で作った手作りの白菜漬けはランチでも提供している一品。塩で5日間漬けたたくあんもお皿に盛ります。

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同じく七味も笠井さんの手作り。母親から教わった方法で、ゆずやオレンジ、鷹の爪などを干して作っています。風味豊かでお店でも評判だとか。

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さらに取り出したのは味噌と酒粕で漬けたキクイモ。

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キクイモとは生でも食べられる根菜。食物繊維が豊富で、今、スーパーフードとしても注目されています。

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赤カブの漬物も自家製。塩と三杯酢で一日漬けたもの。

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こちらが本日の笠井さんの昼ご飯。まさに漬けものオールスターズです。すべて自家製!

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キクイモの漬物をいただいた平田さんは、「食感がいい。酒粕がきいてますね」と感想を。
白菜の漬物は七味をかけていただきます。お手製七味は「辛味が強くなく、ゆずやみかんの皮の酸味が活きている」ということで、白菜にとっても合うそう。

お店を訪れるのは東京からの観光客が多く、秩父の新鮮な野菜を出すと喜ばれるといいます。「手作りで続けていきたい」と笠井さん。お店を末永く頑張ってくださいね!

寒い秩父の郷土料理・豚肉の味噌漬け

夜になり、住宅街を歩いていると一軒家の前に親子を発見。お話を聞いたのは、この家でご主人と2人の息子さんと4人で暮らしている石川春香さん。3歳の息子さんが、平田さんも出演している『ウルトラマン』の大ファンだそうで、これは好感触の予感! 早速、例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」

仕事でまだ家にいないご主人に電話で確認してもらい、交渉成立!

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おばあちゃんの家で作っているしいたけを使って野菜炒めを作ります。子どもが食べやすいように小さめにカットするのがポイント。

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頂きものの豚肉の味噌漬けを焼いていきます。豚肉の味噌漬けは秩父の郷土料理。山に囲まれ、冬の寒さが厳しい秩父では保存食として親しまれてきました。

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こちらが石川さん家の本日の晩ご飯。ちぢみホウレンソウの胡麻和えや、焼き魚も並びました。子どもにはから揚げも。ご主人の帰宅を待って、家族そろってからいただきます。

ご主人の憲彦さんは、職場がある新宿まで特急レッドアローで2時間かけて通勤。子どものために、自然豊かな秩父に住み続けているそう。これからも家族仲良く過ごしてくださいね!

「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。

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